hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

常に上書きしておきたいものだ

酔っぱらった状態で文章を書くと、ろくなことはないのはもう散々体験している。後で読んで「うぁ~」となるに決まっている。少なくとも1日は寝かさなければいけない。しかしワイン半分を飲んだ後、こうしてパタパタとキーボードを打っている。後で読んでどう思うだろう。今日僕は何を書こうとしているのだろう。

 

久しぶりに教育ネタでも書くか。

 

僕がいつも子ども達に求めていること、それは「とにかく発言しよう」だ。何故か?答えはその時その時で違う。今日の答えは「NO!と言えるために」だ。

 

どういうことかというと、こうだ。

 

 

 

 

と、ここまで書いたのは先週の火曜日だ(9月7日)。ワインを半分飲んで酔っ払った僕は上手く寝付けずに、妻にあたってしまった。ああいやだ。まだダメージが残っている(今日は9月13日月曜日)。

 

もう1回書き直そう。僕が子ども達に求めていること、それは「授業中に発言していこう!」である。何故か?それはいざとなったら「NO!」と言えるようにするためにである。

 

 

 

 

 

なんで、この続きが書けないんだ?と思いながらもこの記事を放置しておいた。現在9月23日の16時である。休日の夕方、僕はまたしても赤ワインを飲んでいる。こんなに飲んだくれて精神疾患もへったくれもあったもんじゃないよな。しっかり自制しろよ。というわけで今日こそこの文章を完成させるぞ。

 

いざとなったら「NO!」と言えるようになるため?なるほど。じゃあこの「いざ」ってどんな時なんだと問われれば、「死に直面した時」と答える。つまり誰かによって自分が「死ぬ」かもしれない事態に追い込まれそうになった時に「NO!」と言えること、これこそが一番大事なことだ。誰かの言動によって自分が死にさらされるなんてことはあってはならない。それは絶対だ。でも生きていると辛いことに向き合わざるを得ない時もある。いじめなんか、まさにそうだ。

 

 

誰かに嫌なことをされた時に、「それは嫌だ」と相手にはっきりと言えることは大事なことだ。それを言えるか言えないかで人生は大きく変わると思う。「言えるように」することを究極の目的として、僕は授業で子ども達に発言することを求めている。

 

みんなの前で自分の考えを言うなり、先生の発問に答えるなり、教科書を読むなり、何でもいいから、「公の場」で何かを自分から発することの体験を積み重ねることこそが、一番大事な時にものが言えることに繋がるのではないか、と僕は思っている。つまり僕は、授業という場で、自分から何らかを発信する練習をしておくべきじゃないかい?と子ども達に問いかけながら授業をしているのだ。

 

別の言い方をしてみよう。「それは嫌だ」と嫌なことをした人間に面と向かって言うのは高い高いハードルである。今まで自分から発信してこなかった人間がそんな場面に直面した時に、急に言えるわけもない。だから「もしかしたら来るかもしれない『いざ』という時」のために、まず低いハードル(授業でいえば『挙手をする』『教科書を読む』など)を設定して少しずつそのハードルを高くして(『先生の問いに答える』『自分の考えを話す』など)いくことで、「いざ」という時に備えるのだ。さっきは「もしかしたら来るかもしれない」と書いたが、人間、生きていれば必ず誰かと衝突することは起きる。生きる死ぬの話じゃなくても。だから練習しておくのは決して損なことじゃない。

 

もし明日、子どもから「先生は何故授業で発言することを求めるのか?」と詰め寄られれば僕はこのように答えるだろう。しかしながら1か月後、あるいは1年後には多少違うことを言っているかもしれない。こういう何だろう、根本的なことっていうのかな、そういうことは、その時その時で常に最新版にしておかなければいけないのではないかな、と(何となく)僕は思っている。

 

「なぜ勉強をしなければいけないの?」とか「なぜ多数決で物事を決めるの?」とか「なぜ暴力で解決するのはいけないことなの?」等の質問も同様である。こういう質問には僕なりにしっかりと答えたいものである。とか言ってても飲んだくれて書いてちゃあ、いかんよなあ。久しぶりに書いた教育ネタだというのに。

 

 

 

今日は、ユーミンの「ベルベット・イースター」「翳りゆく部屋」から始まって、七尾旅人の「billion voices」からFishmansの「ナイトクルージング」「いかれたBABY」まで行ってしまった。Fishmans七尾旅人の数曲はテイストが似ているな、と思った。

 

 

最近、ドラマでもニュースでも何でもとにかく日本語を聞いたら、頭の中で「〇〇〇」とその言葉をキーボードで叩いている自分に気づいて困る。こういうことってありませんか?