昨日は、表紙は業者に頼もうというところまでだったかな。そんで「ココナラ」というサイトで探し始めたんだった。これが土曜日の15時くらいのことだ。
10分後には、よしっ、この人に頼もうという人を見つけた。無収入なもんでお値段のことを第一に考えて決めたのだが、自己紹介の文章に好感を抱いたのも事実だ。早速購入のお願いをしたところ、すぐに返信が来た。それが15時30分。展開が早いな。
hanami様 この度はご購入いただき誠にありがとうございます。 詳細決まられましたら、教えてくださいませ。 引き続き宜しくお願い致します。
■ 購入にあたってのお願い
まずは下記内容に沿ってご連絡ください。
- メインタイトル
- サブタイトル
- 帯の有無: ▶︎有りの場合、帯に記載の文言:
- 著者名
- 挿入イラスト・写真
- 書籍の説明文、前書きなど内容の一部がわかるもの、または全文
- 希望表紙サイズ 通常、Kindle電子書籍は1600×2560pxです。
- 希望納期:(通常10日〜14日程※お急ぎでしたらオプションをご利用ください)
- 想定している読者層/ペルソナ像
- 参考にしたいデザイン(ご用意していただくと、よりイメージに近い表紙が作成可能です)
- 納品形式(JPG or PNGorPDF) 何か疑問や質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 あなたの作品が輝くために、最後まで全力でサポートさせていただきます!
これを読んで僕はビビッてしまった。だってなんも考えてなかったもん。でも、ゆるい気持ちで出版しようとしている自分を戒め、とにかく書けるだけ書いてみようと思った。それで書いてみたのがこれだ。↓↓↓ お知らせが来て大体20分くらいで書いた。
初めまして。 何にも分からないまま、電子書籍を出版したいという思いだけでメールしています。 自分がやっているブログ(「hanami1294のブログ」)の先月分(2025年4月)を電子書籍にして出版したいと考えています
- メインタイトル・・・STILL ALIVE
- サブタイトル・・・考え中です
- 帯・・・無
- 著者名・・・hanami1294
- 挿入写真・・・下に貼り付けました(←こんなのを表紙にしていいのかも分かっていません)
- 書籍の説明文・・・書籍の「はじめに」を下に貼り付けました
- 表紙サイズ・・・通常通り
- 希望納期・・・特に設定していません(慌てていません)
- 読者層/ペルソナ像・・・うーん・・・40代以上の男女、精神疾患持ちの人、ロック・ミュージック好きな人
- 参考・・・特にありません
- 納品形式・・・これもよく分からないのですが・・・初心者はJPGでしょうか?
昨日の記事を読んでくださった方は、「おいおいタイトルが変わってるじゃねーか」と思ったかもね。なんかね、「空が落ちてくる」じゃあ、暗すぎるかなって思っちゃったんだよね。そしたらまたすぐに返信が来た。土曜日なのに申し訳ない・・・。
詳細ありがとうございます。 電子書籍出版を決断されたとのこと、とても素敵ですね! 後ほど詳細確認し、こちらからいくつか質問をさせていただきます。 宜しくお願い致します
ブログを拝見させていただきました。 ご病気、大変ですね。 そんな中電子書籍を出版されるとのこと、、、。 精一杯サポートさせていただきます!
【1.タイトルに関して】 決定後に制作に入らせていただきます。 この本の内容を表すタイトル、何を伝えたいかなどを書くと、手にとっていただきやすいかなと思います。一緒にタイトルを考えることも可能です。その場合はオプション追加で対応します。
【2.使用写真について】 顔のアップを載せる、というよりかは、 本の内容に沿ったイラストを載せるのがいいような気がします。 例えば、ギターのイラストを載せる、男性の後ろ姿、など。 なにを1番伝えたいかがわかればこちらでフリー素材からお探しできますがいかがでしょう?
・ブログを書籍化することで 何を伝えたいか、どう感じてほしいかが肝だと思います。 ちなみにこの出版をするにあたり、 ゴールはどのようにお考えですか? 集客だとか、なにか書籍を通じて認知を広げたいとかおありですか? 電子書籍表紙の制作以外のサポートもできますので
これを読んでさらに僕はビビった。何を伝えたいか?どう感じて欲しいか?うーん・・・ごめん。あんまり深く考えていなかった。甘い、甘いぞhanami。と更に自分を叱咤激励し、次のように返信した。
土曜日なのに、早くに対応していただきありがとうございます。
・タイトル・・・精神疾患と付き合いながらも何だかんだ言ってじたばたしながら生き
ている一人の男がいるっていうことを伝えたいです。オプションで一緒にタイトルを考えていただけるとありがたいです。
でも「双極性障害を抱えながら・・・」みたいなタイトルよりかは、もう少し文学的っていうか抽象的なタイトルにしたいと考えております。だから「なんだかんだ言って俺はまだ生きてるぜ」→「スティル・アライブ」と考えました。
・イラストを載せる、でお願いします。ブログの内容が散漫なので、例で言うと後ろ姿の方がいいと思いました。
・PNGのことはよく分かりませんが、それでお願いします。勉強します。
・何を伝えたいのか?どう感じて欲しいのか・・・伝えたいことは①に書きました。どう感じて欲しいのかについては、正直分かりません(すみません)。
苦しんでいる人を励まそうとか、頑張ってるんだねとかを分かってほしいというよりも、精神疾患の人も普通に日常を生きてるんだ、とか音楽マニアの人にふーんそういう視点もあるんだとかを感じてもらえば嬉しいです。
本当は音楽とか病気の話題に絞って(記事を)再構成する方がいいのだろうとも思いましたが、記事をそのまんま書籍化したいと思いました。
・ゴール・・・できれば継続して出版したいと考えております。6月になったら5月編を出版したいですし、過去記事も何らかの形で出版したいと考えております。
・集客、認知を広げる・・・特に考えておりません。自分のブログで出版についての経緯を書いて宣伝しようとは思っています。
・なんか伝わりにくいことばかり書いてすみません。こんなぬるい考えで出版なんてできんよ、ですかね?
・因みにこういうやり取りをしている最中だっていうことをブログに書いてもいいでしょうか?名前は出しませんので。
ここまでが土曜日のやり取りである。僕としては、頑張った方である、と思いたい。いやー、いかにゆるい気持ちで文章を書いてきたかを思い知っちゃった。ブログってただの独り言なんだな。確かにそうなんだけど。改めて僕の文章を読んでくれている人に感謝、である。
そして日曜日の朝にパソコンを開くと次のようなメッセージが入っていた。
おはようございます! また後で詳細確認してゆっくりお返事させてくださいね! 感情が沢山あって当たり前なので、むしろいろんな感覚持ってあってとても素敵だと思います。
みんなに読んでほしい、と言うよりかは 生きた証を残したいみたいな感じですかね?
結構ブログの読者さんいらっしゃいますよね?
もちろんブログで書いていただいて構いません😌
僕は、こう返信した。
・「生きた証を残したい」という言葉を見て確かにそれはあるなあと思いました。今頃気づくなんてトホホですが。 ブログの件、ありがとうございます。
俺は「生きた証」として本を出版したいのか。そうかもしれない。いや、きっとそうなんだと思いながら日曜日を過ごした。一体どんな内容なら生きた証になるのかを考えながら。
今日はここまで!それでは。