hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

冬眠日記その54 ~行ってきたよ、体験コースの巻~

昨日、予定通りギター教室の体験コースに行ってきた。18時より15分ほど早く着いたが料金を払うとスタジオに案内された。先生と挨拶を交わし、すぐにレッスンが始まった。

 

結論から書くと満足度は75%だった。「まあまあ」といったところだ。僕は開口一番「パワーコードで弾くことができるロック名曲のイントロを教えていただきたいんですねど」と言い、レインボーの「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」のイントロを弾いた。そして「左手のミュートが難しいのと右手がガチガチに力が入っているのが気になるんですけど」と言った。

 

先生は「とりあえずこれを弾いてみましょう」と言い、AGFEというコード進行を教えてくれたので早速練習してみた。しばらく弾いていたら先生がドラムの伴奏を鳴らしてくれて、これに合わせて弾いてみてくださいと言われた。いやあ、ドラムが入ると気持ちいいですなあ。しかし、先生が一緒に弾いてくれてるので自分がどんな音を出しているのか分からない。ようやく先生が弾くのを止めたので、自分の音を聴くことができた。まあまあかな、と思って弾いていたら、次に先生はプリントを取り出し、順に弾くように指示された。何だ、一応用意はしてあるんだ。僕は言われるがままに弾いた。パワーコードなので左手は何とか動かすことができるが、アクセントのつけ方をどうすればいいか等もう少しコツを教えてほしいな、と思った。「いいですねー。どんどんいきましょう」と言われた僕はどんどん言われるがままにやってみた。まあ弾くには弾けたんだけど、僕が一応弾けると分かったら先生はすぐにソロを弾き始める。いやいや、こっちを見て細かいところを教えてくれよ、と思ったが先生は気持ちよさそうに弾いているのでちょっとイラっときた。

 

そしたら先生が次は「単音弾きをやってみましょう。ドレミを弾きますね」と言った。それを真似してドレミを弾く僕。それを見て「ここにもドレミがあります」と言って12フレットから弾く。「なるほど~」と言って真似する僕。次第に先生の指使いが速くなってくる。僕には「見せびらかし」にしか見えなかった。「いろんなところにCのドレミがあるのでそれが頭に入ると(フレット間の仕組みが)繋がってきますよ」と言われた。「それでこのドレミを練習するのにいい曲がですね~」と言って流してくれた曲が「レット・イット・ビー」だった。「この曲でドレミを弾いてみて下さい」と言われた僕はまたしても言われるがままに弾いてみた。なるほど、「レット・イット・ビー」を流しながらCの音階でいろいろ弾く練習ができるのか。これは頭にメモっておこう。それから「レット・イット・ビー」のコード進行を書き始めた。今度はコード弾きをしろということらしい。いやいや、これは僕でもできますって、と思いながら弾いているとまたしても先生のソロが出た。参るね、と思いながらも弾いていたら「コードはOKですね」と言われた。だからそれは大丈夫だよ。

 

ここまででもう大分時間は経っているのだがいいのだろうか。しかし先生は話し続ける。そしたら出たよ。やっと来た。6弦5フレットを押さえて先生が1㎜の上下運動をするではないか!これだよこれ。見たかったのは、と思い食い入るように見ていると先生が教えてくれた。「まずピックは深く持つ」「ピックの先は1㎜くらい出ていればいい」「最初は手首でピッキングするかもしれないが、慣れてくると、親指を楕円に動かすような感じで弾くことができる」らしい。そうだよ、そういうのを聞きたかったんだよ!じっくりと先生の右手を見てから自分でもやってみた。もちろんなかなか上手くいかない。でも僕は嬉しかった。求めていたものがやっときたからね。そうしたら今度はさらにハンマリングをして音を鳴らすではないか。これも「見せびらかし」みたいな感じだったが、一応は食いついてみた。もちろん上手くできない。先生は「少し小指が踊っていますがそんな感じです」と言う。「毎日15分ほど練習をすれば3週間ほどで弾けるようになりますよ」とも言われた。ほんとか?ゆっくり中指薬指小指と動かしてハンマリングをする。すると「こんなのもありますけどね。こっちの方が簡単かもしれませんね」と言ってプリングオフをし始めた。

 

もう頭がパンパンで指を動かす気力もなくなってきている。しかしやってみた。「そうですそうです」と先生。もう1時間以上経ってますけど大丈夫なんですか~。そして最後に「練習するとこんなのもできるようになります」と言っていろんな曲を弾いてくれた。「クロスロード」は僕も弾きたい曲だったからいいとして「ホテル・カリフォルニア」や「天国への階段」を弾き出した時は、「あ~ギタリストってやっぱり見せびらかすのが好きなんだな~」と思った。でもJUNさんはそんなことしないぞ、とも思った。人によるのかな。

 

これで終わりかーと思ったら「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が始まった。これは覚えておかなきゃと思った僕は力を振り絞って先生の指を見て何とか覚え、自分で弾いてみた。

 

というわけで体験コース終了だ。大体こんな感じだったと思う。90分くらいやってたんじゃないかな。まず良かったな、と思うところは分からないことがあるとすぐに質問できるところだ。だからこそのギター教室なのだが、これは大きい。それから(多分)体験コースということでいろいろなことを注入したのだろうが、その中に自分が求めているものがあったということ。これも大きい。家に帰って早速練習だ、と思ったもの。うん、ギター教室は大いなる刺激になるな。

 

ちょっとな、と思ったところは、先にも書いたが僕が練習している時にギターのソロを弾きまくるところだ。もしかしたら先生は、こんなアンサンブルができますよ、楽しいでしょ?というつもりだったのかもしれない。前の先生も時々ソロを弾いていた。でもその時は僕が練習タイムに入ったと分かったら弾いていたわけで、僕はその時は「うるさいなー」とは思わなかった。今回ソロを弾かれた時は「うるさいなー」と思った。この違いは大きい。あとは、できればもっと細かく教えてほしかった。アクセントのつけ方やブリッジミュートのコツなんかきっとあると思うんだけど。

 

最後は先生との相性だ。これは微妙だった。レッスン中は、なんだか知らないうちに先生を持ちあげる発言をしてしまっている僕がいた。心の中で「これってどうなん?俺、諂ってる?」と思ったが、僕の性格も関係しているんだろう。でもなー、なんか違うんだよなー、とつい前の先生と比べてしまう僕であった。心の中で「それ(例えば気持ちよさそうにソロを弾くとか)はやめてくれ~」と叫ぶ回数が少なくなれば長く続けることができるだろう。というわけで最初に書いたように満足度は75%だった。

 

まあ、なんやかんや思うことはあったが、これからもよろしくお願いしますという形でギター教室に通うことを決めた。次回は2週間後だ(3月からは週1)。決めたからには練習だ。これで生活に張りが出るかな?