一昨年昨年の今日は人生設計についての記事を書いている。どうやらこの時期の僕は、今後のことについて考えてしまいがちなのかもしれない。
一昨年の時点では(つまり58歳の時)、60歳で教職を辞めてお惣菜屋さんをやりたいと本気で書いている。これはマニフェストです~!と意気軒高であったが、笑っちゃうね、全く。大笑いしちゃうよ。お目出たいにもほどがある。逆に言えばそれだけまだ精神的にも体力的にもパワーがあったということだろう。
昨年の記事にはさすがにもうお惣菜屋さんのおの字も出てこない。だいぶ疲れているのがよく分かる。この後数週間もしないうちに、長期のお休みを考えるようになったはずだ。
そんな僕も来月の29日には60歳を迎える。還暦だよ還暦。いやあ、時の経つのは早いものだ。今の僕は今後どのような人生設計を考えているのだろうか。
まずは退職だ。来年3月で教員を退職するつもりだということは校長には伝えてある。多分そうなるだろう。何しろ体力がもう尽きている。4月から授業をするなんてことは考えられない。
じゃあ4月からお前はどうするんだ?また今年のようにのんべんだらりと過ごすつもりかと問われれば、いや、そんなことできるはずないじゃないと答えざるを得ない。ほんとはのんべんだらりとしたいんだけどね。生きるためにお金を稼がなきゃいけない。さあどうする?
僕の希望としては、教育支援員をやりたいという方向で固まってはいる。しかしこれは微妙だ。休職明けの僕に教育委員会が声をかけるだろうか?普通はかけないだろうな。だからフリースクールみたいなところを探して、就職活動をすることになるかもしれない。無事支援員になるかフリースクールに就職できたとしよう。それだけで食っていけるのか?と問われれば否、と答えざるを得ない。じゃあどうする?
もう年金を繰り上げ受給するしか手は考えられない。そう思っていろいろな動画を見ているが、案外繰り上げ受給する人は多いようだ。政府の統計では数%しか繰り上げ受給してないらしいんだけどね。
これからの世の中どうなるか分からない状況なので、ここは是非とも繰り上げ受給でいってみようと思う。そんなに長くも生きられない(だろう)っていうのもあるしね。
そう言えば、この前姉と会った時に「いつまで生きられるのか?」という話になり、僕は即座に「68歳だな」と答えた。それを横から聞いていた妻から、家に帰ってから「あと8年しか一緒にいられないって思ってるの?それは寂し過ぎるわ」と言われた。その後も折に触れ「あと8年かぁ」と鬱陶しいほど言ってくる。
しようがないじゃない。双極症の平均寿命は健常者と比べて驚異的に低いんだから。それに睡眠時無呼吸症候群やら肥満やらで血管系あるいは心臓関係の病気にいつ襲われるかもわからないんだから。今、レコード三昧なのは、残された時間が少ないからなんだよ(←言い訳)。
突発的に死ぬことに(あるいは体が不自由に)なりそうだから、終活はできないと思うな。寝室にある膨大なレコード群は「六可レコード」に売ってくれ。オーディオ製品もハードオフに売ってくれ。あとはテキトーに頼むぜ。
とにもかくにもこんな生活ができるのは、今年いっぱいまでかな。1月から3月は、4月からの生活(特に経済的な面)に向けて、ウォーミングアップしていかねばならないだろう。
でも、せっかく還暦なんだから、お祝いに赤いギターを購入したいとも考える僕であった。
今日は、午前3時に目が覚めたが、眠くはならずに久しぶりに集中して記事を書くことができた。めでたいことだ。
それでは。