hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ビリビリ痺れた

今回も「僕でも痺れた」である。第3弾でこれで最後だ。

 

今日も最初から観ることができた。そして大いに興奮した。村上選手の同点ホームラン、投手陣の頑張り、そして何といってもダルビッシュ選手、大谷選手のリリーフに痺れっぱなしだった。長かった~。ホントにリリーフをやっちゃうダルビッシュ選手と大谷選手は凄いな。とてもじゃないが、ホントの話だと思えない。大谷選手は最後は僚友のトラウト選手との対決だ。神がかっているとしか言いようがない。そして最後スライダーで見事に空振り三振を取った。侍ジャパンはまたしても世界を驚かせた。

 

9回表に登場した大谷選手はヒリヒリしてただろうな。そしてきっとそれを心から楽しんでいたのだろう。彼は有言実行の人だったのだ。

 

大谷選手は試合前の檄で「今日だけは(メジャーリーガーに)憧れるのはやめよう」と言ってみんなを鼓舞した。シンプルだが他の選手の心の中にスッと入る言葉だったと思う。よく分からないが、きっと大谷選手には名言が多いような気がする。

 

これでWBCも終わった。関連番組がこれからワンサカ放送されるだろう。何やかんや言ってこれも観るんだろうな。それにしても素晴らしい時間だった。こんなに集中して野球を観たのは初めてのことだ。

 

 

だから今日は気分よく午後の時間にいろいろなことをすることができた。マイナンバーカードをもらって(30分以上待たされた・・・)、洋服の青山に行って春物のスーツを買い(むっちゃ高かった。残金3000円だ)、買い出しに行き(残金1000円だ・・・)、マイナンバーカード申請者の特典をもらいに道の駅に行き(お米4.5㎏)、帰ってきた。そろそろ夕飯を作らねば。

 

 

ちゃちゃっと昨日の続きを書いてしまおう。

 

 

月曜日の5年生の授業からだったな。今年度最後の授業だ。僕は最初のクラス(こっちの方が気にかかるクラスだった)で、すんなり自分が提案したことが受け入れられたので、同じようにすんなりいくと思い込んでいた。

 

さっきと同じように僕の方から提案する(「もんばん」をしてから「なぜ勉強するのかという問いに対する納得解を考えてみたい」と投げかけた)と、「いやだ。テストがいい」という児童が5名ほどいた。「そうか、じゃあその5人を説得して」と「やりたい」と言う児童に言ってみたら、いつもよく発言している児童がいろいろと発言した。

 

「こういうことを考えることは大事だ」「こういうことは6年になったらできない」「じゃあ、何でテストがいいか説明してくれないか」等言うが、5名はただ嫌だと繰り返したり「気分じゃない」と言ったりしている。僕は焦り始めたが我慢して他の児童も発言するのを待っていた。すると他の児童も何とか5名を説得しようと躍起になり始めた。5名に対して苛立ちを感じていることが伝わってきたが、何とか冷静に喋っていた。

 

しかし、中には「まあ、テストで1人1人の力をつけることもいいんじゃないか」という意見を言う児童もいた。その児童はクラスに対する影響力もあったので、事態は混乱を極め始めた。しかし、今話し合っていることこそがそれぞれの考えを言う場になっていると思い、静観していた。

 

5名のうち3名は学力低位の児童だった。もしかしたらそれが反対する原因だったのかもしれない。僕は「もしかして『もんばん』をするのがいやなの?」とその児童たちに聞いてみたらそうだと言う。なるほど。そっちだったか。でももう時間が無いし、このまま終わるのも嫌だったので「だったら参加しなくてもいいから円の中に入っている、っていうのはどう?」と聞いてみたら了承したので最後に「もんばん」をやることにした。

 

その前に「今の話し合いを見ていて先生は2つのことを勉強しました」と言い、板書しながら喋った。

 

「一つ目は『何かを決めるって時間がかかる』っていうことです」「時間がかかるけど決めなければいけない時がこれからきっとやって来ると思います」と言った。

 

「二つ目は『多様性』ということです。つまりいろいろな考えがあるということです。それぞれの考えを認めることを『多様性を認める』っていう言い方をするけど、それには賛成?」と聞き、賛成だと多くの児童が答えたので「じゃあきょうのこの場合AさんやBさんの考えも認めるっていうことになると思うけど、認めることができる?」と言ったらみんな微妙な顔をしていた。

 

「みんな微妙な顔をしているね。だから『多様性を認める』ことには先生も賛成なんだけど、それを実践するのはとても難しいということを学びました」「じゃあ、もんばんをしよう。円になって」と言い、残りの時間を「もんばん」に費やした。

 

「もんばん」を始めるのにも時間がかかった(どういう風に座るか、で)。このクラスは思った以上に荒廃していると以前書いたが、この場面でもそれを感じた。学力低位の児童がどんどん乱暴で自分勝手な発言をし始めている。それはいいのだが、その子達の発言をちゃんと正面から受け止めて返し、自身の発言を見直す作業をするところまでいけたらよかったのに、と思った。

 

まあそんなこんなでどどっと疲れた5限目であった。

 

しかし何はともあれ、今年度最後の授業は終わった。僕がこの子達と再び関わる可能性は90%あると思っている。だから4月からの作戦を考えておかなければいけない。どんな授業スタイルでいけばいいのか、今は皆目見当がつかないというのが正直なところだ。

 

 

校長から電話はかかってこなかった。ということは僕は残留ということになるのかな?それとも明日が内示なのだろうか?