只今午前２時。最近はとんとご無沙汰だけど、ひところはこんな時刻に起き出しては記事を書いていた。今は目が覚めたらさっさともう一度寝ようと布団に入り直している。つまり今日は少しは元気だってことかな。
BGMはジャニス・ジョプリンの「パール」である。iPhoneから流れるジャニスの歌声は心地がいい。こういう風に小さな音で聴くのも味わいがあって好きだ。僕だっていつもいつもレコードばかり聴いているわけではない。
レコードを聴く時は、そうだなあ、戦闘態勢というか本気というかそんな面持ちで聴く。よって起き抜けのこんな時間に聴くのは無理である。
さてと、何から書こうかな。仕事の話にすっか。昨日の職員朝礼で校長が次のように言った。「今日も外部からの（授業を見に来る）お客さんが来ます。まだ私が教室に入っても、私から挨拶をしないと子ども達は挨拶しないので、子ども達から挨拶するよう担任の方から一声かけてほしい」。
今までなら、なにぃ？授業中に子ども達から挨拶をしろだとぉ？と怒り心頭になっているが、昨日は「考え方が全く違う人もいるものだなあ」で終わってしまった。僕の考え方というか理屈はこうである。
授業は、教師と子どもとの（大げさに言えば）勝負である。教師から問題（あるいは話題を）を投げかけ、子ども達があーだこーだと考える。お互いが自分のやるべきことに集中する時間である。そんな様子を校長が見に来る。それはいい。でも集中して考えている子どもの思考をストップさせてまで挨拶を強要するのって、失礼千万な行為である。たとえ外部の人が授業を見に来たのだとしてもだ。大体外部から見に来た人が、授業の最中に「こんにちは！」と言いながら入ってくるはずがない。
昨年の4月5月は、そんな（授業にどんどん介入してくる）校長に怒りを覚え、呆れたものだ。しかし、今は「こんな考え方をする人もいるのだ」と思うだけだ。「俺の考えの方が正しくないか？」とは思わなくなった。これは成長なのだろうか？病気のことを考えると、いちいちこんな細かいことに反応しないという点では成長と言えるのかもしれない。そして自分は変えられるけれど、人は変えられない、なんて思ったのかもしれない。
でもきっと僕は見切りをつけたんだろうな。今の校長に。人のせいにするつもりはないが、それが労働エネルギー減退の一因になっていることは間違いない。
家で妻にこのことを話すと、「あの人の感覚は昔からおかしいんだから気にしない方がいい」と言われた。そうだよな、俺の感覚の方が普通だよな。しかし「危険なのは今の若い教員が、校長の話を聞いて『なるほど』と思ってしまうことね。そして『実は違うよ』と言う年配の先生がいないことが大きな問題だと思う」と言った。確かに。
「こんな考え方をする人もいるのだ」なんてマイルドな書き方をしたけど、これは立派な校長批判だよな、きっと。バレないように気をつけなきゃ。
BGMはスティーヴィー・ワンダーに変わったので話題も変えよう。僕は遂に家で座り小便をするようになったことでも書いておくか。
僕は長い長い間、立小便派だった。今でも学校では立小便である。これは仕方がない。そういう形態の便器しかないからね。しかし家は違う。ちゃんと座って用を足すことができる。妻からは「できれば座って用を足してくれると、汚れが飛び散らないんだけどなあ」と言われ続けてきた。それでも立小便を続けていたのは、きっと「男子たるもの小便は立ってするものである」なんていう時代錯誤な感覚を持っていたからだと思う。全く校長のことをとやかく言えないぜ。
そんな僕が今年に入って座って小便をするようになった。それはなぜか？いつ失神するか分からないからである。一昨年くらいに初めて尿失神なるものを体験した。その時から何となく考えてはいたんだけれども、いよいよ自分の体力に自信がなくなってきた今、いつ失神するか分からないと本気で考えるようになった。
失神するなら座ってしたい。その方がダメージが少なくて済む。だから今年から座って小便をすることに決めた。落ち着いて用を足せるので「なんだ、だったらもっと早くにこうすればよかった」と思ったくらいだ。これはおそらく今後も続くと思われる。
朝はもしかして元気かな？と思ったけれど、学校ではてんでダメだった。相変わらず授業が終わったら年休を取っているのも大問題だ。
３連休明けの昨日は、４つのクラスが学級閉鎖となった。我が校でもインフルエンザ大流行中である。学級閉鎖になっていないクラスにも欠席者が多い。今は学年の終わりに向けてダッシュしたい時なだけに困る。かと言って強引に学習を進めたら児童が困る。1日でも早く収まってほしいものである。
シャワーをして洗濯もした。クイーンも聴いた。記事をアップして夕食を作ったら、今日が終わる。明日の授業は2コマだ。だからだろう、何となくのんびりとした気分である。木曜と金曜、頑張って働こう。
ではでは。
