hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

音の異種格闘技戦

最近よく聴いているペンタングルは、イギリスのバンドである。1960年代後半から1970年代前半まで活動し、一旦は解散するが、1981年から再始動。1995年以降は「ジャッキー・マクシーズ・ペンタングル」名義でも活動している。

 

 

僕が聴いているのは、ファーストアルバムだ。フェアポート・コンヴェンションを想起させる曲もあって、気に入っている。気に入ってはいるが、少々戸惑う曲もある。

 

 

中心メンバーは、ジョン・レンボーンとバート・ヤンシュである。ジミーペイジは影響を受けたギタリストの一人として確かバート・ヤンシュを挙げていた。ツェッペリンのサードを気に入ったらもしかしてペンタングルも気に入るかもしれない。フェアポート・コンヴェンションのファンならきっと既に聴いているだろう。そして好きかそうでないかがはっきりと分かれるだろう。

 

 

フェアポート・コンヴェンションとの違いは、バンドのメンバーがそれぞれの個性を持ち、互いに影響し合っていたことだろう。ジャッキー・マクシーはトラディショナルの出身、テリー・コックスとダニ・トンプソンはジャズの傾注し、ジョン・レンボーンは古楽を学び、バート・ヤンシュはボブ・ディランのようなブルースおよびコンテンポラリーに興味を持っていた。これらの音楽性が1曲の中で目まぐるしく表れるものだから、戸惑うのも無理はない。

 

 

1968年に発表されたデビューアルバム「ペンタングル」では1曲目はいいとしても2曲目「ベルズ」から目まぐるしさ爆発だ。最初の最初はいい。トラディショナルだなぁ、と楽しむことができる。しかし途中から今書いた音楽の要素が混然一体となって何だかよく分からないところまでいっている。何だかギターが弾きまくってるぞ、と思い待っていると、何だかドラムがいきなりジャズ風味になっている。それが延々と続く。少しギターがいい感じで弾き始めたらまたジャズドラムだ。一体いつ歌い出すんだ?そう思っていたら終わっていた。

 

 

 

4曲目の「ペンタングリング」でも最初はいい。ヴォーカルもちゃんと入ってくる。いいじゃない。トラッド感満載である。進行がちょっとブルースっぽいのもいい。やがてベースソロが始まる。ここから様相が変わってくる。最初のトラディショナル風味は跡形もない。ベースとギターとドラムの異種格闘技戦が始まった。これがまた長いんだ。そして長い長いベースソロ。でも何とか終わると再びトラディショナル風味だ。その後、何だか新しい曲が始まったかのような展開があり、最初の旋律に戻って曲は幕を閉じる。

 

 

今の僕にとっては少々敷居が高い音楽だ。しかし「少々」というところがミソで、頑張れば僕でも楽しめるんじゃないかな、と思った。

 

 

以上、音の異種格闘技戦バンド、ペンタングルの紹介でした。

 

 

 

 

4年生で学習した雄勝硯をメルカリで購入してしまった。衝動的に。墨と筆も買っちゃった。これを使って僕は何を書くつもりなのだろうか。字かな?絵かな?ちょっとおしゃれなフォントで書くのかな?そして詩を書いてみようかな?いずれにしても届くのが楽しみである。

 

 

 

腰痛はすっかり僕の左腰に居座っている。しばらくは逗留するつもりのようだ。僕は覚悟を決めて、この痛みと付き合う決心をした。もしかしたらコルセット生活が始まるかもしれない。

 

 

 

今日はそうっと授業をするように心がけていた。それは5限目までは上手くいっていたと思う。だが、6限目で遂に心が折れた。担任に「図書室で読書でもいいですか?」と言い、社会の授業はしなかった。ふぅ。

 

 

 

今週は月曜日を抜かして、2時間、或いは30分年休を続けて撮った1週間だった。来週はどうなるだろう?今週のことは忘れて今晩はピェエンローを作ってあったまろうと思う。

 

 

 

ではでは。