hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

史上最速の人間ドック

今日は1年に1度の人間ドックの日だ。今の僕にとって大手を振って休むことができる貴重な日である。しかし胃カメラかぁ、気が重いな。いやいや休めるんなら胃カメラでも何でも飲むよ。

 

 

なんて具合に心を静めて健診センターに行った。今日は何だかスムーズだ。待ち時間が短い。受付もちゃちゃっと終わったし、問診その他も素晴らしく早い。気になる血圧は上が150後半、下が90後半だった。僕としては想定内だったので安心した。

 

 

体重と腹囲は昨年と全く変わらなかった。一応太っていないということで、これから頑張ろうという気持ちになった。あとは・・・目の検査と聴力とかだよな。その後大トリの胃カメラが待っている。そう思って気合を入れ直していたら、心臓の検査の後「次は胃カメラですね」というではないか。あんまり駄々をこねるのも大人げないので「分かりました」と言って、本館に向かった。これが9時半。何だか早くないか?まだ1時間しか経ってないぞ。

 

 

内視鏡の待合室に着くと待っている人が2人いた。いよいよだな。そう言えば胃カメラの(係の)人事異動があって、昨年から新しい人になったんだった。頼むよ。僕を励ましてくれ、と思いながら待つこと10分。いよいよ僕の番だ。

 

 

冴えない顔をしている僕を見て看護師さんは「大丈夫ですか?」と言ってくれた。力なく笑うと、「大丈夫です。すぐ終わりますよ。薬も入れますから」と言ってくれる。分かってる、分かってるんだけどねぇ。その薬があんまり効かないんだよねぇ。

 

 

検査の台に横たわり、マスクを外し、マウスピースを噛む。鎮静剤を打ってもらっていよいよチューブが中に入っていく。ああ、これだ、これからこの感触と5分間戦うのだ、と少し懐かしく思った。薬は効いているのかよく分からない。

 

 

いつものように時々うぇ~と呻きながら検査は終わった。終わってみればあっけないものだ。それにいつものように(検査の)最後じゃなかったのもいい意味でペースが狂ってよかったのだろう。僕としては上々の出来だった。そのままベッドが並んでいる部屋に入り、寝なさいと促される。僕は昨夜眠剤を飲んでたっぷり眠っているから眠れないんだよなーと思いながらも目を閉じる。

 

 

次に目を開けたのは30分過ぎくらいだろうか。ほんとは1時間はきっちり眠ってなきゃいけないのだけれど僕は体を起こした。どうしようかな、と思っていると看護師が僕に気づき「起きちゃいましたか」と言う。「じゃあ、戻りますか」と言い、僕がちゃんと立てることを確認してから放免してくれた。やった。こんなに早く戻れるなんて初めてだ。

 

 

そのまま(一応用心しながら)静かに歩いて健診センターに戻る。その後、目の検査やら何やらをして、全ての検査が終わった。時計を見たら11時半だった。清算を済ませ、スーパーで買い物をして帰宅した。12時過ぎだった。こんなに早く家に帰ったのは人間ドック史上初めてである。

 

 

気をよくした僕はその勢いでレコードを聴いた。デヴィッド・ボウイの「トゥナイト」である。世間では何かと評価の低い(「ここからボウイは下降線をたどった」とかね)作品であるが僕は好きだ。久し振りに聴いたが、やはり僕はこの作品は好きだな。

 

 

その後はやっと薬が効いてきたのか(いや、きっとずっと効いていたのだろう)、眠くなって少し寝てしまった。しかし今日の僕の勢いは止まらない。元気よく起きて、ぶり大根を作ってコールスローを作ってドラマも観た。

 

 

ここ数日で一番穏やか且つ元気な一日だった。僕は今ボブ・シーガーを聴きながら記事を書いている。アメリカンロックもいいなあ。ちょっと手を広げてみようかなあ。でも妻からは「これからはミニマルな生活を送る努力をしなくちゃね」と言われているからな。ちょっとは節度というものを知らなきゃいけないお年頃になったということだ。

 

 

 

そんなこんなで一日も終わろうとしている。この分だと明日は何とか頑張れそうである。そしたら土日で一息つける。そして来週はいよいよラストウィークだ。何とか先が見えてみたぞ。

 

 

 

 

それでは今日の記事を終えます。バイバイ。