ふぅ、やっと今月の禁煙外来が終わったよ。帰ってきた僕はすぐに隠し場所から煙草を取り出し、火をつけた。うまい。4日ぶりの煙草はうまいぜ。これで一息つけたな。いやあ、それにしても4日禁煙したおかげでそれまで煙草を吸っていたことがばれなかったぜ。セーフである。医者には勿論神妙な顔をして「なんだかもう吸いたいな、って思わなくなりました」なんて言ったけどね。いけない患者だな。
これでもう禁煙外来は終わりだと思っていたら、今日から1カ月間は試験期間だと言われた。1か月後に一酸化炭素の量を検査して数値をクリアしたら卒業だという。今日から自由な日々が来ると思っていたのにちょっとがっかりした。
勿論ペースは今まで通りだ。吸うんなら1日3本。これは死守する。そして受診日の4日前から禁煙をすれば何とかなりそうだ。その間少しは禁煙日を作っておかなければいけない気もする。せっかくここまで来たんだから卒業だけはしたいものである。医師は、「hanamiさん、90%禁煙できています。あとはくれぐれも油断しないことです。ニコチンってやつはこわいんです。いつの間にかスッと近くに寄ってきますからね」と真剣な顔で僕に諭す。僕は終始真面目な顔つきで対応した。
今日の午前は、精神科受診だった。こちらも神妙な顔つきで「調子はあんまり変わりませんねぇ・・・」と言い「8月31日以後どうするか、早く決めろと(校長&教委が)言ってきています」と続けた。主治医に「どうする?」と訊かれたので「ここは思い切ろうと・・・(つまりそのまま休職しようと思っている)」と言葉を切らすと、「それがいいと思うよ。奥さんとよーく話し合いまっし」と主治医が言ってくれた。そうか、主治医も休めばいいと思ってるのか、ラッキーと思い「分かりました」と神妙に答えた。妻はもう今年度は休めばいいと言ってくれてるのでこれで障害はなくなった。あとは校書類等諸々の事務処理をするだけだ。来年の3月までのことが今までよりはっきりしたことは僕にとっては良いことだと思う。
それにしても、一昨日調子が悪いと書いたが、その調子の悪さはまだ続いている。今日の診察で少しは変わるかな。昨日は何気なく妻と吉野家に行き、つまり人がたくさんいるところに行ったら途端にピリピリし始めて、「ああ、俺全然駄目やん」と思ったものだ。日曜日はギター教室に行った、新しい音楽にも出会った。それなのに何だかしゃっきりしない。
そんなこんなで夕食を作る時間になった。今日は力を込めて作ろう。それでは。
ああ、そうだ。煙草を吸うと決まって唾液が溜まる。これって何か関係があるのだろうか。