これからしばらく木曜日の朝は、早起きすることになるだろう。勿論前夜に放送された「パリピ孔明」を観るために。今日も3時半に一度目覚めた時に、元気よく布団から出て、コーヒーを淹れて番組を観た。しかしながら今回は次回への序章となっていてカタルシスは得られなかった。うーん、残念だ。
タイトルは「最強ラッパーを仲間にせよ!英子、うどん屋で新曲を初披露」である。
大物プロモーターから普通のライヴにでるか、それともでっかい規模の音楽フェスに出るか、と問われた英子は孔明にそそのかされ音楽フェスの方を選ぶ。条件は10万いいね!を獲得することである。しかし、英子は孔明が何とかしてくれるよねー、と呑気なものだ。孔明は「英子さんには欠けているものがある」と諭し、答えは自分で見つけなさいと突き放す。
しかし孔明は作戦をちゃんと考えていた。かつて3回連続でラップバトルの優勝を勝ち取ってきたラッパーを仲間に取り込もうとしていたのである。しかし肝心の最強ラッパーはなぜだか今はスーパーでバイトするしょぼい存在になっていた。孔明は一計を案じ、彼が英子の歌を聴くように仕向ける。
英子は英子で自分に欠けているものは何かを考え、「オリジナル曲だ!」と思い立つ(敵役の菅原小春のアドバイス)。そして孔明にうどん屋でそのことを伝え、オリジナル曲を披露するのであった。
そして・・・。英子が歌うはずの店に入らざるを得なくなった元最強ラッパーは英子の歌を聴き感動する(少し安直だった)。また、その場ではラップバトルも行われていた。突然指名されるかつての最強ラッパー。相手はなんと孔明である。来週はそのバトルから始まるのだ。あの孔明がラップを披露するのだ。向井理がラップを披露するのだ。こんなに楽しみなことがあるだろうか?
今までの2回は、その回で解決していたから胸がスカッとしたけれど、今回はそういうわけにはいかなかった。そんなに簡単に元ラッパーが「ようし!もう1回!」とはならないし、英子とすぐ組むとしたら安直な展開になる。
来週が楽しみだけど、今回の分は何回も見返すことはないだろうなー。1週間の我慢である。多くの視聴者もそう思っているはずである。来週が楽しみだと。
ところで昨日は就学時健診だった。来年度に入学する保育園、幼稚園児が来校して身体検査、知能検査を行う。ここ数年僕はその日は職員室で電話当番か自分の教室で蹲っていたが、今年度は健診に参加することになった(それだけ人手が足りないというわけだ)。
僕はうさぎチームの担当だった。もう一人の若手教員とともにうさぎのでっかい絵が描かれたカードを首にぶら下げて10人の幼児をいろいろな部屋に連れまわした。事前に手のかかる子はいないと言われていただけあって、歯科検診、内科健診、視力検査、聴力検査、知能検査をスムーズに行うことができた。
何よりも知能検査で前に立って、喋ることができたのは大きな自信になった。まだ俺の言葉は錆び付いちゃいないんだと少し思った。
今日はその勢いで6年社会に臨んだ。室町時代の導入の時間だったのだが、まあ、普通っちゃあ普通の授業だったかな。でも普通に思えたことは大きなことだと思っていた。そしたら今日学校に視察に来ていた教委の人が「6年の社会も工夫されていた」と言ってたらしい。校長はその人が学校視察に来ると、どんなコメントをしたかを文書にして職員に知らせるのだが、最後の方にそう書いてあったのだ。大人になっても認められるのは嬉しいもんですな。たった13文字だけど、明日への気力が湧いてきたよ。
明日はいよいよ3年生のスーパーマーケット見学である。13日の金曜日には何かが起こるはずだ。心の準備だけはしておこう。