「時代の慣れを鑑み」?

妻が今年度で校長を退職するため、区切りの意味で年賀状を出すのを控えることにした。昨夜夕食後に「ほら、見て」と裏面の挨拶を見せてくれた。僕は秒で(←ここ大事)彼女のミスに気付いた。

 

 

「『時代の慣れ』?今ってそんな風に言うん?」と呟くと妻は珍しく驚いた顔をして「えっ?」とはがきをひったくった。

 

 

「うわ~」と嘆く妻。「やっぱりおかしいよね?『時代の流れを鑑み』じゃないかな?」と言う僕。「48枚損した~」とここでも珍しく気持ちを切り替えられていない妻。

 

 

そんな妻を横目に僕は密かにニンマリしていた。いやらしい話なんだけどさ。僕にはまだ瞬時にミスを発見する能力が残っていることが分かり、一人で自画自賛していたのだ。それも記事を書いているおかげかもしれない。アップするまでに数回読み返しているからこそ、他人の文章を読んでも上手くチェック機能が働いた、と思いたい。

 

 

とまあ年末の風情が感じられる一幕であった。ブログを始めて以来この時期の僕は、毎日のように記事を書いていた。冬休みということもあるし、年末ということもあるし、何となく気持ちが高揚していたのだろう。でも今年は全くそんなモードになっていない。やったことと言えば、昨日散髪に行ったことくらいである。

 

 

そんな僕だが、先日久しぶりにYouTubeでダイラさんの「20世紀ロック」を観ていたら、見知らぬバンドのレコードが紹介されていた。それが、昨日の最後に書いたヴィンテージ・トラブルというバンドである。情報は、ダイラさんが言っていた「ブルーノートレコードで初めて契約したロックバンド」というくらいである。

 

 

得意のウィキ作戦でいってみるかと思ったが、日本語ではまだ掲載されていない。翻訳してみっか。

 

 

“ヴィンテージ・トラブルは、アメリカのリズム&ブルースバンド。2010年に結成。これまで5枚のアルバムを発表している。彼らのサウンドは「レトロ」と評されている”

 

 

大雑把に言うとこんな感じである。リズム&ブルースバンドだと思われているんだ。なるほど。もしかしてレニー・クラヴィッツが登場した時みたいな感じかな。

 

 

次はAIに聞いてみっか。これはそのまま載っけても大丈夫だろう。

 

 

“「世界一のライブ・バンド」と称されるほど、彼らのパフォーマンスは定評があります。ローリング・ストーンズAC/DCザ・フーなど、数々の大物アーティストのサポートを務め、コーチェラやグラストンベリーといった有名フェスティバルにも出演しています。彼らの熱狂的なファンは「トラブルメイカー」と呼ばれています。

しかし、残念ながらヴィンテージ・トラブルは、個人と家族に専念するため、2024年2月7日に活動休止を発表しました“

 

 

いやー、それにしても2010年から活動していたとは。やっぱりその時その時にチェックしておくとめっけもんがいるってことなんだな。

 

 

彼らのアルバムは、1曲目がゴリゴリのロックンロールでまずそこでノックアウトされてしまう。例えばこんなんだ。

 


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あくまでも僕の私見だけど、例えばザ・ストロークスなんかは、何かを纏っているというか「疲れ」のようなものを感じるんだよね。それはある意味批評性と言えるものかもしれない。悪いって言うんじゃなくて。でも、ヴィンテージ・トラブルが奏でるロックンロールには、そんなもの関係ないぜっていうパワーを感じる。要するに気持ちが高揚するのだ。

 

 

もしかしたら「気持ちが高揚する」ってことがリズム&ブルースバンドと言われる所以なのかもしれない。こんな曲もやってるんだぜ。

 


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これはもう確信を持って音を鳴らしているって言うしかないでしょ?

 

 

 

毎年年末になると、思いもかけず素敵な音に出会う。記憶の残るところでは、ポール・ウェラーがそうだった。そして今年も出会うことができた。これこそが僕にとっての年末感なのかもしれない。とにかく5枚のアルバムを早く聴き込みたい。

 

 

 

 

それでは。