hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「監獄ロック」3選プラス1

「監獄ロック」(Jailhouse Rock)は、エルヴィス・プレスリーが1957年に発表したシングル曲である。海外でも国内でもいろいろな人がカヴァーしている。僕は少年時代に聴いたことがある(はずだ)が、「ふうん、何だか(思いっ切り古き良き時代のロックンロールな感じがして)ダサいな」と思っていた。とにかく100人いたら95人は聴いたことがあると答えるんじゃないかと思うロック・クラシックである。

 

 

そんな風にダサいと思っていた曲だったが、映画「ブルース・ブラザーズ」の最後のシーンでこの「監獄ロック」が演奏されたのを見た時はぶっ飛んだ。こんなにかっこよい曲だったのか。それ以来「監獄ロック」を聴きたくなった時にはブルース・ブラザーズを聴いていた。しかし、昨日ジェフ・ベック・グループの「監獄ロック」を聴いてこれまた驚いた。おいおい、ロッド・スチュワートもジェフも他のメンバーも凄いじゃないの。

 

 

というわけで「監獄ロック」で検索してみると、多くの人がカヴァーしているのが分かった。今回は本家のエルヴィスとブルース・ブラザーズジェフ・ベックを抜かして3人選んでみようと思う。ジェフ・ベックいついてはこの曲が収録されている「ベック・オラ」で力いっぱい書いてみたいと思っている。

 

 

まずはクランプスでいってみよう。クランプスは1976年にアメリカのニューヨークで結成されたバンドで、1980年にファーストアルバムを発表している。サイコビリーなんて呼ばれている。僕はとにかくギターの女子が好きなんだけど、「監獄ロック」でもギターが炸裂している。初めてこの曲を聞いたけど、ギターもいいし直線的な曲調もいい。


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次はホフディランヴァージョンだ。ホフディランは日本のバンドである。最初ボブ・ディランのパロディか?と思ったけれど、そうであるようなそうでないような感じらしい。メンバーのワタナベイビーは確か忌野清志郎をリスペクトしていたはずだ。

 

 

このヴァージョンもどちらかといえば直線的だ。曲の後半はいろいろな音を入れて遊んでいる。こういうことをしやすい曲なんだろうな、きっと。英語で歌っている。


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日本人でこの曲を歌っている人は結構いる。日本語訳もあった。奥田民生は日本語訳で歌っていた。でも最後はやはり同じアメリカ人を選んでみよう。ディオンである。

 

 

僕は「監獄ロック」の最初の部分が好きなんである。スネアのためたビートっていうのかな。先の2つのヴァージョンに、それは感じられなかった。そこでオリジナルに近いビート感を探してディオンに辿り着いたわけである。ディオンは初期のアメリカン・ロックンロール期に大きなヒットを飛ばした人物の一人らしい。現在84歳。なるほど、だからオリジナルに近いヴァージョンだったのかな。


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それにしてもおそらく平尾昌晃が和訳したのだろうが、昭和30年代(←多分)に「監獄ロック」なんてタイトルで結構きわどい歌詞で何人も歌っているなんてどうかしてるとしか言いようがない。不適切にもほどがある。日本ってすごいな。やっぱり平尾昌晃ヴァージョンも貼り付けておこう。


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今日は、というか今日もウォーキングをお休みした。明日はどうなるだろう。まあなるようになるさ。

 

 

 

それでは。