目の前まで来て歌ってくれる男

5日もブログを休んだら書き方を忘れちゃった。ウォーミングアップとしてどうでもいいことから書いていこう(本人は結構真剣なんだけどね)。

 

 

まずはここ最近とみに睡眠状況がよくないことから書いていこう。何故中途覚醒が激しいかは分からない。仕事のことを考えるようになったからだろうか。昨日なんて20時前に急激な眠気が襲ってきて寝たんだけど、23時には目が覚めてしまった。

 

 

ここからが苦しかった。眠いけれど眠れない。いろいろ試したが眠れない。それでも最後には数時間は眠ることができた。もうすぐ5時になる。今日は、いや今日も日中うつらうつらするんだろうな。何回も睡眠事情については書いているけれど慣れないものですな。

 

 

暗い話もなんなので、今度はお風呂の話題にしよう。

 

 

僕は、お風呂(というかシャワー)で、洗顔→洗髪→体を洗ってから髭剃りをして終了していた。この順番は、僕が髭を剃るようになってから変わっていなかった。つまり40数年間この順番だったわけである。これは自分が編み出したものではなく、おそらく銭湯で父がそういう風にしているから自然に真似したんだと思う。

 

 

その順番を最近変えてみた。理由は寒いからである。ここ数年、シャワーをする時の寒さが身に染みるようになり、洗面所にヒーターを導入するまでになった。それで十分洗面所と浴室が暖まってからシャワーをしていた。それでも寒いもんは寒いんだけどね。

 

 

洗う順番の話だった。ふと思いついてこういう順番に変えてみた。洗顔→洗髪の次に髭を剃り、最後に体を洗ってみた。そしたらこれがすこぶるいい感じなんだよね。

 

 

寒さが襲ってくるのは、体全体を洗った後だ。それを最後に持ってくることで、髭剃りの最中、震えなくて済む。これはいいぞ、となったわけである。

 

 

しかし、40数年間、気づかなかったのかねぇ。自分でも呆れる。よって残りの人生はこの順番で洗うことを決心した次第である。

 

 

 

さてと、ウォーミングアップもこれくらいにしておこう。タイトルの話にいってみるか。目の前まで来てくれて歌ってくれる男。この男の名前は、ニール・ヤングである。いかにもな感じでしょ?

 

 

前回の記事では、レコクリンで「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」を綺麗にしてレコードを聴いてみたら、びっくりしたと書いたが、調子に乗って「ハーヴェスト」もレコクリンでキレイキレイしてみた。長年の汚れを落としたあとに聴こえた音が凄かった。



まずはバックの音である。ドラムやスライドギターが目の前で鳴っている。僕の好きな言葉を遣うと生々しい音、である。まるで家に演奏団がやって来たかのようだった。

 

 

その音に乗せてセンターからニール・ヤングの声が聴こえる。僕の目の前だ。これほどの幸せがあろうか。この5日間、僕は「ハーヴェスト」と「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」をとっかえひっかえしてひたすら聴いていた。

 

 

ジャケットの裏にはこんな写真が載っている。



こんな感じで家に来たと思える録音だった。きっとニール・ヤング本人は録音にも拘っていたのだろう。「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」よりも更に近く感じられる音である。

 

 

最初に中途覚醒の話を書いたが、目が覚めて僕がしたことは、汚れていると思われるレコードを綺麗にすることだった。一昨日はその様子を妻に見られてしまった。「なんか楽しそうにしてるね」と言われたが、そうなのだ。楽しいのだ。そしてお楽しみはその後にもやって来る。

 

 

というわけで、レコクリンも残り半分となった。少し綺麗にするレコードを厳選せねばなるまい。

 

 

ニール・ヤングに話を戻すと(そんなに大した話じゃないけど)、以前の記事にこんなようなことを書いた覚えがある。

 

 

松村雄策曰く「ニール・ヤングは、(ライヴの時に)観客一人一人に向けて歌っている。しかしミック・ジャガーからはそんな匂いは感じられない」。

 

 

ライヴじゃなくてレコードでもニール・ヤングは一人一人に向けて歌っている。そんなことがよく分かる2枚のアルバムだった。こんな熱い心を持った男だからこそ、轟音ギターを鳴らすまでになったのだろう。

 

 

「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」収録の「サザン・マン」でのギターソロはすごいよ。


www.youtube.com

 

 

 

それでは。