せっかくカタログ本に手を出したんだから、自分のベスト100、まではいかなくてもベスト10を決めてみたらどうだろう?という邪魔くさいアイデアが浮かんでしまった。せっかくだから今日一日かけて考えてみるか。順位をつけるのって難しそうだな。
まずは思いつくアーティストを挙げていこう。ドアーズ、ビートルズ、Tレックス、プリンス、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、デヴィッド・ボウイ、ルー・リード、ニール・ヤング、ローリング・ストーンズ、もう10こいっちゃったよ。キンクスやツェッペリン、PILはどうするんだ?
ここは涙を飲んで、最初に書いた10組に絞るとするか。じゃあ、アルバムにする?曲にする?アルバムにすると、結局ベストアルバム的なものを選んでしまいそうだから、思い切って曲にしてみよう。それにしてもビートルズから1曲決めるってどういう基準で決めればいいんだろう。これは迷宮に入り込みそうだ。
せっかくだから日本のロックも考えてみるか。RCサクセション、遠藤ミチロウ、トモフスキー、平沢進、まではいつも書いているやつだ。佐野元春、ボ・ガンボス、エレファントカシマシ、HARRYもちょこちょこ書いてるな。ニューエスト・モデル、パンタ。これで終わりか。えー、もっと書きたいなー。清志郎やチャボも単体で選びたいし、オーケンは?友部正人やムーンライダーズは?ルースターズやベンジーもないぞ。
というわけで日本のロックは、枠を少し広げることにするか。それにしても大胆な企画だな。
もちろんあくまでも僕の主観的なランキングだから、楽っちゃあ楽だけど。
じゃあ、順位と曲を発表するか。
1位:ルー・リード「サテライト・オブ・ラブ」
2位:デヴィッド・ボウイ「クイーン・ビッチ」
3位:ドアーズ「ブレイク・オン・スルー」
4位:ボブ・ディラン「ライク・ア・ローリング・ストーン」
5位:ニール・ヤング「ロッキン・イン・ザ・フリーワールド」
6位:ビートルズ「バースディ」
7位:ジョン・レノン「ノーボディ・ラブズ・ユー」
8位:Tレックス「20センチュリー・ボーイ」
9位:プリンス「キス」
10位:ローリング・ストーンズ「アイ・ガット・ザ・ブルース」
我ながらかなり偏向した順位と選曲だ。今の気分で、という但し書きをつけなきゃいけないな。大体1位と2位の選曲に無理がある。何でボウイが「クイーン・ビッチ」なんだろう。それにビートルズが6位で曲が「バースディ」なのも謎だ。どちらもロックンロールな感じなのは共通してるけど。
ボウイは、多分芸術してるように見えるけど、ロックンローラーなんだぜ、という思いからこの曲を選んだのだろう。ビートルズは、4人が仲良くロックンロールしている曲を無意識に探したのだろう。ルー・リードは彼の声の特質が一番出ている曲を探したらこうなったんだろう。自分のことなのに「だろう」が多い。
ドアーズ、ディラン、ニール・ヤング、Tレックス、(そしてプリンスも)は順当だな。問題はジョン・レノンとストーンズだ。まあジョンは女々しい(←もうこんな言い方はアウトかな)方を選んだとしてもストーンズは我ながら謎だ。でも「スティッキー・フィンガーズ」収録のこの曲、好きなんだよな。
瞬間的に選んじゃってるけど、結構楽しいぞ、これ。日本のロックにいきましょうか。
1位:遠藤ミチロウ「天国への扉」
2位:RCサクセション「雨上がりの夜空に」
3位:平沢進「白虎野」
4位:トモフスキー「ガソリン」
5位:ボ・ガンボス「ダイナマイトに火をつけろ」
6位:ニューエスト・モデル「ソウルフラワー・クリーク」
7位:HARRY「無頼白痴」
8位:佐野元春「インディビジュアリスト」
9位:エレファントカシマシ「歴史」
10位:友部正人「地下鉄の音楽」
11位:忌野清志郎「雪どけ」
12位:仲井戸麗市「My R&R」
14位:パンタ「ルイーズ」
15位:筋肉少女帯「踊るダメ人間」
16位:鮎川誠「どぶねずみ」
17位:ブランキ―・ジェット・シティ「PUNKY BUD HIP」
18位:ルースターズ「C.M.C」
19位:ザ・ブルーハーツ「終わらない歌」
20位:真島昌利「こんなもんじゃない」
ここまで一気だ。数分しかたっていないが、考え直すのはやめておこう。見返すとなかなか面白い。僕はこんな奴だったんだ、ということがよく分かる。というかロッキングオン色が70%くらいあるのが分かりやすい。それに保守的だな。あとは平均年齢が高い。洋楽もそうだけど。
というわけで、明日のスケジュールは決まった。ロックミュージック「お勉強」の時間を作ろう。まずは、2000年代にデビューしたアーティスト達、そして1970年代のキング・クリムゾンとピンク・フロイドの勉強をしよう。最後に今年話題になっているオリヴィア・ロドリゴを聴くぞ。すごいことになりそうだ。
大雨やコロナ、「サンデー・モーニング」での謝罪の仕方、タリバンの動向など色々気になることはある。あるが今日も僕はこうしてブログを書いている。