hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

3月1日―5日

3月1日(金曜日)

 

木曜日に担任にしてもらったテストを含めて8回分のテストの丸付けをひたすらしたが終わらない。しかし3,4限目の6年生を送る会ではビデオ係をすることができてホッとした(ホントはパスしたかったが、言う勇気がなかった)。昼休みに校長に呼ばれる。「申し訳ないけれど、勤務評定にCをつけます」とのこと。そんなん分かっていますってと言う。そして「どう?調子は?」と訊かれたので、「体感では来週水曜日まで(が授業をする限界)だと思います」と伝える。校長は前に話した時と同じように「職員室でもみんなと話しているし、授業も成立しているし(何がつらいのか分からない)。ごめんね分かってあげられなくって」と言う。大多数の人が分からないんだよ。目に見えるもんじゃないしね。でも心の中では泣きながら授業をしてるんだよ。年休を30分取って帰る。教頭が話しかけてくれて嬉しかった。

 

 

3月2日(土曜日)

 

来週になってテストの点数を打ち込み成績をつけるのはきつい。そう思った僕は思い切って学校に行った。教室で金曜日にできなかった分を丸付けして、名簿に点数を記入して、職員室に行った。2人が仕事をしていた。僕もわき目も振らず仕事に取り組んだ。途中、設定を間違えてやり直しをしたりしながらも何とか全8クラスのテストの成績を打ち込み、プリントアウトすることができた。ここまで5時間ノンストップだった。さすがに疲れたので、また明日にしようと思い、学校を後にする。

 

 

3月3日(日曜日)

 

9時に学校に着く。誰もいなかった。すぐに仕事にかかる。この日も集中して成績第1稿を仕上げることができた。あとは微調整をして担任に渡すだけだ。家に帰った僕は、ささやかな祝杯を上げた。

 

 

3月4日(月曜日)

 

朝から学校に行きたくない病を発症。暗い気持ちのまま出勤する。1限目は授業の準備だ。粛々とプリントを印刷して、2限目に備える。2限目は気を張りながら、明るく授業をしたし、このあとの2時間(水曜、金曜)に何をすればいいのかが児童には分かったはずだ。最悪僕がいなくても授業はできる。しかし気分は晴れない。頓服を飲もうか迷ったが飲まなかった。3限目は淡々とテストを返し、直しをさせてからPCでドリルをさせた。最後は10分間の動画を観た。これで3年1組の今年度の授業は最後だ。よく頑張った。

 

4限目は一番気が重いクラスだ。やはり頓服を飲もうと思い直し、教室に戻って頓服を飲んでから授業に臨んだ。簡単にすることを説明して作業させた。異様な空気(シーンとした空気。それも嫌な感じの)のまま授業は進んでいった。このクラスはあと1時間が限度かな。申し訳ないけど。これで午前は終わり。午後には2コマ授業がある。

 

 

5限目は一番僕のことをウェルカムしてくれるクラスだ。のんびりとした気持ちで児童がプリントに取り組んでいる様子を眺めていた。6限目はどっちに転ぶか分からないクラスだ。今日はいい方に転んだ。僕は最後の力を振り絞って授業をして、さっさと帰宅した。成績はまだ担任に渡すことができなかった。

 

 

家に帰ってからも気持ちは上向くどころか、どんどんどんどん沈んでいった。これは今日の夕食は無理だと思って妻にLINEをした。結局妻はLINEに気づかず、20時半に帰宅した。僕が少し気分を害していたのを察知してか妻は「じゃあカレー買ってくるわ」と明るく言って再び外に出た。

 

 

21時過ぎにカレーを食べた僕は、黙って寝室に行った。気分は悪いままだったがすぐに眠れたようだ。しかし午前0時に目覚める。リビングに行き、少しうとうとする。その後、ドラマを1本観て、記事を書いている。今、気持ちは比較的落ち着いている。今日は1,2,5限の日だから気が楽なんだ。だから落ち着いていられるんだ。

 

 

3月5日(火曜日)

 

1限目は5年、2限目は4年、3,4限目は空き時間で5限目は6年だ。1,2限とも僕はハイテンションで喋りまくっていた。3,4限目の空き時間に成績の仕上げをしようと思ったが、1,2限の疲れがどっと襲ってきてぐったりとヨガマットに蹲ったままだった。最後の方でささっと成績を見直し、微調整をした。その後、教室にある大量のプリントを整理して職員室に行った。そこで各クラスの成績プリントに「何かお気づきの点があったら教えて下さい」と書いた付箋を貼り、担任の机に置いておいた。直接渡せなくて申し訳なく思う。

 

 

5限目は昨日と同じくウェルカムな6年生だ。プリントをする予定なんだけど、どうしようかなあ、みんな嫌がるだろうなあと思い教室に入る。児童たちは相変わらず元気に僕を迎え入れてくれた。僕は黙ってプリント2枚を見せたら、ブーイングされた。そのままやってもよかったんだけど、「じゃあ、真面目な話をしてもいい?」と聞いたらいいよと答えたので、「卑弥呼っていたでしょ?」と歴史の話をした。どうしようかな、ここらでやめて1枚だけでもプリントをしようかな、と思ったんだけど、ええい、と思いそのまま話を続けた。

 

 

その後少し時間が余ったので、卒業証書の受け取り方の練習をさせると大いに盛り上がり、無事5限目の授業を終えることができた。やれやれである。

 

 

今日もいつものようにさっさと帰宅した。これで残すところあと1日である。しかし今のところ、木曜日に休んで、金曜日にもう一度出勤しようかなと思っている。行けたとしたら授業は3コマである。後の時間は教室の片付けだ。そして職員室の片付けは土日にする。これできれいさっぱりさようならできたらいいんだけど。

 

 

こんな感じで3月を過ごしていました。しかし昨日はやばかったな。ピーター・ガブリエルの声に癒されるどころか、暗黒大魔王のニック・ケイヴの声を求めてしまった。ニック・ケイヴを聴きまくっていた5年前の暗黒時代のことを思い出してしまったよ。

 

 

 

 

それではこれで失礼します。