今朝も早すぎる目覚め、音楽を聴きながらぼぅっとする時間、そして二度寝からの朝ご飯、となるはずだった。それなのに今日僕は朝起きて、ドラマ「さよならマエストロ」を観た。まあ、ここまではいい。問題はその後だ。
何を思ったのか、キッチンに立ち、キュウリの千切りを始めていた。そしてもやしを湯がき、ツナを空け、それらをボウルに入れ、調味料と共にかき混ぜていた。「もやしときゅうりとツナの和え物」一丁上がりだ。
その後、ニラとキャベツを冷蔵庫から出し、粗みじん切りを始めた。ニンニクと生姜をすりおろし、豚ミンチを冷蔵庫から出した。そこに妻が起きてきた。5時過ぎのことだ。
「あらっ?何しとるん?」と言ったが僕は黙って妻を見つめてからミンチをこね始めた。「餃子?すごいじゃん」と妻。僕は「手伝ってくれる?」と言ってみた。「ニラとキャベツを少しずつ入れてくれないかな?」。妻は「分かったよ」と言ってくれた。
そうやって餃子のタネを作った。改めて妻は「朝からすごい張り切っとるぜ。なんかあったん?」と言う。そして「もしかして昨日の夜のこと、気にしとるん?」と畳みかけた。僕は「うん」とだけ返事をした。そうなのだ。僕は何となく起きてから罪の意識に苛まれて、思わずキッチンに立っていたのだ。そしてこれなら今晩は何とか妻に夕食を供することができるだろうと思ったのだ。
最近の僕はまるでなっちゃいない。18時過ぎになってもやる気がなくて、つい「どっか外で食べん?」と言ってしまう。そんな時、妻は即座に僕の提案を却下する。でも黙ったままでいると、「しょうがない、どこに行きたいん?」と聞いてくるのが常だったが昨夜は違った。昨日書いたように妻がもやしスープを作ったのだ。
どうもそれが頭に残っていたみたいで、つい朝に夕食を作ると言うバカなことをしちゃった。いやバカなことじゃないか。ご飯を作り始めて2年弱。ここらで気を引き締めなくっちゃ。せっかく身についた習慣だしね。今日から緩んだ手綱をもう一度締め直すのだ。
とか言いながら週の始めっから日本酒を飲んでいる。いつでも餃子を作れると思うと気が大きくなっちゃってね。へへへ。
ブログの方も手綱を締め直すか。
JUNさん来訪記である。まだ書いてないこともあるし、思いつくまま書いちゃおう。
新しいギター
大事なことを書くのを忘れていた。JUNさんと言えばテレキャス、テレキャスと言えばJUNさんだったが、今回は違った。「今日は・・・違うギターなんですよ」と言いつつゆっくりケースから出してきたのは・・・赤のリッケンバッカーだった。
「これは・・・還暦祝いということですかね?」と僕が言うとJUNさんは「そうだね。前からちょこちょこ妻には言ってたんだよね」と答えた。「それにしても、リッケンバッカーは弾きにくいって言ってませんでした?」「そうなんだよね・・・・」
とか言いながら僕も弾かせてもらった。FとかGとかをローコードで弾いたがなかなか弾きやすい。そう言うと「そうそう、ローコードはいいんだけど、ここら辺から」と言いながら僕がめったに手を出さないハイポジションに指を置いて引き出した。「ここら辺がどうしても弾きにくいんだよね」「そうなんすか」
「あと、こういうコードを引くと気持ちいいけど、同時にジャムっぽくなるんだよ」とも言っていた。なぁ~るほど、そうか、楽器が楽曲を引き出すこともあるんだと思った。
あとは音を作りにくいって言ってたなあ。僕はアンプとギターのツマミをせわしなく動かしてはギターを弾くJUNさんのきびきびとした動きをうっとりして見ていた。でも確かに忙しそうだな。
あとはジャズとロックの話もメモしてある。これについてはまた後日ということで。そろそろ餃子を作らねば。
それでは、バイバイ。
いかん!ギターの重さの話も書いておきたいところだった!これは深い話だったから次にとっておこう。