hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

家に入るなりギターを手にしてました

JUNさん来訪記の続きである。メモを頼りに書いていこう。

 

駅からコンビニに行き、飲み物を調達してから僕の家に行った。入るなりJUNさんは「キレイだね」と言ってくれる。「いえいえ、もう20年以上経ってますよ。それに子どももいないし」とか何とか僕が言っているうちにJUNは荷物を置いたと思ったらすぐに僕のギター(3台置いてあった)のところに行き、弾き始めた。まずはここからですか。分かりました。思う存分お願いします。

 

 

最初にアコギを手にしたんだっけ?何かコメントしていたと思うが、思い出せないや。そしてエレキギターに目をやり、スクワイアのテレキャスターを手に取った。「軽いね」と言いながらチャリランと弾く。スクワイアも喜んでいるよ、こんなに上手に弾いてくれて。僕は只々ウットリと見ているだけである。

 

 

その後、メインギターのG&Lのジャズマスターを手に取る。「これは・・・弾きやすいね」と再びチャリランと弾いてみせてくれる。「こっちはフレットが高めだね」とか「ナロー(←これでいいのかな?)が・・・」とか言っている。先ほどからずっと只々見ているだけの僕。そしたらJUNさんは徐に自分のギターを出してきた。小型のアンプもちゃんと用意してある。チャリランと弾くと、「セッションしよう」と言った。(おっとその前に2階に隠してあったリードⅡも持ってきたんだった。まあそこは省略)

 

 

 

 

「セッションですか・・・」と僕が二の句が継げないでいると「テレヴィジョンをやろう」と言う。「えっ?そんなの無理ですよ。僕はまた、キーがAのブルースで・・・とか言われちゃうかと思ってました」と言うと「それも考えたんだけどねー。昨日ふとテレヴィジョンはどうかなって思ったんですよ」と言われた(JUNさんは敬語80%、タメ口20%である。僕としてはタメ口で全然構わないのだが…)。そうか。だったらとことん教えてもらいましょう。

 

 

「See No Evil」(デビューアルバムの1曲目)のイントロをJUNさんが奏でる。うん?コードは何だろうと目を凝らして見ていると「パワーコードでいいよ」と言うので、その通りに弾いてみた。G→F→C→Gだ。おうっ、これなら弾けるぞ、と思い弾いていると、トム・ヴァ―レインの方のギターをJUNさんが弾く。わおっ、「See No Evil」になってる!と思ってひたすらこのリフを弾き続けた。続きも弾きたくなってきたのでJUNさんに次の展開も教えてもらって弾く。うーん、こんなに楽しいものなのか、セッションって。


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そのうちにJUNさんは次の曲を弾き始めた。「マーキー・ムーン」である。この大名曲を?と思いつつJUNさんの指を見て何とか覚えた。このイントロだけ弾いていても気持ちがいい。そこにJUNさんのギターが絡みついてくる。最高だね。これはずっと弾いていたいぞ。これも次の展開を教えてもらって、ひたすら僕は単純なリフを弾く。弾きながらJUNさんのギターを聞く余裕も出てきた。僕はDのコードをジャラーンと弾き続ける。JUNさんはひたすらソロを弾き続ける。


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さあ、次は何だろう、と思っていたら何だかJUNさんが声を出している。うん?なんだ?こ、こ、これは「マーキー・ムーン」を歌おうというのか?僕はJUNさんの初ヴォーカルを聴くことができるのか?今まで聴いたことないよな、JUNさんの歌。ドキドキしながら待っているとちょっとキーが高かったせいもあってあっさりと歌うのをやめてしまった。もう少し聴きたかったな。

 

 

今度は僕が「じゃあ『フリクション』を教えて下さいよ」と言った。そしたらすかさずイントロを弾いてくれる。「これは・・・運指の練習になるかもね」と弾きながら言う。確かに今までと違い難しい。これは後で練習だ、と思い今までの3曲のコード進行を簡単におえかきちょうにメモしておいた。セッション、楽しかったなあ。

 

 

 

あとでお酒を飲みながら話したことだけど、次の来訪までに僕が「ヴィーナス」のソロを練習する、JUNさんは伴奏をする、ということで話が決まった。タブ譜も送ると言ってくれたから、それをギター教室に持ち込めば僕も練習に励むことになるだろう。

 

 

 

 

セッションが終わってやっと二人してテーブルに向かい合って座ることになった。僕は「レコード、聴いてみます?」と言ってみた。「うん」と答えたJUNさんに「何を聴きますか?」と尋ねたら「『アビイロード』だね」と即答された。そして「このスピーカーで『アビイロード』を聴いて高校生の時の気持ちになるかどうか、だよね」と言う。そ、そ、そんなに高いハードルだと僕のONKYOのスピーカーがビビっちゃいますよ、と思いながらレコードをセットした。

 

 

ドキドキしながら1曲目の「カム・トゥゲザー」を聴く。曲間に「どうでしょう?」と訊くとJUNさんは一瞬困ったような顔をしたので、「フツー、ですかね」と言うと「そうだね」とだけ答えた。そしてA面最後の「アイ・ウォント・ユー」(いや、「オクトパス・ガーデン」だったかな)で、「最初の方でジョージのシンセが鳴るでしょ?」(←僕はそんなの知らない)「あそこがザラザラに聴こえるんだよね。ホントはつるっと丸い感じで聴こえるんだけどね」(うーん・・・そうなのか)。僕のスピーカーはフツーじゃなくて劣等生なのか・・・

 

 

「B面いきます?」と言うと「そうだね。『ヒア・カムズ・ザ・サン』のアコギの響きがどう聴こえるか、だよね」と言う。そして曲を鳴らしてしばらくすると「やっぱりB&W(高級スピーカーメーカーの名前)買おっ!」と言う。そうか、劣等生じゃなくて落第生だったのか、俺のONKYOは、と少しガッカリする。僕は一応「僕はこの環境でレコードを聴いてデジタルと全然違うって思ったんですけど、全然じゃなくて少し、なんですね」と言った。JUNさんは「いや、やっぱりレコード(とデジタル)は違うよ」と言ってくれた。

 

 

まだ夕方であるが僕はJUNさんに「そろそろお酒を飲みますか?」と聞いてみたら「いや、17時頃にしよう」と言われた。そこで僕はその日のブログを仕上げて記事をアップしたのだった。(スピーカーの話もしたな。B&Wの話はその後も頻繁に出てきて、現在僕の頭はどうやってB&Wを買うかでいっぱいである。かなり危険であると言えよう)

 

 

 

来訪記はまだ続くよ。

 

 

 

 

 

今日は台風の影響でウォーキングはなしかな、と思っていたが、曇りだったので思い切って出かけてみた。無事1周することができた。

 

 

妻から昨日「あなたのベッドを粗大ゴミに出していい?」と言われた。僕はリビングの隣を寝室にして長いこと経っているし、もう2階で寝ることもないだろうと思っていたから「いいよ」と返事しておいた。

 

 

そしたら今日の午後から「ちょっと(ベッドを出すのを)手伝って」と言われた。妻は空いたスペースに自分用のソファ(オットマン付き)を置きたいようだ。思いついたらすぐに行動する妻を見て、僕もリビングの巨大ルームランナーを処分する決心をした。それを妻に言って運ぶのを手伝ってもらった。その結果リビングは劇的に広くなった。これでスピーカーを置くスペースができた、とほくそ笑む僕であった。

 

 

 

じゃあね!