hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

社会との接点がない生活

僕は今、社会との接点がない生活を送っている。僕が外に出るのはまず朝一番にウォーキングに行く時である。これはたま~にすれ違う人に挨拶をするだけでこんなの接点でもなんでもない。

 

 

あとは、スーパーやコンビニに買い物に行く時だけだ。これは別に毎日行っているわけではないし、喋ることといえば「あ、現金で」とか「セブンスターのソフトを・・・」(←僕は未だに番号で言っていない)くらいだ。これもまた接点と言うのには無理がある。他には、と考えてはみるが何も思いつかない。こんなことをしていて大丈夫なのだろうか、と恐ろしくなった。

 

 

しかしそんなことを言っている場合ではない。休むって決めちゃったしね。それに働く気力もないし。こうやって人は老いていくのだろうか。いや、60を過ぎても元気溌剌な人はたくさんいる。僕の過ごし方に問題があるのだ。

 

 

なんて書き出すとまたおんなじようなことを書きそうなのでこれくらいにしておこう。のんびり暮らせばいいじゃないか、くらいの大きな気持ちを持ちたいものである。

 

 

あ、そう言えば昨日は帽子を買いにスポーツ店に行ったんだった。そこで気づいたんだけど、歩きにくいんだよね。あれっと思ったんだけどすぐに分かった。股ずれだ。1カ月弱ウォーキングを続けているというのになんで今頃こんなことになったんだろう。明日は歩けるかな、と思いながら少々ガニ股気味に歩いた僕だった。

 

 

でも今朝はちゃんと歩くことができた。けれど帰ってきたらまた股ずれになっていた。早くこのデブな体を何とかしなければいけない。うん、その努力をするだけでも休む意味はあるのだ、と言い聞かせた。

 

 

今日は、イヤホンで「いろいろ」と題したプレイリストを聴いていたところ、聞き覚えのあるフレーズが飛び込んできた。「あれっ?これはエレカシの『歴史』のフレーズに似ているな。俺、邦楽も入れてたっけ?」と思いながら聴いていると本物のエレカシの「歴史」という歌だった。久し振りに聴いたこの曲は家に帰ってもしばらく僕の頭の中で鳴っていた。やっぱり名曲だなあ。

 

 

今日は社会と接点のない生活というテーマも書いちゃったから、久しぶりに写経してみるか。「歴史」の歌詞はこんなのだ。長いけどいいや。いつものことだ。

 

 

 

 

 

歴史 青年期 あらゆる希望を胸に いきりたって

ヒトに喧嘩ふっかけた鴎外 以後官僚として栄達をのぞみ

ドロドロした権力闘争にも身を置いた鴎外

 

歴史 それは男の当然の生き様であるが 晩年のわずか五年間 鴎外 

栄達が のぞめなくなると 急に肩の荷が下りたのだろうか?

小説家 森鴎外が俄然輝きを増す

 

彼は負けたんだろうか?

男の生涯 ただの男になって死に様を見つけた

 

歴史 名作「山椒大夫」 そして「渋江抽斎」に至って

輝きは極限 そう 極限に達した 凄味のある口語文は最高さ

 

歴史SONG 歴史SONG 読む者を酔わせて止まない

 

されど凄味のある文章とはうらはら 

鴎外の姿はやけに穏やかだった 晩年の鴎外

 

歴史 男の生涯にとって死に様こそが生き様だ

 

歴史SONG 歴史SONG 大いなる歴史の中で

 

歴史の末裔たる僕ら 残された時間の中で 

僕ら死に場所を見つけるんだ 僕ら死に様を見つけるんだ

それが僕らの 僕らの未来だ

 

 

 

 

 

以上が「歴史」の歌詞である。これを語りやラップではなくちゃんとメロディにのっけて歌っていることが凄いと思う。

 

 

それにしても「男の生涯にとって死に様こそが生き様だ」か。今の僕の気分にピッタリだったからこそこの曲がひっかかったのかもしれない。いやあ、のんびり過ごしてる場合じゃないな。

 

 

それではよかったら聴いてみてください。


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じゃあね。