hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

頭の中でディストーションがかかってるんだよね

何てカッコいいタイトルなんだろう。しかしこの言葉は僕の口から発せられたものではない。ということは・・・?そうである。昨日リモート飲み会をしたJUNさんが言った言葉なのだ。さすがJUNさん。聞いた時はかっこよすぎて頭がクラクラしたよ。次の瞬間笑っちゃったけど。

 

ディストーション」とは「音を歪ませるエフェクター」のことでエレキギターといえばこんな音、ってみんなが想像するようなあれです。どんなシチュエーションで出てきたかは後で書くことになると思います。

 

 

さてと。全部は覚えていないが(3行だけメモを取った)、思いつくままに昨夜のリモート飲み会のことを思い出してみよう。無茶苦茶笑ってたことだけはしっかり覚えているぞ。楽しかったなあ。

 

 

恒例のギターレッスンは昨夜も行われた。僕がギター教室についての不満をグダグダ言っていた時だったかな、「それにつけてもポール・ウェラーですよ」と言った時だったかな、ちょっと判然としないけれど、JUNさんが「これだったhanamiもいけるんじゃない?」とギターを取り出し「Sunflower」(「Wild Wood」収録)のイントロを弾き出した。

 

「ええっ?それは無理ですよー」と言いながら僕はしばらく見ていた。どうしよう。今回も習っちゃおうかな。でも難しそうだな、とか思いながらも気づいたらギターを持っていた。大丈夫、時間はあるし、いつもJUNさんはじいっと待っててくれる。甘えちゃえ。「えーっと、何弦何フレットをどの指で、ですか?」からレッスンが始まった。

 

いつものように的確に教えてくれるJUNさん。しばらく弾いて、うん?なんか弾けてるっぽいぞ、俺、と思うと次のところも教えてもらいたくなってくる。そこも習ってから、僕にとって恒例になっているギターの達人動画撮影をスカイプ越しにした。これで今後忘れても練習できる。

 

 

その時に何となく思ったことが、JUNさんは普通に生音で弾いてるなー、ということだ。僕みたいにいきなりアンプに繋いだりはしない。必要な時だけアンプに繋いで僕に聴かせてくれる。その後も時々ギターを持っては、説明してくれるがアンプに繋がない。「JUNさんってひょっとして普段は生音でギター弾いてるんですか?」と訊くと、「そうだね。ほとんどは生かな(なんかもっと上手い表現してたんだけど、忘れた)」「ええっ!」と驚く僕。「それで気分は盛り上がりますか?」と再び尋ねた時に答えたのがタイトルにある言葉だ。

 

「頭の中でディストーションがかかってるんだよね」

 

いやあ、驚きました。普通はアンプに繋いでギャギャーンって鳴らしたくなるもんだとばかり僕は思っていた。さらに訊いてみると、家にアンプを導入したのは35歳くらいの時と言うではないか。それまでずっと家では生音だったのか。逆に言うとバンドで練習する時とライヴの時だけアンプに繋いでいたというわけか。すごい想像力だ。もう1回書くが生でエレキギターを弾いても「頭の中でディストーションがかかっている」んだって。参るよ、全く。かっこよすぎない?

 

 

その後、僕のお気に入りのクランプスの曲も弾いてもらった。「僕にも弾けますかね?」と尋ねると、「そうだね。毎日練習すれば来年の今頃には弾けると思うよ」と言われたのでコードだけ教えてもらって潔く諦めた。

 

そこから毎回言われている「毎日の練習が大事。20分、いや10分でもいいからとにかくコツコツやること」と諭された。(←「諭される」ってちょっと変か)

 

 

この言葉がメモの1行目に書いてあった。2行目には「だしの取り方」「ポップさ」「ハンバーグの旨味成分追究」と書いてある。これは、僕が妄想しているお惣菜屋さんについて話していた時にJUNさんから出た言葉だ。「だしに拘って」「ポップなメニューを考えて」「レシピはもう完璧にこれを何g、とか追究するべし」、そうしたら(店を出しても)上手くいくんじゃないの?という意味だったと思う。「ポップなメニュー」というのは、僕が「ロールキャベツなんかいいなあと思っている」と言った時の返しの言葉である。「ハンバーグみたいなポップなメニューを考えればいいんじゃないの?」と言われた。僕にポップなメニューを考えられるだろうか?

 

 

3行目は「ショートスケール」「だしが入ってない」「ギターの店員さんと」と書いてある。2行目の「だし」が再び登場だ。この話が可笑しくて笑いが止まらなかった。伝わるかどうか分からないが、挑戦してみよう。

 

エレキギターにはネックが短い(ブリッジのサドルとヘッドの距離が短い)「ショートスケール」という種類がある。有名どころではフェンダームスタングになるのかな。それで、ギターショップの店員さんとJUNさんがショートスケールのギターと通常のギターを弾き比べてみて出てきた言葉が「ショートスケールのギターの音はだしが入ってないんだよね」ということだ(ったと思う)。

 

そして実際に僕に向かってアンプを通して弾き比べをしてくれた。「最初、ショートスケール弾くね」「はい」「どう?」「うーん・・・さっきのテレキャスを弾いてもらえますか」「分かった」。

 

「どう?」と再び尋ねられた僕は「うーん・・・。ショートスケールは何だかおもちゃっぽい音に聴こえます」「でしょ?」というわけである。伝わっただろうか。

 

ショートスケールの方が「ちゃっちい」というか「ペラペラしている」というか、そういうことで店員さんと意見が一致したということだ。それを評して「ショートスケールのギターにはだしが入っていない」のだそうだ。どっちが言った言葉なんだろう。うーん、この可笑しさを再現するのは僕の記憶力と文章力では無理だ。

 

 

 

18時開催で、ショートスケールのギターの話を終えた時は22時を過ぎていたと思う。JUNさんが「そろそろ最後の話題にいきますか」というので、「僕のデヴィッド・ボウイアルバムランキングの記事を読みましたか?」と言ってみた。そしたらまた話が盛り上がって、終わったのは22時半を過ぎていた(ように思う)。自分から話題を振ったにも関わらず、眠くて眠くて堪らなかった。その後、ろくに片付けもせずに布団に入った僕は実に久しぶりに爆睡したのであった。

 

 

あんなに笑ったのって久しぶりだったなあ。今年一番笑ったなってくらい笑った。楽しかったです。

 

 

 

さてと、そろそろ今年のブログも終わりにしようかな。今年はこれで235記事目です。何だかんだ書いてたけど、来年も似たような感じで暮らしていけたらいいなあ。でもギタ練とダイエットはせねばなるまい。頑張るぞ。

 

 

それではみなさん、よいお年を。