少し、いや大分軽くなった

昨日は教務が出張だったので、授業の引継ぎができなかった。今日5限目に例のクラスの授業がある。校長には月曜日までで精一杯と言ったが、打ち合わせもしてないし今日は授業をやらざるを得ないだろう、と思い暗い気持ちで学校に行った。まずは教務に詫びを入れなければ、と思いながら職員室に入ると、近くのコピー機に教務がいた。僕に気づくと彼はすぐに「今日からやればいいんですね。どこからですか?」と言ってくれた。僕はすぐに今日やるところとどういう風に授業をしているのかを話した。彼は「分かった。じゃあ5限目からやりますね」と言ってくれた。

 

その後1限目に明日の分のプリントを作って、2,3限目は授業をして4限目にテストの丸付けをした。実は2,3限目のクラスもいろいろな事情を抱えていて不安定な状況なのだが、何とか乗り切ることができた。5限目は空き時間になった。そこで僕は例によって退職云々のことを調べた。男性の更年期障害のことも調べた。もしかしたら僕は更年期なのかもしれないな、と思った。心当たりの症状がいくつもある。例えば?身体的には全身の疲労感や倦怠感、不眠かな。精神的には気力の衰え、集中力の低下、イライラ、抑うつかな。とにかくやる気が出ない。特に疲労感、倦怠感が顕著だ。これはもう仕事を続けるのを諦めるしかないかな。一度病院にかかった方がいいのかな。と思いながら何となくこれからのことを考えた。

 

今のまま教職を続けるわけにはいかない。自己肯定感が低すぎるし、子どもにも失礼だ。ということは早期退職がいいのかもしれない。しかし早期退職するとしたら、その年度の4月10日までにその旨を伝えなければいけないらしい。ということは最速で来年の4月10日になる。今年度何とか乗り切って、来年度前半は思い切って長期の病休を取って、後半教職最後の仕事に勤しむ。これでどうだろうか。どうだろうかというか、こう考えないとこれからやっていけない、と思った。

 

5限目に授業をしなかったこと、今後のことが少し見えてきた(というか決心した)ことなどで、僕の心は少し軽くなった。いや、少しじゃないな。大分軽くなった。

 

2学期のことは、なるようになれ、だ。そう思えるようになった。そして楽しいことを考えて何とか生き延びるのだ。

 

薬も飲んだことだし、晩御飯を食べよう。今日も瞬殺で眠くなるのかな。