hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

先生の出場(でば)

出場というのは、授業や学級経営の場で、先生が児童に何らかの働きかけを行うことを言う。

 

4月当初は学級開き、授業開きで、先生の価値観を児童に伝えるため出場は当然多くなる。その後の3週間も先生が言ったことを定着させるために出場は多い。5月もGWがあるから、4月に試みたことを再度確認することが多い。

 

4,5月に行ったことが軌道に乗れば、6月下旬には授業を子ども達で進められるようになると思っている。そこから少しずつ先生の出場は少なくなってくるはずだ。1学期の終わりになっても4月当初と先生の出場の場面が変わらないのは、ちょっと黄信号だと思う。

 

それがはっきりするのは2学期の10月下旬から11月上旬にかけての頃だと思う。ここでクラスが崩れていくか、さらに上向いていくのかが決まる。

 

崩れていく場合は、先生の出場はさらに増えるし、上向いていけば少なくなる。3学期も同じだ。いつまでたっても1学期と同じことを言っている場合、その年の学級経営は失敗したと言わざるを得ない。

 

このように、1年間をイメージして、1学期から3学期にかけて先生の出場が少なくなってくるような授業なり学級経営をしていかなければいけないと思う。