hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

もしかしたら同志? うん、きっとそうだ

昨日は最近読ませてもらっているブロガーさんの話を書かせてもらった。僕に色々な世界を見せてくれる人だ。

 

今日も紹介させてもらおう。いや紹介したくてたまらない。

 

その人の名はユラさんという。ブログのタイトルは「ゆるゆるループ、ときどきジャンプ」である。「18歳の猫と熱帯魚たちと暮らしています。音楽と映画が好き。浮かんだり沈んだりしながらピアノを弾き、読書で現実逃避をしています」と自己紹介に書いてある。

 

ユラさんのことを知ったのは多分、僕の記事にスターをつけてくれたことがきっかけだったように思う。「あれ、なんかいつもと違うスターがついている」(僕の記事にはあんまりスターがつかないからすぐに分かる)と思った僕は、そこを辿ってユラさんのブログに辿り着いたというわけだ。

 

その時のトップの記事はたしか西城秀樹が取り上げられていたと思う。「?」と思った僕は記事を遡って読み、「ここだ」というところを見つけた。それはボ・ガンボスについて言及していた記事だった。

 

「新しい熱帯魚をお迎え 『魚ごっこ」を聴いた」というタイトルで書かれた記事をスクロールして「『魚ごっこ』、早く出てこい」と探した。

 

見つけた僕は、その文を読んで涙した。ユラさんごめんね、そこだけ引用させて下さい。

 

~私はボ・ガンボスの前にどんとが組んでいたバンド、ローザ・ルクセンブルグのファンだったので、その流れで聴きライヴにも行った。

~89年にメジャー・デビュー、初のホール・ツアーは札幌で観た。

~演奏はカッコいいし、バンドとしてのカリスマ性、歌詞のナンセンスさ、どれをとっても超個性的で唯一無二のバンドだった。

~東京のライヴハウスで何度か見かけたどんとは、お客として来ていても凄まじいオーラを発し、一瞬にして場の空気が変わった…。

~どんとが他界してもう21年になる。

 

これを読んだ時の衝撃といったらなかったな。

 

普通に(←失礼ですね)ブログを書いている人の文章から僕にとって大切なミュージシャンの名前がサラっと出てきて、コメントしている。何たることだ。そして僕はこんな出会いをずうっと待っていたんだ。

 

こんなものぐさな僕でも一応はトライしてみたんだよ。自分に合う、自分が読みたくなるようなブログはないかって。でも世の中はあんなにブログで溢れているのにそのようなブログとは出会っていなかった。

 

それからまたユラさんの別の記事を読んでいくと、今度は下山淳の名前が出てきた。「くぅ~、下山淳だってよ~」とひとりで盛り上がった僕は、いろいろなユラさんの記事をうろつくことになった。だからゆっくりひとつずつ嚙みしめるように読むようになったのはごく最近のことだ。

 

ユラさんは「のんびりムード」を醸し出しているが、実はバレエもするし、バンドもやっていたんだぞ。ビートルズの好きな曲3曲は、「ディア・プルーデンス」「レイン」「トゥモロウ・ネバー・ノウズ」という結構マニアックな3曲だぞ。

 

そして23日の記事は札幌のライラック祭りを回想したものだった。目次を見ると3番目に「P-MODELのライヴ」と書いてあるではないか。またまた僕は貪るようにその記事を読んだのであった。「SCUBA」か。懐かしい。宝島を思い出す。そして「パプリカ」のジャケット。一体どうなっているんだ。僕の好きな人やモノばかりじゃないか。

 

このように価値観というか音楽の嗜好が結構同じ方向を向いている人のことを僕は「同志」と呼んでいる。ユラさん、ごめん。僕は勝手にあなたのことを「同志」と決めさせていただきました。僕の2人目の同志です。(1人目はこれも僕が勝手に決めさせてもらったJUNさんです。結構な頻度で僕の記事にコメントしてくれます)

 

 

前日同様、失礼があったらごめんなさい。もう寝なきゃ。