hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

弱ったなぁ・・・

先週の金曜日のことである。

 

5年生の社会をした。テスト前のまとめプリントだ。全然心配していなかった僕だったが、子ども達からやる気がどうも感じられない。表の問題の答え合わせをして(←子どもに挙手させて答えを言わせた)、裏の分の答え合わせをする時、さっきと同じ子達が手を挙げているのを見て僕は「さっき言った人は遠慮してください」と言った。

 

そしてまだ言っていない子が挙手するのを待った。しかし待っても誰も手も挙げないし、発言した児童も友だちに声もかけない(←「手、挙げればいいじゃん」とか)。しーんとした時間が流れるだけだ。

 

それで、「ああ、これはダメだな」と思った僕はすっぱりと「じゃあ君達には授業をする意志がないというわけだね。それならこれで授業をやめます」と言って教室を出た。「呼びに来るなよ」という言葉を最後に残して。

 

学習室に戻る途中で担任と出会ったので事の経緯を話し、10分後にさりげなく見に行ってもらうことにした。

 

その後学習室にいると、2人の子どもがやって来た。「あれ、呼びに来るなって言ったじゃない。でも来たんだ」と言うと、2人のうち1人が涙をポロポロこぼして「あんなのはおかしいと思う」というようなことを言い始めた。「先生が悪い」と言う人もいたようである。僕はとりあえず「ダメって言ったけどここに来た君たちは素敵だね。でも2人じゃ戦えないぞ。もっと仲間を増やしておいで」と言った。2人は「分かった!昼休みも来るね!」と言い、教室に戻っていった。

 

給食後、教頭が僕と5年担任を繋いでくれて、現在のクラスの状態や今後のことを話し合った。担任は現在相当苦しんでいるようで、「今までの常識が通用しない」と言っていた。「なんて覇気がないんだろう」とも。去年の状態が学年が変わりクラスが変わっても続いているようだ。確かに4月以来、僕もやりづらさは感じていた。隣のクラスと全然雰囲気が違う。テストの点数も違う。

 

話し合った結果、昼休みに子ども達と話し合うことはやめ、月曜日はさりげなくテストをすることにした。

 

そして迎えた月曜日。テストをする日だ。チャイムが鳴り終わると教室に入った僕は何だか子ども達が緊張しているのを感じた。そのまま号令をして黙ってテストを配り、自分のことをしていた。

 

これから僕はどうする(子ども達に何か言うとか)のだろう。まあ、今日は静観してほっとこう。明日の授業では否が応でも喋らないといけないから、明日は子ども達がどう出ても自分がどうにでもできるような精神状態にしておこう。それでいいじゃないか、と言い聞かせた。

 

というわけでどうなったのかは後日書くことになると思う。けれど、今あの子達に何か言っても響かないだろうし、難しいところだなあ。

 

とか言いながら今は目が覚めて深夜だしなあ。明日、起きることができるだろうか?