hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「視点を変えなさい」と主治医に言われた

主治医とは自分の病気のこと以外にもいろいろ話をする。先週は「手洗い」の話をしてくれた。

 

「今度、この本を読んでみようと思うの。」と言って新聞の切れ端を見ながら紹介してくれたのは、手洗いの大切さを発見したが報われなかった不遇の医師、ゼンメルハイスについての本だった。「この人は、産褥熱で亡くなる人が多いのは何故だろうと考え続け、手洗いをすることでそれを防ぐことができることを発見した人」だと主治医は話し、「疑問を持つことが大事」「今のこの状態(コロナに怯えて暮らす日々)もじゃあどうすればいいか(←不満ばかり言ってないで)を考えるきっかけになるんじゃないか。そしてあなたが仕事をする上でも、今までと視点を変えることは大切だと思う。」というようなことを言われた。

 

それまで当然と思っていたことを違った角度から見てみなさいと言う事なのだろうが…。もっと言えば仕事に対する視野の狭さを改善するチャンスよと言いたかったのだろうが…。

 

自分のことはさておいて(さておく方が書きやすい)。「コロナ以前」「コロナ以後」で人類は大きく変わるのではないか、という大きな話をしよう。例えば、ソーシャル・ディスタンスは今、意識してやっているけれど、そんなこと意識せずにやる子ども達、「いじめ?何それ?時間の無駄じゃん」と宣う子ども達。そんな可塑性の高い子ども達はゲームやSNSをやりつくした後に何かを産み出しそうな予感がする。「ニュー・タイプ」(←古いか)とでもいうべき子ども達が出現するのではないだろうか。そう、今でいうと台湾のオードリー・タンのような人。そんな人達がこれからの世界を進めていくような気がする。とすると教育格差も生まれるのかな?そこら辺の問題も彼らは軽々とクリアするかもしれない。

 

と考えているうちに希望的な妄想が止まらなくなってきた。そうでもしないとやってられない。