一昨日の朝、妻から「貴方は、管理職と(相性が)合わない時に具合が悪くなるのよ」と言われた。ぽかんと口を開けてその言葉を噛みしめていたら、「そんな顔をしたってだめ。これは今まで何回も言っとることやよ」と畳みかけられてしまった。
そうかぁ、なるほどねー。この前記事に軽躁状態になった時期のことを書いたけれど、管理職との相性がどうだったかも加味してみると様相は変わるかもなと思った。なんてことを思っていたら僕が納得するスピードを遅く感じたのだろう、妻がまたまた「A小学校の時の管理職は・・・で、B小学校では・・・」とバァ~ッと話し始めたので「分かった分かった」と妻の発言を止めた。
これはじっくり考えるに値することなので、頭の中に置いておこう。こうやって記事にも書いたことだし、忘れちゃうことはないだろう。
どうしてこんな話になったのかというと、火曜日と水曜日に、僕にとって非常に腹立たしい出来事があったからだ。1日だけならまだしも続けて起こるってほんとにもう疲れちゃったよ。
火曜日の午後16時になろうかという頃だ。僕はそろそろブログを書くか。禁煙状況のことを中心に書いて、音楽ネタもちょろっとぶっ込んでみるか。記事をアップしたら夕食の準備だな、などと皮算用していたら、スマホが光った。誰かからメッセージが来ている。不吉な思いを抱きながら見ると校長からだった。
「はんこが欲しい書類がいくつかあるのですが」「できれば今日中に。どこか近くまで来れますか?それとも私が行きますか?」
これを読んで僕の怒りスイッチレベル1が着火した。俺にとってこの時間はもう1日の終わりなんだけど。今から動けというわけか。5分黙考して「17時までに学校のポストに入れておきます。はんこは申し訳ありませんが、校長先生が持っていてくれませんか?」と返した。今の僕にとって学校は最も行きたくない場所である。しかし待ち合わせなんぞするのも億劫だ。これが一番早くてストレスが低いと判断したというわけだ。
僕は速攻で着替え、車を発進させた。隣の市に行くのは4か月ぶりだ。誰にも会わないように素早くはんこをポストに入れて、校長に「入れときました」と知らせてさっさと帰った。帰宅したら「ありがとうございます。いろいろ書類整えているので助かります」「ゆっくり過ごしてください。急にお願いして申し訳ありません」というメッセージが入っていた。
僕はブログを書くのを諦め、怒りスイッチレベル1が入ったまま、夕食の準備に取り掛かった。その日は冷蔵庫にある食材のほとんどを使って夕食を作った。怒りスイッチが入ると行動的になるのだろうか。21時過ぎても妻は帰らなかったので(学期末だしなあ)と思いながら寝室に入った。
水曜日の朝、昨日のことを妻に話そうかなと思ったけれど、やめておいた。今日を穏やかに過ごすことができればチャラにできると思った。
しかしそんな甘い考えは2時間ほどで吹っ飛んだ。ふとスマホを見ると学校から着信が入っている。昨日より不吉な思いを抱きながら電話に出た。校長からだった。
「この前もらった診断書の様式が違うのでもう一度書いてもらってきてほしいの。できれば今日か明日にほしいんだけど」
またかぁ~。僕の声は怒りで震えていたと思う(怒りスイッチレベル2)。「今日、明日と言っても病院にも都合があると思いますので、分かりませんよ。とりあえず病院に電話してみます。診断書はその後で(学校に)もらいに行きます」と答えた。
後のことは端折って書こう。学校に診断書をもらいに行く→病院に行って診断書を渡す→病院の駐車場で待つ(1時間以上)→診断書をもらったらもう一度学校に行って渡す
全部終わって帰ったのは15時くらいだったろうか。もうへとへとだった。
とまあ、2日連続で学校に行く、そして校長と話すという僕にとってはハードルの高い作業があった。火曜日水曜日の僕は怒りマックスだったのでその勢いをそのままブログに書き留めておこうと思ったが、幸か不幸かパソコンがトラブったのでそれは叶わなかった。
今は、あの時書かなくてよかったと思っている。確かに腹立たしいことではあったが、僕も校長に対して随分無礼な態度をとった。僕の不快感はきっと伝わったはずだ。この点については申し訳ないというしかない。そして自分にとってイレギュラーなことが起きたらああいうことになると改めてよく分かった。それだけでもよしとしなければいけない。
今度こういうことが起きればうまく対処することができるとは限らないが、ひとつ勉強になった。そう思いたい。
今日は、妻と久しぶりに尾道ラーメンに行く予定である。
それでは。