仕事の話である。実は今週の月曜日にまたやらかしてしまっていた。うーんと・・・まあお説教タイム、になるのかな。その時間の最後には「今までは、この時間で一旦リセットして次の時間は普通に社会をしていたけれど、今回はリセットするつもりはないよ」ということと、僕がどんなつもりで授業をしているか、今のクラスをどう見ているかについて子ども達に話した。
水曜日は避難訓練のために社会はなく、この話は今日金曜日にずれこんだ。その間ずっと心に引っかかっていた。どうしよう、またやっちゃった、と。事態を収拾するにはどうすればいい？などと考えていたが今日その時になると心は決まっていた。
そういうわけで、最終的には子ども達に、今の自分とクラスについて書いてもらった。その一部が以下のものである。
・今の自分は少ししゃべってしまうことがある。まわりの声にがまんできなくて先生に相談した。クラス全体は先生にもんくを言ったり、歩いてしゃべったりする人がいる。
・みんなの前でしゃべると反応してくれるか心配・・・。言ってもみんながこっち（自分の方）を見ていなかったら悲しい。
・自分はだれかが手をあげてくれないと、それに続いてしか（手を）あげられない。みんな先生が何かしゃべろうとしているのに、自分たちがしゃべったり、手に持っている物をさわったりしている。先生が大声を出さないとみんな静かにならない。
・自分は人にまかせていて、手をあげていない。みんなは他のじゅぎょうだとしゃべっている人もいて、じゅぎょうが進まない。さっきの国語のじゅぎょうも最初は進まなくて、やる人とやらない人で分けてやった。
・本当は手を挙げて発表したいけど、「ちがうよ」とか言われるのがいやだから、手をあまり挙げられない。なんかあまりきびしく「ちがうよ」とは言われないけど、例えば算数の時間にたし算やひき算で計算ミスをした時に「ちがうよ」ってみんなから言われると気持ちが少しあばれる・・・
・うるさい人がずっとしゃべっているから（じゅぎょうが）止まる。分かっていても手をあげていない人がいる。だから手をあげる人がいなくなってじゅぎょうが止まる。
・自分はちょっと人にまかせていて、発言も少なくなっています。４～10月までは発言もしっかりしていたけど、11～1月になったら勉強もむずかしくなってきて、考えることができなくなって、人まかせになってしまいました。
・しゃべる人が多い。ペンでカチカチしたり、物音を立てたり人がいる。注意されてもしゃべる。
・じょうぎの音とかで先生の話が聞こえない。後ろでいすをけってきたり、えんぴつでじょうぎをたたいたりしていてうるさい。
・自分の意見を言って反対されるのがいやなのと、分からなくて言えなくて人まかせにしてしまうのが今の自分です。クラスのことは言いにくい・・・（だれかにせめられる、きらわれうかも・・・）。社会のじゅぎょう中の時以外は、2，3，4人くらいの人が話すからじゅぎょうが止まる。じゅぎょうが進まない。
・まちがえたりして、みんなに言われるかもしれないから、手をあげられない。何回か経験したことがあり、手をあげようと思わない。
・社会以外では態度を変えている。
・自分はやさしい先生にはふざけて、こわい先生だけちゃんとしている。うるさい人が4人くらいおる。うるさい人がいて、じゅぎょうに集中できない人がいる。じゅぎょうでノートに何も書かない人がいる。
・みんなが手をあげてないのに、自分一人だけあげるのがいやだから、人にまかせることがあります。担任の先生のじゅぎょうの時はうるさくてじょぎ戦（定規を使って友達と遊んでいる）とかしているのに、hanami先生や〇〇先生（男の先生）の時はおとなしくなる。男の先生や校長先生が来ると、いっしゅんでしずかになる。あと、女子にはやさしいのに、男子にはきびしいって言っている。注意したら逆切れしてくる時もある。
ここまではOKである。どうなることかと思ったけれど、子ども達は結構自分やクラスのことを書いていた。問題行動をしている友達の名前も書いていた。次はどうするのか？プランは既に僕の中にあるはずである。自身の心の中を見定め、子どもの反応を見定めて言葉を発していこう。
最後にやはり触れねばなるまい。デヴィッド・クロスビーの訃報である。享年81歳。ここまでくるともう言葉も出ない。久しぶりに「デジャヴ」を聴くことくらいしか僕にはできない。
もういっこあった。来週火曜日にいよいよ最強寒波が来るらしい。10年に1度の寒気だそうだ。もう既にかなり強い風が吹いている。一応コーヒーも買って、食材も買い込んだ。今回行政はかなり予防的措置を考えている模様だ。僕がいつも使う道も通行止めになる可能性があるという。そんなこんなで僕の住む地方のメディアは大騒ぎだ。明日、病院に行く予定なんだけど大丈夫かな。
