hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ジミヘンは整理できない

はてなブログのこよみモードを見ると、ちょうど昨年の今日から病休に入っていることが分かった。今年度は1週間早かったわけだ。言い換えれば今年度はその1週間がもたなかったことになる。

 

でも先週から血圧が下がった、眠りの質は多少向上した、CPAPを付けて眠ることがあったなど、いいことがたくさんあった。同僚に対しては「ごめんなさい」という気持ちは勿論あるが、「あと2年だから許して頂戴」という気持ちもある。要するに使えないやつになっちゃったんだよ。そこんとこよろしく。

 

 

さて。ジミヘンである。僕がジミ・ヘンドリックスについて書くのは初めてだ。「ジミヘンは整理できない」と書いたが、それは僕にとってジミ・ヘンドリックスという存在はどこに置いていいものやらよく分からないという意味である。

 

僕の頭の中には一応、音楽に関する整理箱がある。「パンクっぽい」箱やら「70年だなあ」箱やらその他いろいろな箱が存在している。別にジャンル分けしているつもりはないのだが、自然とそうなっている。

 

今回ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの「ア―・ユー・エクスぺリエンド」をレコ―ドで聴いて、僕の整理箱のどこにも入らない音楽だな、と思った。

 

A面の「フォクシー・レディ」「マニック・デプレッション」「レッド・ハウス」「キャン・ユー・シー・ミー」なんかはキャッチーだし、分かりやすいといえば分かりやすいのかもしれない。でもそれだけでは済まされない何かドロドロとしたものを感じるんだけど気のせいかな?

 

ジミヘンをカヴァーしている人なんてたくさんあるだろうけど、このドロドロまでカヴァーできるとはとても思えない(聴いてないけど)。

 

ギターに注目している人はたくさんいるだろうから、僕はジミの声とか歌い方に注目して記事を書き進めていこう。

 

ところで彼は純粋な黒人だったっけ?これは調べてみるか。

 

 

両親とも黒人だった。しかもインディアン(アメリカ先住民)の血も流れているとのことだ。それにしては黒人っぽい歌い方をしてないんだよな。本人曰く歌うことに自信はなかったが、ディランを聴いて「俺にも歌えるかもしれない」と思ったそうだ。生粋の黒人の歌い方じゃないってところは結構重要なんじゃないかと思っている。しかもディランだ。なるほど、確かに影響受けてるな。というか秀逸なカヴァーも残しているからな。

 

そう考えると黒人なのにギャンギャンギターを鳴らしてロックサウンドを聴かせる、というのは後のプリンスにも確実に影響を与えたはずだ。

 

うーん、どうやら「黒人なのに」ということがキーワードっぽいな。昔の逸話ではハウリン・ウルフから公然と「黒人のくせに白人が喜ぶ音楽をやりやがって」と非難されたらしい。でも「レッド・ハウス」のようにバリバリのブルースもやってるしなあ。

 

 

きっとジミは人種なんていうそんなくだらないことから自由だったんだろう。

 

 

どう?いかに僕がジミ・ヘンドリックスについて整理されてないかよく分かる文章でしょ?改めてアルバム「ア―・ユー・エクスぺリエンド」を聴いてもやっぱり思ってしまう。「さっぱり分からない」と。凄いというのは勿論伝わってくる。でもこの凄さはデジタルで聴いても伝わり切らないんじゃないかな。小さい音でもダメだ。アナログ盤で爆音で聴かないと。デジタルだとちょっとまとまった音に聴こえるんだよな。それで分かったつもりになったら火傷する音楽だよ。

 

 

ジミのヴォーカルの話にするつもりだったのに全然そこまでいかなかったな。でも彼のぶっきらぼうとも言えるような歌い方は唯一無二のものだ。そして声にもドロドロ成分が入っている。

 

 

たった4年ほどの活動だったのに、彼の残した音源は未だに音楽界の謎とでも言うべきものではないだろうか。スッキリと分かりやすいジミヘン論を書いている人はいないのだろうか。

 

 

 

さて、自分のことも少し書いておくか。

 

金曜日のウォーキングで湖を1周した。土曜日は雨だったので家のマシンで30分歩いた。昨日は休んだ。そして今朝は湖に行った。勿論1周するつもりだった。でも必ず何か忘れちゃうんだよね。今日の忘れ物はシューズだった。車を運転している時にいつものスニーカーを履いていることに気づいて、「ああ・・・」と思った。

 

気を取り直して歩き出すと、2㎞過ぎで雨がぱらついて来た。しばらく雨宿りをしていたが、しょうがない、戻ろうと思って元来た道を戻った。まあ8000歩だったからよしとしよう。

 

 

家に帰って「スタジオ」の掃除の仕上げをした。今日僕がやったいい事(妻も僕も喜ぶこと)はそれくらいだ。

 

 

15時30分に睡眠内科の予約を入れていたので病院に行く。そこでまた「あんまり使ってませんねー」と言われ、入院の日取りの最終確認をした。7月26日水曜日と8月3日木曜日だ。7月は僕の睡眠状況を調べる検査で、8月は実際にCPAPをつけて寝る練習?になるのかな。14時30分までに行って、20時頃電極や何かを付けて、そこから8時間、とにかく横になっていなければいけない。そんなこと、ほんとにできるのだろうか?いやいややらなきゃいけないのだよ、hanami、と言い聞かせる僕であった。

 

 

ちょっと入院に備えて今晩から中途覚醒をしても寝室を出ない練習をしなければいけないようだ。