hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ディスク・レビューは食レポか?

今週の睡眠状況は今までとは異なっている。中途覚醒は相変わらずなのだが、その後横になるとすぐに眠ってしまう。そして1時間ほど経つとまた目が覚める。それでもう一度目を閉じてみるとまた眠ることができる。この繰り返しで、いくら寝ても眠たい状態が続いている。今日はあんまり眠くて体が重いので朝1時間年休を取る始末だった。何かが変わったのかな。

 

ゴールデンウイークが終わって疲れた状態が続いているのは分かっている。毎日何とか学校に行ってはいるが、またドーンと調子が崩れるのだけは避けたいな。

 

というわけで「ロッキングオン」である。先日「ロッキングオン」と「ミュージック・マガジン」を買ったことを書いた。久しぶりに(全部とまではいかないが)かなりの量の記事を読んだ。読んでいると何だか素晴らしい音楽がそこにあるような気持ちになって、すぐに聴きたくなった。俺はまだ、素晴らしい音楽を全部聴いてないよな。それがここにあるかも、などと思ってしまった。

 

例えば「デヴィッド・ボウイを彷彿とさせるスペース・オペラティックな仕上がりに驚愕した先行シングルが既にスタンダードに聴こえるほど、ギター・ロックの枠に囚われずに飛躍していくイマジネイティブなサウンドが本作の前提となっている」なんて書いてあると、「ホントか?いや、その前にこの文章の意味はよく分かんないぞ」となるが、ライブの写真がカッコいいとなると「よし、聴いてみるか」と思ってしまう。

 

ところがアップルミュージックで検索して聴いてみると「ふーん」で終わるパターンが多かった。これは一体どういうことなのだろう。僕の耳のせいなのか?それもあるにはあるだろうが、どうもそれだけではないように思う。

 

というわけでディスク・レビューについて考えてみた。結論。きっとディスク・レビューは食レポのようなものなのだろう。

 

食レポは、視聴者が食べることのできないような高級なものを食べるレポートと、庶民のみなさんにも食べられるようなものを紹介するものに分けられるように思う。ディスク・レビューはきっと後者なのだ。視聴者が食べたくなるように言葉や動作を交えてする食レポと同じように、読者が聴きたくなるようなアーティストを言葉を尽くして紹介する。これがディスク・レビューなのだ。

 

でも毎月毎月大変だよな。何枚ものCDを聴いて、読者の購買意欲を高めるような文章を書くって。「ロッキングオン」は昔の超大物アーティストの特集も大きな売りにしているから、その超大物と比べられても現代のアーティストは困るだろうに。

 

仕事、と言えばそれまでだがそんなに無理しなくてもいいよ、と声のひとつもかけたくなる。やはり雑誌に頼らず、自分の耳や信頼できる人の紹介から音楽を聴くのが一番だな、と思った次第である。食レポも大変だろうな。