そもそもジャンキー(麻薬中毒の人)が天国に行けるんかい?という話であるが、ジャンキーは2種類に分けることができる。心が綺麗なジャンキーとそうでないジャンキーだ。心が綺麗なジャンキーは天国に行ける。そうでない人は地獄に落ちる。じゃあ天国に行った人は一体誰なのか?
僕はジョニー・サンダースは天国に行ったんじゃないかなと思っている。
彼については以前書いたことがあるが、少し紹介しておこう。
ジョニー・サンダースはアメリカ出身のミュージシャン。1952年生まれで1991年に亡くなった。享年38歳。←今どき38歳で亡くなるミュージシャンはなかなかいない
続けますね。パンク・ロックに多大な影響を与えたニューヨーク・アンダーグラウンド・ロック・アーティストの一人。「ニューヨーク・ドールズ」を経て、自ら率いる「ハートブレイカーズ」などで活動した。日本の来日した際にはRCサクセションや大江慎也等とも共演している。(ほとんどはウィキからの抜粋)
そんな彼はジャンキーとしても知られていた。死因もオーバードーズと言われている(真相は謎のまま)。
先ほども書いたが、僕は彼が心の綺麗なジャンキーだと思っている。じゃなきゃ「ダイアリー・オブ・ア・ラヴァー」なんて曲書けないよ。
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どう?こんなアコギを奏でて、こんな声で歌うんだよ。心の綺麗なジャンキーに決まってるじゃないか。こんな人はきっと天国に行けるんだ。
麻薬を摂取するという、世の中の常識から一線を越えた行為は、やはりどこか狂ってるとしか言いようがない。でも狂っているからと言ってその人を全部否定するのは間違ってるんじゃないかな。狂っていても心が綺麗な人はいるんだよ、きっと。
かつてロック界では多数の人が麻薬を摂取し、摂取し過ぎて死んじゃった人もいたし、さっさとやめた人もいるし、禁断症状で苦しんだ人もいた。そんな人の中に、後世に残る名曲を書いた人が多数いる。
しかし、あのキース・リチャーズだって死ぬ一歩手前のところでやめたのだ。死ぬまで麻薬をやり続けるのは尋常ではない。ジョニーはどんな心算で麻薬をやり続けていたのだろうか。自分が狂っていることを自覚していただろうか。僕も多分ジョニーと同じように(好むと好まざるに関わらず)一線を越える側の人間だと思うから、少し気にはなる。
でもきっと天国にいるやさぐれた天使を探し出し、「ねぇ」と阿ながらヤクをせびっているに違いない。天国で一番偉い人も「しゃーないか。ジョニーだしな」と目を瞑っていてくれてるはずだ。
今日は、ウォーキングを休んだ。アキレス腱が痛かったのもあるが、珍しく眠くて仕方がなかったからだ。5時半に妻に声を掛けられ、「今日は行かない」と答えた後にまたしばらくリビングで横になっていた。まあ、ここらで足首を休めるのもいいだろう。
それでは。