以前ドアーズの曲を検索していたら「Hello,I Love You」Adam Freeland Fabric Mixというのが引っかかった。聴いてみると、Adam Freelandという人がリミックスした作品らしい。上手くジム・モリソンのボーカルやドラムの音を切り貼りしてかっこよいダンスナンバーに仕上がっていた。まあありがちといっちゃあありがちな作品だったが。僕は気に入った。
何だ。ドアーズはもう誰がいじってもいいんだ、と思った僕はさらに検索活動を進めた。すると「Behind Closed Doors-The Rarities」という企画物アルバムを見つけた。ドアーズのデモ音源や別バージョンを集めたものだが、その中で何曲かドアーズの曲をリミックスした作品も収録されている。
・「Breakn’ a Sweat」ドアーズ&スクリレックス・・・「カモンベイビーライトマイファイア」という一節しか使っていない。しかもジムの声じゃない。不満だ。
・「L.A.Woman」Paul Oakenfold・・・「Hello,I Love You」よりさらに俗っぽい。悪い意味で。
・「Roadhouse Blues」ドアーズ&クリスタル・メソッド・・・もろ「Roadhouse Blues」を使い過ぎて面白みに欠ける。バックだけおしゃれにしてもなあ。
等である。
一番納得できる作品は、やはり「Hello,I Love You」Adam Freeland Fabric Mixだった。
リミックスしていいんだったらどんどんしてくれ。ただしかっこよくたのむよ。
いやあ、ジム・モリソンの声をエレクトリックなサウンドにのせるなんて。すごいこと考えるな。