hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

握り拳のディラン

昨夜はリビングで瞬殺で寝落ちしていた。21時過ぎだったと思う。それから(多分)1回目覚めてから再び寝た。目が覚めたのは朝の6時30分だった。これも妻が起きてきたから目覚めただけで、自分から起きたわけではない。

 

そのままコーヒーも淹れられず、眠いままウォーキングをしに行った。今日は無事1周することができた。帰ってシャワーをして11時に歯医者だ。この前治療したところを消毒してもらい、下の歯の歯石を取ってもらった。

 

しかしお昼を過ぎてもまだ眠くてぼぅっとテレビを観ていた。こんなことしてたらいかんと思い「いいこと」をしようと思った。今日の「いいこと」は服の断捨離である。まあまあの調子でいらない服を選び出し、冬用の服を収納ボックスに入れていった。あともう少しだが、ちょっと休憩だ。

 

 

さあ、ディランについて書くぞ。しかしなんだね、僕はロッキング・オンのことを「いつまでもツェッペリンビートルズなどの(過去の)大物で商売するんじゃないよ」と書いてきた。書いてはきたが、僕が話題にするアーティストも似たようなものである。ディラン、ボウイ、ビートルズ、あと何だっけ?ニール・ヤングとか?まあ要するに昔の人や昔の作品を話題にしてばかりである。ロッキング・オンのことは言えないな。この夏もそんな感じで聴くことになろうかと思うのでよろしく。

 

 

そんで、なぜディランなのかというと、先日の「ベストヒットU.S.A.」で取り上げられていたからだ。2021年7月に公開された配信限定ライヴの模様を収めたアルバム「Shadow Kingdom」の中から「Forever Young」が紹介されていた。これがよかったんだよね。

 

「Forever Young」は息子にあてた歌で、この曲はディランは素直なアレンジで素直に歌っています、と小林克也が言っていた。大した期待もせずに観ると、ディランは最初から手を振りかざしジェスチャーをつけて歌っているではないか。サビでは両手を握って熱く歌っているよ。こんなディランの姿は初めて見た。歌詞もいいんだよなあ。番組で流れたやつを書いてみるね。

 

 

♪神の御加護がありますように 君の願いが叶いますように

♪人の力になりますように そして他人からも同じように

♪星まで届く梯子を築き 一段ずつ登れますように

♪いつまでも若くいられますように

 

♪正しい人になりますように 真実の人になりますように

♪何が真実かを知り 君を包む光が見られますように

♪いつも勇気を持って 真っすぐに強くいられますように

♪いつまでも若くいられますように

 

♪君の手が休まないように 足が止まりませんように

♪基盤が築けますように 風向きが変わってしまっても

♪歓びを持ち続けますように 君の歌が歌われますように

♪いつまでも若くいられますように

 

 

いやあ、あんまり素晴らしいので全部書いちゃったよ。これをディランは拳を握りしめながら心を込めて歌うのである。声も確かに素直だ。どうか見ていただきたい。

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何回も書くが、いい曲はシンプルでもいい曲なのだ。Aメロがよくてサビが素晴らしくて歌詞が素敵で歌い手が心を込めて歌うと、名曲になるのだ。

 

 

 

ついでと言っちゃあ何だかこんなブツも見つけた。「The Bootleg Series,Vol.14:More Blood ,More Tracks(Sampler)」、2018年に発表されていた。これはあの名盤「血の轍」のアウトテイク集である。「血の轍」については当初はニューヨーク録音したが、今イチと思ったディランが場所を変えて数曲録音し直した、くらいのことは知っている。このアルバムの「ブートレッグ・シリーズ」は発表されることをみんなも待っていたんじゃないかな。もう少し調べてみよう。

 

 

「レコーディングは1974年9月にディラン自身のプロデュース、フィル・ラモーンのエンジニアリングによりニューヨークで行われた。11月リリース予定だったのだが、直前になってディランがそれをキャンセル。12月にミネアポリスで地元のセッション・ミュージシャンを起用して数曲を録り直し、5曲を差し替えてアルバムは1975年1月にリリースされた」

 

ミネアポリス録音は、『ブルーにこんがらがって』『きみは大きな存在』『愚かな風』『リリー、ローズマリーとハートのジャック』『彼女に会ったら、よろしくと』の5曲」

                             (以上Wikipediaより)

 

おそらくこのアルバムはニューヨーク録音のものだろう。僕の大好きな「リリー、ローズマリーとハートのジャック」をミネアポリスで録音し直したのは大正解だ。「ブルーにこんがらがって」も同様だ。

 

これまで「ブートレッグ・シリーズ」でアウトテイクを聴いて「ディラン、お前ってやつは・・・何故こっちを採用しなかったのだ」と思うことは多々あった。しかし「血の轍」でのディランの判断は正しかった。ミネアポリスで録音しないでそのままリリースしていたらここまで名盤扱いされなかったに違いない。

 

 

というわけで猛烈に「血の轍」を聴きたくなったので、今日はこれくらいで終わることにするか。これを聴いたら服の断捨離を再開させよう。

 

 

 

 

断捨離は無事遂行された。あとはこれを妻がどう評価するかだ。いや、そんなことはどうでもいい。ディランの話に戻るが「血の轍」を聴いてもレコードならではのワクワクが少なかったように思うんだよね。うーん、なんでだろう。ディランのヴォーカルがフィーチャ―され過ぎてたからかな。ちょっと分からない。

 

 

それから最初の話に戻るが、いよいよ眠りの改善が始まったのだろうか。僕はもう少しで6時間ほど連続で眠れるようになるのだろうか。ちょっと楽しみである。

 

 

 

今度こそお終い。じゃあね!