hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

病院日記

1月22日(土)

 

今日、人間ドックの結果(要治療:高血圧)を持って病院に行ってきた。朝の8時受付だったので、5分前に着くようにして行ったら既に何台もの車が停まっていた。少し焦りながら受付を済ませる。9時から診察だが、看護師が問診に来るからと言われ、そのまま席で待っていたらすぐに看護師さんがやって来た。いろいろなことを訊かれた後、「今日はたくさん検査しますよ」と言われたのでビビった。何やかんや言ってもう9時近かったのですぐに診察室に呼ばれた。

 

お医者さんに挨拶すると、「はい、じゃあ診ていきましょうね」と優しく言われたのでホッとした。ところがろくに問診もしないまま、パソコンに向かって何かを打ち込んでいる。僕は「取り敢えず何をしたらいいっていうことはありますか?」と聞いてみた。医者は「減量と禁煙ですね」とピシャリと言った。そんなこと分かってるよ、と思ったが本当のことなのでしょぼんとしてしまった。「じゃあ、検査に行って下さい」とまたピシャリと言われ、しょんぼりしながら看護師さんの後ろをついていった。

 

看護師さんは、丁寧に検査の手順を教えてくれた。まずはレントゲンだ。技師の人は丁寧に指示してくれたがどこか冷たさを感じたのは僕がさっきのダメージを引き摺っていたからだろうか。「なんか嫌な感じの病院だな」と思い、次に検査する場所に行った。ここからはみんな優しい人ばかりで大いに安心した。

 

まず、検尿をしてからベッドに横たわり、たくさんの電極を付けられる。これはもちろんやったことがある。心臓の検査だ。次に、血圧計を両腕、両足につけて各部位の血圧を測る。丁寧に説明をしてくれたので安心だ。このブースは雰囲気が柔らかい。そういうのは患者にはよく分かるものだ。「じゃあお隣に行きますね」と看護師さんが言う。

 

そこで上半身裸になってエコー検査をする。これは時間がかかった。そしたら「確認のためもう1人にも見てもらいますね」と言う。しばらく待つともう1人がやって来た。再びヌルヌルを付けられ、検査だ。2人の会話に耳を傾けていると、どうも見づらい箇所があるようだった。もしかしてそれは内臓の脂肪が原因なのかな?と思った。しかしほどなくして終わり(「あ、この隙間から見えます」とか言ってた)、そのまま採血される。「検査はこれで終わりです」と言われほっとしていると、「最後に睡眠検査装置の説明をしますね」と言われた。

 

そう言えば、最初の問診で睡眠時のことを訊かれたんだった。「鼾はかきますか?」「呼吸はしていますか?」という問いに僕は「妻から両方言われています」と答えていた。どうも高血圧と睡眠時無呼吸症候群とは大いに関係があるらしい。

 

機械の説明を聞き、ちょっとつけ方の練習をして、今日の診察&検査は終了だ。最後に再び看護師さんがやって来て、次の来院の日を調整した。30日月曜の15時から呼吸器内科で医者から説明を受け、15時30分から循環器内科の医師の診察を受けることになった。

 

予約票をもらい清算すると、なんと、1万200円だった。健康のこととはいえ、またお金を使ってしまった。軽く衝撃を受けながらファイルを見ると血圧検査の結果も入っていた。見ると「あなたの動脈の硬さは?」という恐ろしいタイトルが付けられている。

 

結果1:「血管の硬さは?」→健康な58歳男性と比べて硬めです

結果2:「足の血管の詰まりは?」→今回の検査結果は正常範囲にあります

「現在のあなたの危険度は約7.6%です。この数値は脳心血管疾患による10年以内の発症危険度を表します。危険度を減らすには、血管を柔らかく保つことが大切です」

 

7.6%かぁ、と思ってグラフを見たら、縦軸(危険度を表す)の最高値は13.1%だった。僕の7.6%は真ん中より少し上に位置していた。この数値が少しは安心なのか、それともかなりマズいのか、よく分からない。

 

何気なく次の診察日を30日にしたが、その日の17時30分から歯医者の予約を入れていたことを思い出した。その週の土曜日は精神科受診の日である。どうやら今年の僕は医療費に思った以上のお金がかかるようだ。ああ、気が重い。そういえば今月の電気料金を見てぶったまげたのであった。我が家はオール電化なので、冬は高くても例年3万ちょっとであった。それが今月は5万円を超えていた。世の中どうなっていくのだろう。それとも我が家の電気の使い方が下手なのだろうか?

 

そんなことを思いながらフラフラとスーパーに行くと(病院の清算は10時半過ぎに終わった)、車がワンサカいる。どうしてだろう?と考えると、どうも来週の寒波に備えてっぽい。人混みをかき分けブリのアラ、サンマ、バナナを買った。

 

そのまま帰るのも何となく寂しかったので、再びフラフラと本屋に行く。そして目についた本を片っ端から買ってしまった。9400円の散財だ。いつ読むのだろう。買った本リストは以下のものである。「女子柔道部物語」(5~7巻)(小林まこと、恵本裕子)、「君のクイズ」(小川哲)、「伊藤ふきげん製作所」(伊藤比呂美)、「月の満ち欠け」(佐藤正午)、「だしの便利帖」、「ザ・カセットテープ・ミュージックの本」(マキタスポーツ、スージー鈴木)。

 

 

ああ、それから睡眠検査装置を付けて寝たことも書いとかなきゃな。いつものように19時に眠剤を飲んでから3時間後にようやく眠気らしきものがやって来た。しかし寝床に入ってもなかなか寝付けない。結局午前1時に目が覚めちゃってリビングに戻ってきた。そして「20世紀ロック」を見ながら時を過ごし、2時半頃やっと眠りらしきものにありつくことができた。上手く機械は作動したのだろうか。よく分からない。



 

今、日曜日のちょうどお昼だが、昨日今日と快晴が続いている。これはきっと嵐の前の静けさだろう。火曜日が怖いよ。

 

 

 

そんなことを考えながらぼぅっとしていたらあっという間に14時30分である。これだから休日の午後は危険だ。早く記事を書いて色々な事をしようっと。

 

 

 

最後に、昨日の続き(「イントロが長すぎて素晴らしい曲」シリーズ)になるかもしれないが、ザ・ドアーズの「ジ・エンド」でお終いにしよう。この映像は初めて見る(もしかしたら前にも貼り付けたかもしれない)が凄まじいな。特にドラムに聞き入ってしまった。この貧相な音響機材でよくここまでの演奏ができるものだ。あとはやはりジム・モリソンか。この男が27歳で死んでしまうとは、惜しい、あまりにも惜しすぎる。これ前にも書いたかもしれないな。


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でも何度でも書こう。こんな怖ろしい曲を書いて歌って、しかもとんでもなくかっこいい。ザ・ドアーズは1967年から1971年までのたった5年間の奇跡だったのだ。それは50年以上経った今でも僕の心の中にくっきりと刻み込まれている。

 

 

さてと。明るいうちに今週の献立を考えようじゃないか。