レッド・ツェッペリン「Ⅳ」を思い浮かべていた時だ。頭の中で1曲目「ブラック・ドッグ」、2曲目「ロックンロール」を鳴らしてみて思った。「最高の1,2曲目じゃないか」と。
アルバムができるほどの数の曲が完成した。さあ、これをどんな順番で並べる?という時が一番楽しい時なのではないだろうか。バンドなら尚更である。メンバーであーだこーだ言い合っても、そんなに深刻にならなくって「じゃあお前の案を1回聴かせろよ」なんて言いながら曲順を決めているのではないだろうか。
1曲目はガーンと一発かます「フーズ・ネクスト」(ザ・フー)の「ババ・オライリー」のパターンもあれば、さりげなく「ロックス・オフ」から始めて2曲目の「リップ・ディス・ジョイント」でぶちかます「メインストリートのならず者」(ザ・ローリング・ストーンズ)もありだ。
みんなで「どうする?どのパターンでいく?」とバンドのみんなと話し合ったり、ソロの人は自分でいろいろなパターンを作って「うーん、選べない・・・」なんて思ったりする、その時間は楽しいに決まってる。
ちなみに最初のレッド・ツェッペリン「Ⅳ」は3曲目に渋くアコースティックな「ザ・バトル・オブ・エヴァ―モア」を持って来て、4曲目はロック界屈指の大名曲「ステアウェイ・トゥ・ヘヴン」だ。レコードのA面としては完璧である。
それじゃあ、ちょっと僕のiPhoneにどんなのが入っているか探ってみよう。
1.エレファントカシマシ「ココロに花を」ドビッシャー男→悲しみの果て
2.遠藤ミチロウ「ベトナム伝説」仰げば尊し→ワイルドで行こう
3.岡村靖幸「家庭教師」どぉなっちゃってんだよ→カルアミルク
4.筋肉少女帯「UFO恋人」おサル音頭→暴いておやりよドルバッキー
5.倉持陽一「倉持の魂」あたたかいぼくの部屋→彗星女
6.ザ・キンクス「ローラVS・・・」→ザ・コンテンダーズ→ストレンジャーズ
7.ザ・クラッシュ「サンディニスタ!」7人の偉人→ヒッツヴィルU.K.
9.ザ・ローリング・ストーンズ「メインストリートのならず者」ロックス・オフ→リップ・ディス・ジョイント
10.ザ・ローリング・ストーンズ「スティール・ホィールズ」サッド・サッド・サッド→ミックスト・エモーション
11.ザ・ローリング・ストーンズ「スティッキー・フィンガーズ」ブラウン・シュガー→スウェイ
12.佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド「ZOOEY」世界は慈悲を待っている→La Vita e Bella
13.ジョン・レノン「ロックンロール」ビ・バップ・ア・ルーラ→スタンド・バイ・ミー
14.ストラングラーズ「ブラック・アンド・ホワイト」タンク→ナイスン・スリージー
15.デヴィッド・ボウイ「レッツ・ダンス」モダン・ラヴ→チャイナ・ガール
16.デヴィッド・ボウイ「ピンナップス」ロザリン→アイ・ウィッシュ・ユー・ウッド
17.デヴィッド・ボウイ「ステイション・トゥ・ステイション」ステイション・トゥ・ステイション→ゴールデン・イヤーズ
いやー、まだタ行なのに疲れちゃった。まだまだありそうだな。取り敢えずビートルズはあげればキリがないと思われるので、思い切って除外しました。
ちょっとパターンで分けてみよう。できるかな。
〇1曲目ガツーン!とやって2曲目ももしかしたらよりガツーンパターン。
〇1曲目は割とやんわり。2曲目で爆発パターン。
〇1曲目しみじみ名曲。2曲目もしみじみ名曲パターン。
〇1曲目じわじわ盛り上がるっぽい。2曲目そのまま盛り上がっちゃおうパターン。
〇1曲目ガツーン!2曲目しみじみ名曲パターン。
〇1曲目はバンド本来の曲で2曲目「これは売れる!」パターン。
どのアルバムがどのパターンかわからなくなっちゃったよ。ボウイの「レッツ・ダンス」は分かりやすいけど(1曲目ガツーン!2曲目しみじみ名曲パターン。3曲目もす再びガツーン)。でもやはり最初に書いたツェッペリンの「ブラック・ドッグ」→「ロックンロール」が1番衝撃的かもしれない。1曲目と2曲目の繋ぎが最高にカッコいい。
さあ、今日は早目に記事をアップしてのんびりするとするか。1週間も無事終わった。いよいよ来週で授業が終わる。ここまで来れたのが自分でも驚くよ。
ではポール・ウェラーをお送りしましょう。しみじみとしてていいなあ。