hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

冬眠日記その42 ~ブローチの巻~

昨日の七回忌の時に思ったことの一つに、「自分は死んだらどうされたいのだろう」というのがあった。多分妻より先に死んじゃうことになるだろうから、妻にはできるだけ手間をとらせたくない。今ではいろいろな葬儀の仕方があるようだが、僕としては骨を土に埋めてほしくはない、というのが本音だ。となると、手間だが海に行ってもらって骨を撒いてもらう、バルーンの中に骨を入れてもらって空中に散骨してもらう、等が考えられる。それだと1回の手間でいい。親戚縁者にもお盆に墓参りされなくて済む(墓参りされるほどの人間じゃない)。できれば通夜も葬式もすっ飛ばして、海か空に撒いてもらうのが現在の理想である。とにかく現生から自分の痕跡を失くしたいというのが僕の気持ちだ。

 

しかし、もし自分が妻を見送るような事態になるとしたらどうだろう。今書いたようなわけにはいかないような気がする。妻は社会常識に厳しいというか敏感な人だから、人として最低限のことはするべきだろう、と考えるだろう、いや考えるに違いない。そうすると通常の手続きを踏むことになる。それに対しては別に抵抗はない。喪主として人前で話すのはちょっと恥ずかしいけど、大人なんだから仕方がない。全力を尽くそう。

 

2人の間には子どももいないことだし、これからはこういうことも話し合わなければいけない年代になったのだなあと思った次第である。

 

 

今日はブローチについての話を書きたいな。何から書けばいいかな。僕は今までに何人か(5人くらいかな?)読者になってくれた方について書かせてもらっている。今日もそれだ。いきなりこんなよく分からんところに書かれるのなんて、書かれた方は不愉快極まりないかもしれないのだが、書きたいという気持ちに負けて書いている。それに昨日僕の記事にコメントしてくれた方が「縁」という言葉を遣っていた。縁。ほんとに不思議なものでブログを開設してから縁としか言いようのない繋がりを持つことができた。顔も声も喋り方も知らない人と繋がることができるブログってほんとに不思議且つ素敵なものだなあ、と常日頃から感じている。そしてさっきも書いたが僕は嬉しくなるとつい、その人のことを記事に書いてしまう悪い癖がある。ごめんね、ひよりママさん。今日はちょっと書かせてくださ~い。

 

ひよりママさんのブログを初めて見つけたのは確か去年の夏頃だったように思う。何故辿り着いたのかもよく覚えていない。でも、彼女の文章に惹かれた僕は読者登録をした。それ以来、僕と同じくらいのペースで記事を更新している。つまりほぼ毎日ひよりママさんの記事を読んでいることになる。

 

ひよりさんのママさんなので、当然娘さんのことを話題にすることがほとんどである。嬉しいことも辛いこともいろいろと克明に赤裸々に書かれている。それを読むだけで僕は何と言うか勇気づけられている。いや、ちょっと違うかな。うーん・・・。戦友?これも違うな。とにかく僕はひよりママさんの記事を読むたびに「やったね」とか「そうか・・・」とか「頑張ったぜー」とか「すごい!」とか思っちゃうのだ。ひよりさんにもママさんにもそらクンにも。うん。そう思っちゃうのである。

 

文章の相性というのもあるのかもしれない。僕が読者登録をしている方の文章は当然のことながら僕にとって心地よく読むことができるものだ。その基準は?と問われると「・・・」と口ごもるしかないのだが、音楽関係のことであれ、猫の話題であれ、病気のことであれ何であれ「次」も読みたくなる文章なのだ。そういう人が5人ほどいるって、結構な「縁」じゃないかなぁ。

 

あ、1つ共通点があった。ひよりママさんは格闘技好きだ。朝倉兄弟を応援している。その熱狂ぶりがまた可愛いんだけどね(←失礼だ)。僕も朝倉兄弟は好きだ。違う点は僕みたいにダラダラと文章を書かないところ。スパッと始まってスパッと終わる。そういうところも好きだなあ。

 

いかん。ブローチの話だった。僕は57歳のおじさんなのに、小さくて可愛いものに目がない。オレンジ色のがま口が可愛いとなったら、実用的でなくても、がま口と札入れを併用している。最近フィアットなんていうこじゃれた車を買った。そんで、ブローチなんだけど、ひよりさんが作っているということは当然知っていたし、チェックもしていた。でも昨日は何だか僕のセンサーがいい具合に働いて、「これはきっと可愛い」というブローチを見つけてしまったのだ。前にも見たはずなんだけどなあ。とにかく「ピカン!」と閃いて気づくと購入手続きまでするという(僕にとって)離れ業をやってのけたのだった。ああ、楽しみだ。早く来ないかなあ。

 

と思っていたら、ひよりママさんが、ブローチのことに言及してくれていた。ひよりさんもママさんも喜んでくれているようだった。よかったよかった。

 

ひよりママさんの文章は、凛々しい、と僕は思っている。

 

えー、書いちゃってすみませんでした。ペコリ。(←可愛い子ぶってみた)