hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

日本ロックンロール保存協会

歌舞伎や能、狂言が保護の対象になるように、いよいよロックンロールも保護の対象になっているのかもしれない。しかし国がこんなもんを保護するわけではない。国に保護されたら逆に気持ち悪い。僕たちで今まで聴いてきたロックンロールを保護するのだ。そうしないとあの素晴らしいナンバーが消えてしまう。そう思うようになったのは最近のことだ。やっぱりザ・ルースターズの数々の曲は後々の人にも受け継がれるべきじゃないかなあ。

 

というわけで日本ロックンロール保存協会だ。どう?あればいいと思わない?運営の詳細は考えていないが、とにかく後世に残すべきと思われるロックの名曲群を保存するのだ。

 

どういう風に保存すればいいのだろう。やはりここは建物がいるな。入口には忌野清志郎銅像が立っていて僕達を迎えてくれる。建物に入るとさらに入り口が5つある。1960年代、70年代、80年代、90年代、2000年以降の入り口だ。いや、それとも大まかにジャンルを決めた入り口にしてもいいかな。ロックンロールの歴史を大まかに知りたい若者向けとかパンクに特化した入り口とか。うーん入り口だけでもなかなか難しいものがあるな。

 

とにかくそこに行けば、日本のロックンロールの重要な曲が聴くことができることが大事だ。ライヴ映像も欲しいな。これはかなり大きな建物になりそうである。場所はどうしようか。最初はやはり東京のどこかだな。そこからチェーン店みたいに全国展開するのだ。ザ・ルースターズシーナ&ロケッツなんかはもちろん福岡だ(ザ・ロッカーズはまぜてあげない)。福島の二本松なんかに行くともう遠藤ミチロウ一色である。そして若者たちは日本の素晴らしいロックを求めて旅に出る。町おこしにもなるし、経済効果抜群だ。

 

全国各地に日本ロックンロール保存協会を展開するとなると、館長も必要になるな。うーむ、これは難しい。もしかしたらリタイヤしたミュージシャンが快く引き受けてくれるかもしれない。でもロック・ミュージシャンはリタイヤなんかしないだろうな。ここはひとつ僕のような定年間際の今もロックミュージックを聴いている人たちが一肌脱ぐしかないだろう。そしたらいろいろな場所の特色も出てくるだろうし面白いかもしれない。うん、僕なら引き受けるぞ、館長。

 

となるとCDを出したりライヴをしたりしたくなるな。どんなCDになるかは置いておいて、ライヴは50過ぎでまだかっこいい人にやってもらおうか。いや年齢制限はとっぱらって、基本的に誰でも参加できるようにしたいものである。しかし、館長のもと、厳しいオーディションが必要だ。素人に演奏させるわけにはいかないからな。それにもしかしたら思わぬ新人が出てくるかもしれない。

 

そうやってこの保存協会は毎年少しずつ更新され、町になくてはならない存在になっていく。どうだろう。誰か企画に参加してくれないかな。

 

 

ってなことを今日の明け方、ぼうっとした頭で妄想していた。もう少し大風呂敷を広げても良かったんだけども、平日だしこれくらいにしておこう。でも世界にはこんなのあるよな、きっと。