hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

リプレイスメンツ→アイアムサム→「ビートルズ警察」

ふと、リプレイスメンツって荒んでいたよなぁ、と思いアップルミュージックで検索してみた。独特の荒み方だなあ、と思い数曲取り込んで聴いていたところで、そういえばリーダーのポール・ウェスタ―バーグって「アイ・アム・サム」のサントラで何かを演奏していたよなって思い出した。調べてみるとあったあった。「ノーホエア・マン」だ。いいじゃん。ポール・ウェスタ―バーグ自身の荒みを残しつつ「ノーホエア・マン」をいい感じの作品に仕上げている。

 

ビートルズのカバーを聴くと、いい作品も勿論たくさんあるが、「うん?」という作品もある。例えばメロディを微妙に自分流にフェイクして歌っているのを聴くと気持ち悪くなる。このように「ビートルズ原理主義者」としての僕はつい「ビートルズ警察」となって聴いてしまうことも多々ある。今回俎上に上げるのは「アイ・アム・サム」のサントラである(ここまでかなりこじつけっぽい)。

 

アイ・アム・サム」って確か映画から観たんだっけ?僕の好きなミシェル・ファイファーが出ていたよなと思いながらサントラを最初から聴き始めた。捜査開始である。

 

・「Two Of Us」・・・イントロのアコギから完璧。エイミー・マンマイケル・ペンのコーラスも最高。曲にドライブ感まで注入している。1曲目としては100点だ。

 

・「Blackbird」・・・これも好感が持てるカバーだ。足でリズムをとる音もちゃんと入れている。間奏に鉄琴のような音を入れているのも好ましい。

 

・「Across The Universe」・・・いやあ、ケレン味たっぷりのボーカルですな。思いっ切り自分流に歌っているがメロディは崩していないので◎。ボーカルはルーファス・ウェインライト

 

・「I’m Looking Through You」・・・ボーカルのハスキーさがよい。しかし惜しいかな油断すると自分流の歌い方をしている箇所がある。こんな単調な曲だったっけ?原曲は結構好きなんだけどな。

 

・「You’ve Got To Hide Your Love Away」・・・パール・ジャムのエディ・ベイダー、なんだかブルース・スプリングスティーンみたいな声だな。結構いいよ。

 

・「Strawberry Fields Forever」・・・バックトラックは最高(ドラム大活躍)。しか~し、出ました、黒人風フェイク。ビートルズ警察は許しません。厳重注意です、ベン・ハーパー。ファンにはたまらんのだろうけど、ここではアウトです。最後のギターソロはさすがです。かっこいいよ。

 

・「Mother Nature’s Son」・・・シェリル・クロウ。ちょっと疲れた風な声。僕は好きだ。いつもこんな歌い方をしているのかな。いや、きっとポールになっているのだろう。バックもいいよ。比較的元気な「Mother Nature’s Son」だ。

 

・「Golden Slumbers」・・・ベン・フォールズ。この人もポールになっている。sくっと終わるのは好感が持てる。

 

・「I’m Only Sleeping」・・・えらく元気に演奏しているじゃないか。若者よ。この曲は眠いんじゃなかったっけ?でも若者だから許す。今のところかっこいいぞ。ストレートなロックンロールとして聴けるな。うん?最後何を付け足しているんだ?それはいらないぞ。10点減点。

 

・「Don’t Let Me Down」・・・始まりのギター、ボーカルがねっとりしていてよいです。テンポが遅いのも◎。この曲に合っている。清志郎も何かとこれを演奏していたな。二人のコーラスがきまっている。バックのキーボードもいい。これはいい。

 

前半はこれまで。明日は後半。