これが僕のドリンク生活だ。朝、目が覚めたらコーヒーを淹れ、昼は市販のごぼう茶を飲み、夜は家の近くにある中国茶屋さんで買ったプーアル茶かジャスミン茶を飲む。
今までコーヒーは職場で飲むくらいで、あとはブルックスのコーヒーを淹れて飲むくらいだったが、病休したことをきっかけにコーヒー店で豆を挽いてもらい、自分で淹れるようになった。2010年頃の夏のことだった。コーヒー豆を買い、ミルで挽くようになったのは、ここ5年くらいかな。
朝入れるコーヒーの量は起きた時刻(大体4時半頃)によって量を決め(いつもは大体7杯分)、薬缶でお湯を沸かす。ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、ミルで豆を挽く。お湯が湧いたらコーヒーポットにお湯を移し、しばらく待つ。そしておもむろにコーヒーの粉にお湯を注ぎ、蒸らす。粉がプワ~と膨らんでくるのをしばらくウットリして眺め(この時間が一番幸せ)、できるだけ細めに湯を注ぐ。ドリップし終わるまでにカップの用意などをし、ドリップし終わったら今日の1杯目だ(僕はブラック派だ)。僕の技術力のせいだと思うんだけれど、毎日少しずつ味が違う。これが僕の1日の始まりだ。
このルーティンから1日が始まるようになって久しいが、調子が悪い時は、体が動かずコーヒーを淹れることもできない。そんな日もあるが90%はコーヒーを飲んでから朝食を食べ出勤することになる。僕の好みはガツンと来る濃いめのやつだ。
休日は、その後ごぼう茶を飲む。平日だと帰宅してからウーロン茶かジャスミン茶だ。コーヒーが一番大事なんだけど、ごぼう茶等もなかなかに大事である。不思議と紅茶には手をのばしていない。
というわけで今日の本題に入ろう。今日は読者限定になるな。「7つの黄金郷」で僕の好きなシーンを只々列挙するだけ、今日はそれだけを書こう。
・「天才軍師」マリオット・ローランが立てた戦略通りに秒刻みに事態が進行していく様を見て驚くビンセント。
・オーリ(オリビエ・リー)に薬を飲ませ、眠らせた上に3枚の絵を描くロレンツォ。
・3枚の絵を取り戻しに行ったオーリが逆にロレンツォに諭されるところ。
・ロレンツォが3枚の絵を民衆に公開し、謎を解けと扇動するシーン。
・ロレンツォとアーサーが争うのを止めるのにはどうすればいいのかペテン師用手管をオーリに一部披露する(「沈黙が一番あの2人には効く」)ビンセント。
・スコットランドで拷問を受けながらも高らかに己の理想を述べるアーサー。
・拷問を受けているアーサーを助けるためにロレンツォに一役買ってもらうことにしたマリオットとロレンツォのやり取り。
・オーリが拷問長と闘い、その中で拷問長が「生きておいでです」と言ったところ。
・自身の出自をアーサーの指に書こうとするロレンツォ。そして最後まで書かせなかったアーサー。
・バチカンという敵の本拠地で不敵にも作戦会議をしているみんな。
・ロレンツォに変装して街の祭りに出て民衆を喜ばせ、紅蜥蜴を戸惑わせるビンセント。
どうしても、アーサーは藤堂に見えるんだよな。ロレンツォと美髪王には宗方仁が見えるし、ビンセントは尾崎かな。となると当然オーリは岡ひろみか。エルは誰になるんだ?
「エースをねらえ!」の連載期間が1973年8月25日~1980年6月25日。「7つの黄金郷」が1977年4月20日~1977年5月20日(未完)。ということは「7つの黄金郷」の連載開始時には「完成された」藤堂達が「エースをねらえ!」で描かれていたことになる。
しかしながら「7つの黄金郷」第1巻ではみんなどことなく幼く描かれている。そう、「エースをねらえ!」の初期に似た画風なのだ。だとしたら山本鈴美香は登場人物の年齢あるいは精神年齢によって画風を自在に変えていたということか?だったら凄いな。