hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

本屋に行ったから忙しくなる

一昨日久しぶりに本屋に行った。何年振りっていうことはないが、1年近く行っていないんじゃないかな。

 

行かなかった理由は2つある。1つ目はご多分に漏れずアマゾンを利用するようになったからだ。昔は本屋派であんなにアマゾンを憎んでいたのに。「ほんとに欲しかったら本屋へ行って自分の目で探して確かめなけりゃ」なんて思っていた。しかし、そんな僕もアマゾンでCDやDVDを購入するようになってからは、なし崩しに本も購入することになっていった。だってアマゾンはご親切にも「旦那、いいブツがありますぜ」って紹介してくれるからな。親切にも程がある。

 

2つ目は老眼が徐々に進行していることだ。これはキツイ。読書したくても読めないんだから。というか、書く時に自分が何を書いているかもはやよく分からない状態で書いている。メガネは遠近両用だがどうも塩梅はよくない。老眼鏡を買えば解決するのかな。

 

そうこうするうちに僕は本も読まなくなったし、本屋にも行かなくなった。

 

そんな僕が何故本屋に行ったのか?ヤフーニュースに「プリンス論」という本が紹介されていたからである。「『ホエン・ダブズ・クライ』が何故革新的だったのか」ということをちょろっと書いてある(ベースレスだったことが鍵だったらしい)。これは今すぐ読みたい、と思った僕は本屋へ走ったというわけだ。

 

お目当ての本はあった。帯の裏には「ド助平で崇高―。」と書いてある。ちらっと中を覗いたらプリンスとマーク・ボランとの関係について書いてあるページだった。これは買いだと思いレジに行こうとしたが・・・。問題はここからだ。「花村萬月の新作は出ていないかな?」「ロッキングオンとかおいてあるのかな?」とふと思い、ふらふらと本屋をうろつくことになってしまった。昔からの僕の悪い癖だ。目的の本を見つけたのだから真っ直ぐに帰ればいいのにそれができない。

 

結果、1冊の予定が4冊になってしまった。しかも全部字が小さい。「プリンス論」「ミュージック・マガジン」(あがた森魚ソウルフラワーユニオンのインタビューがあった)「レコード・コレクターズ」(RCサクセション特集とマッカートニーⅢ特集があった)花村萬月の「ヒカリ」(ついに新刊が出た!)の4冊だ。ああ、またカタログ本に手を出してしまった。

 

僕は今、山川健一著「印象派の冒険」を記事にするべく、読み始めようとしているところなんだぞ。一体どうするんだ。

 

帰って早速「レコード・コレクターズ」を読んでいると、興味深い本があった。(元ジャックスの)早川義夫著「女ともだちー静代に捧ぐ」だ(妻を看取る早川のエッセイ)。レビューを読んでこれは買わねば、と思った僕はパソコンに向かいアマゾンで購入手続きをしている自分に気づいた。気づいて少し恥じた。こうやって本を読めない僕に読むべき本が増えていく・・・。

 

 

 

 

雪はまだそんなには積もっていない。