hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

午前4時のヴァン・モリソン

痩せたような気がする。少しだけど。いつものようにベルトを締めても何となくゆるい。これは!と思って体重計に乗ると痩せていないどころか少し増量している。どういうことだろうか。お腹だけ少し痩せたとか?いずれにしても今日からベルトの穴1つ分多く締めてみよう。

 

昨夜は、初めて鼻呼吸に挑戦と書いた。しか~し、僕は寝室に行くことさえできなかった。炬燵で寝落ちである。我ながら情けない。ということで今晩仕切り直しをしなけりゃいけない。

 

 

というわけで、久しぶりの「午前〇〇時の~」シリーズである。午前3時とか4時には音楽がスコンスコン入って気持ちいいよ、なんて書いてたけど、今日取り扱うアーティストはもちろんヴァン・モリソンである。例によってiPhoneからの小さな音量で聴く。今日のアルバムは「A Period of Transition」(1977)だ。この前レコード屋さんに行ったら廉価で置いてあったが、ここはひとつ中味を確かめてから買うことにしようと思ったアルバムである。

 

結論。よいアルバムである。僕のイメージ通りのヴァン・モリソンがここにいる。安心してレコードも買ってよい作品だ。

 

 

 

とここまで書いてきたが、音楽を聴きながらスヤスヤと眠ってしまった。あっさり撃沈である。只今18時30分。もう1日が終わりそうな時刻だ。何を書こうかな?

 

 

昨日今日の授業のことを書こうか。

 

昨日気になる5年生の授業をどうしようかな、と考えていたら、一番気になる児童と廊下で出会った。思わず僕は彼に「今度しりとり列車(「りんご」→「りんご、ゴリラ」→「りんご、ゴリラ、ラッパ」→・・・っていうゲーム)をしようと思うんだけど・・・」と話しかけていた。彼は珍しく僕の言葉に反応したので「これをクラス全員でやれる?って聞こうと思うんだけど、どう思う?」と畳みかけるとこれも珍しく「やれるよ。やりたい」と言ってきた。そこで僕は「君は何番目がいい?最初の方がいいかな?」と聞いたら「一番最後がいい」と答えた。僕は「よし、分かった。今度みんなに聞いてみるよ」と言ってその場は終わった。

 

そして4限目、彼のいるクラスの授業となった。この時間のためのプリントを用意してある。ご丁寧に教科書の何ページを見ればいいかも書いておいた。僕としてはしょうがない、やるだけやったんだから、という心境だった。児童は黙々とプリントに取り組んでいる。普段学習に参加していない児童も鉛筆の音をカリカリさせながら書いているので「ほう、そうなんだ」と思って眺めていた。しかし集中力にも限度がある。そこで僕はさっきのしりとり列車を授業の後半にしよう、突発的に決心した。

 

20分経ってからみんなに「20分経ちました。多くの人が集中して取り組んでいたな、と思いました。ところでこの前、全員ができることを目標に『もんばん』をしましたが、今日も今から言うことできる?シリーズをやりたいんだけど。言ってもいい?」と尋ねた。みんな「言って言って」と言ったので、「しりとり列車です。5年になってからはしてないけれど、みんなは4年生の時にやっています」といい、ルールを教えた。「あの時は列ごとにやってたけど、今日は全員でできない?っていうミッションだよ」と言うと結構な数の児童が「やれる」と言い出した。

 

そこで「なるほど。じゃあ最後の方になればなるほど覚えるのが大変だけど、最後の方になってもいいっていう人、いる?」と聞くと、男子数名が挙手した。事前に言っておいた1番気になる児童も手を挙げたし、2番目3番目4番目、つまり気になる児童全員が手を挙げた。「じゃあ、先生の方で順番を決めさせてもらうね。今日は25人だから・・・」と言ってさっき約束した児童に「25番」と言い、次々と「24番、23番、22番」と決めていった。

 

次に「ちょっと心配っていう人はいますか?」と聞き、その児童には「1番、2番・・・」と最初の方を言うようにした。残りの児童は座っている順番で言っていくことにした。

 

結果はチャイムギリギリで最後まで言うことができた。気になる児童はどの子も結構達成感を持てているような顔つきをしていたのでやってよかったかな、と思った。同時にもうすぐ6年生になるんだけど、まだまだこういう形で心をほぐす必要があるんだなあと思った。

 

というわけで、今日はもうひとつのクラスにも同じように持ちかけた。そうしたらやっぱり気になる児童が最後の方を言いたいと挙手するんだよね。不思議だなあ。僕は思い切って一番学力が低い児童を最後に当てた。多分全部言うんだろうな、と予想していたら、ほんとに全部言っちゃったから驚いた。みんなは誰がどの言葉を言ったかで覚えているし、実際その方が覚えやすい。しかし彼は友達の顔も見ずに順番に言葉を思い出しながら24人分全部言い切った。そうか、彼はこういう風に覚えていたんだ、ととても勉強になったし、彼のこの力をどう学習に生かせるのか、考えさせられた瞬間だった。

 

ああ、もう晩御飯を作らなきゃ。

 

今日はこの辺で。タイトルにかすりもしなかったな。「A Period of Transition」の1曲目がファンキーでいいんだよなあ、と取って付け加えたように書いて終わろう。

 

じゃあね!