今朝起きてしばらく経ってから、右の肩が痛いことに気づいた。「あれ？どうしたんだろう。ひょっとして50肩？（そんなのあったっけ？）」と思ったが、気にしないで学校に行って黒板に字を書いている時にはたと気づいた。これは昨日の田植えのダメージだと。
昨日は５年生の田植えについて行って、お手伝いをしたんだった。調子に乗って子ども達に「ヘ～イ」と言いながら苗を次から次へと投げたんだった。そのせいで肩が痛めたのだ。板書するにも難儀するくらいだった。今も痛い。治るかな。
というわけでホントは書きたくないが、やはりこれは書き留めておかねばなるまいという思いで一杯なのでタイトルの件を書かせてもらおう。
この前、誰かに対して批判的になる時は気をつけよう、自分にも跳ね返ってくるからという趣旨の文章を書いた。その続きが今日起こったのである。
３年生の授業をしていた時だ。僕は勿論気合を入れて授業を始めた。「土地の高さを調べよう」という課題を書いた後、「土地の高さって言ってもよく分からないよね」と言い、こういうことだと説明しようとした。そうしたら校長が突然教室前の入り口から割って入ってきて児童の発言を採り上げたのだ（その子は「値段が高い」と呟いたらしい）。「あら、いいこと言うね～」と大げさに校長が褒めたのだ。
僕は一瞬何が起きているのか分からなくなった。気を取り直してその子の発言をもう一度確認し、他の子の意見を訊いた。そして「地面が高い低いってことじゃないか」という意見が出た。僕は「実は・・・」と今日の課題を解説し、「今から地面の高い低いが分かる地図を配るよ」と言って授業を自分のリズムに立て直した。
この学級は時間にすき間があるとすぐに喋り出してしまう。今日はどう集中させるか、いろいろ考えたが地図に色を塗ることで土地の高低を理解できるかな、と思い、色の塗り方も全員に伝わるような手立ても考えておいた。色を塗る時は児童は落ち着いて作業に取り組んでいた。
そうしたらまた教室の前から校長が入ってきて、「静かにできてるね」と大げさに褒めた。だから俺の授業を乗っ取るんだったら最後まで責任を持ってやってほしい、じゃなければ静かに見ているべきだ。もし改善点があったら授業後に僕に言えばいいことだ。僕はこの時点でかなり精神的に疲れていた。
その後も教室を入ったり出たりを繰り返して、（僕に言わせれば）授業妨害を繰り返した。
怒りに震えながらも、我慢して授業が終わった時には、この後どうしようかと思うくらい疲れていた。子ども達と少し話して教室を出ると、教頭が隣のクラスから出てきた。急いで歩いて並んだ時にさり気なく「もう耐えられません」と言った。僕の言いたいことは教頭にすぐに伝わったようだ。「私のところにも入って来た」と小声で返す教頭。
そのまま職員室に行き、こんなんだったと授業の状況を話した。そうしたら教務が戻って来て、僕たちの様子を見て怪訝な顔をしたので、教頭がこっそりと今あったことを話してくれた。教務は手を挙げて「同じです」と言った。ああ、どのクラスででもこんなことしてるんだ、と思った僕は、思わず妻に「もう耐えられない。校長に」とLINEしてしまった。勤務中にこんなことをするのは初めてだ。
3限目を終えて（←力を振り絞った）、4限目は自分の教室で蹲り、給食の時間になったので職員室に行くと、教頭が「メール見て」と言ってきた。メールには「〇〇先生（この学校の前校長。今は不登校児童の対応のポストにいる。本校で最高齢の先生）に相談しました。俺からそれとなく伝えると言ってくれました。私もとても嫌でした（大意）」と書いてあった。それをコピーして再び妻に送って、給食を食べたが、怒りは収まらなかった。給食中に校長から「3年生、静かにやっとんたんね」と言われたが僕は返事すらできなかった（校長を見て黙って頷いただけ）。
別に悪気があってやっているのではないと分かっているのだが、貴方はこの学校のトップなんだろう？何してんの？と言う気持ちが抑えられない。これは許せない、じゃなくて許さない、だ。今度同じようなことがあったら僕は校長に授業中、子どもの前で何か言うかもしれない。
とにかくこんな校長は初めてだな。これじゃあ学校は変わらないや。いや、ますます変な方向に行くだろうな。
全くやってられねーぜ。
お読みいただいたみなさん、ご不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。これくらいにしときます。せっかくの週末なんでこんなことは忘れてリラックスしたいものだ。
