hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

全てはサカグチ先生との出会いから始まった

僕の教員人生「本格的に真面目になった編」はサカグチ先生(仮)と出会ったことから始まったと言っても過言ではない。その時僕はもう40歳を少し超えていた。遅すぎる出会いだったが仕方がない。これも運命だ。それより出会えたことの奇跡を喜ばなければいけ…

なかにし礼の小説「さくら伝説」

なかにし礼をはっきり意識したのは、テレビドラマ「兄弟~兄さん、お願いだから死んでくれ~」を観てからだ。1999年3月10日にテレビ朝日の開局40周年記念スペシャルとしてドラマ化され話題となった。豊川悦司演じるなかにし礼がロクデナシの兄(北野武が演じ…

ニール・ヤング「アーカイブVol.2」を聴く

惨劇は学校で起こった。 アップルミュージックからニール・ヤングを紹介された僕はそのリストを見てビビった。139曲、8時間46分である。一体いつ聴くんだよと思い、これは十分吟味しセレクトしなければ、と思い1曲目から聴いていった。 3曲目を聴いている時…

「たま」はロックか?

「たま」については前々から書かねばならないと思っていた。そう。あの「さよなら人類」(1990)の「たま」である。「たま」はロックか?と書いたがこの答えは明白である。ロックである。世間の風に立ち向かっているからである。 僕が「さよなら人類」後のた…

ジャパンは嫌いじゃない

1年に数回くらいだが、無性にジャパンを聴きたくなる時がある。そして気づいたらデュラン・デュランの「プラネット・アース」まで聴いてしまっている。ロック硬派路線の僕としては忸怩たる思いなのだが、聴きたいものは聴きたい。仕様がない。 ジャパンはイ…

高橋克彦の歴史伝奇ものは荒唐無稽?いやいや説得力あるよ

高橋克彦は、岩手県釜石市生まれで現在は盛岡市在住である。歴史伝奇もの以外にたくさんたくさん小説を書いている。僕はその「たくさん」の中でも特に歴史伝奇ものを愛読してきた、というわけだ。東北出身の高橋はそこ(東北の歴史)にも拘って仕事をしてい…

今楽しくないものはきっと来年だって楽しくない by 今敏

前日に引き続き、今敏監督の言葉である。 病気で入院した時に「死」を意識しました。そしてだんだん元気になると同時にもうちょっとポジティブに考えられるようになったんですよ。今までぐずぐずして仕事に必ずしも積極的になれなかった部分というのは、その…

個性個性って言わない方がいいんじゃないかな(by今敏)

個性を尊重するとか個性を伸ばすとかもっと個性を出してって言い方ってすごくしますよね。それで、こういう言葉を繰り返し聞かせ続けられるとですよ、個性って何か内蔵されてる、自分に埋蔵されているようなものとして思ってしまうじゃないですか。 個性を表…

どんとの煽り文句はサイコーだ

「どーもありがとー オーイエー オー せっかくあったかくなったのに 汗だらだらかいて 一人で帰るのはさびしいぞー イエー だけど 忘れちゃいけないのは 熱い心だぜ 楽しいばかりが人生じゃねえよ イエー俺たちの一番大事なのは 熱い心なんですけど みなさん…

平沢進と僕 2

ほんとに平沢にどっぷりハマったのは2009年、つまり発病後のことだった。きっかけは「白虎野」というアルバムだ。例によって最初は「ふうん」だった僕は、ある日タイトル曲を聴いてぶったまげた。これは超名曲じゃないか、と大いに反省した僕は平沢作品を買…