hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

音はよくなった・・・はず

そういえば、スピーカーの調子が悪い、ケーブルが原因だったのか?ということを以前書いたが、それっきりだった。原因はレコードプレイヤーとアンプを繋ぐケーブルだった。これを変えて以来スピーカーは絶好調である。レコードを聴くのが楽しい。

 

 

 

今日は天気がよかったので元気よくウォーキングに行ってきた。桜は見事に散っていた。時々はらはらと桜の花びらが舞い落ちる。風情があって気持ちよかった。

 

 

 

家に帰ってダンベル体操をして、ゆっくりドジャーズの試合を見ようかなと思っていたら待っていたブツが届いた。スピーカースタンドである。メルカリで安価且つ僕の要望にある程度沿うものだったので、思い切って購入したわけである。

 

 

僕の一番の要望というのは高さである。スピーカースタンドのほとんどは高さが30㎝あるいはそれ以上ある。しかも天板が狭い。これも悩ましかった。その上価格が高い。スピーカースタンドって高価なんですね。僕はもっと低いのが欲しかった。そんなのはないのかな、と思っていたら高さ15㎝のものが出品されていた。

 

 

僕が目をつけたやつは15㎝の高さはOKだったけど、やはり天板がスピーカーの底板より狭い。これは前に書いたが、天板はスピーカーのサイズと同じかそれより広いものを選ぶべし、とネットに書かれていた。そのことを出品者に訊ねると、「私もスピーカーの方がサイズが大きい。でも支障なく使えたよ」とのことだったので、よしっ、これは買いだなと思ったわけである。

 

 

そのスタンドが届いた。早速今までの「すのこ」とチェンジだ。いやあ、かっこいいですなあ。ちょっとはみ出るのは見なかったことにすると実にかっこいい。オーディオらしくなったよ。これで音質が上がっていれば最高なんだけど。それでは試聴してみるか。何を聴こうかな。やっぱり「アビイロード」だな。

 



 

というわけで、A面を聴いてみた。これは、1曲ごとにレポートした方がいいかなと思った。今からもう1回A面から聴いてレポするぞ。あくまで音に関してどうであるか、についてのレポートだ。できるかな。すごい、とか素晴らしいとか気持ちいいという言葉は遣わないように気をつけよう。

 

 

A面

 

「カム・トゥゲザー」・・・やっぱ最初にガツンと来るのはベースだよな。今まではすのこの隙間からベースの音が抜けているように感じたが、底板がしっかりとベースの音を際立たせているように思う。リンゴのバスドラ、タムもしっかりとした音である。そしてシンバルの存在感が増したように思う。聴く人によってはうるさく感じるかもしれないシンバルだ。

 

「サムシング」・・・タムから入る曲だが、気持ちいい。これもベースがいいね。踊っているよ。ストリングスの存在感が増したように思う。あとはオルガンかなぁ、今まで意識してなかったんだけど、いい感じで聴こえてくるぞ。

 

「マックスウェルズ・シルヴァ―・ハンマー」・・・リンゴのハイハットが生々しい。目の前で演奏しているように聴こえる。シンセの音も伸びやかである。歌っている時にもバックでシンセのような音が聴こえてくる。そうだったのか、今まで気づかなかった。後ろにたくさんの楽器が鳴っていたんだな。

 

「オー・ダーリン」・・・これはスピーカーとは関係ないかもしれないけれど、ポールのヴォーカルが素晴らしい。特にサビでのシャウト。またサビでのギターのキレのよさがよく伝わる。ドラムは終始この曲を盛り上げている。フィルインがガンガン聴こえてくる。コーラスも今まで僕はちゃんと聴いていなかったことが分かった。

 

「オクトパス・ガーデン」・・・イントロのギターのキレは相変わらずだ。バックのピアノ、ギターがよく聴こえてくる。どうも今まで意識していなかった音がよく聴こえてくるようになったみたいだ。コーラスも同様に存在感を増している。

 

「アイ・ウォント・ユー」・・・これもベースかな。音もそうだが、ポールのプレイが凄すぎる。あとはドラムのライドシンバルっていうの?その音が金属的に聴こえる。好き嫌いが別れるところかもしれない。

 

 

B面

 

「ヒア・カムズ・ザ・サン」・・・ジョージのアコギは何て言えばいいんだろう。艶っぽい?丸い感じ?思わず聴き入ってしまう。ちょっと歪んだ響きもちゃんと拾っているように思った。左スピーカーから聴こえてくるんだけど、ずっとそっちばかりに集中してしまう。アコギの存在感増し増しだ。

 

「ビコーズ」・・・今までヴォーカルについては「オー・ダーリン」だけだったが、ここはコーラスワークに耳を傾けようじゃないか。でも途中から入るシンセもいい。

 

「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」・・・イントロのピアノに続いて入るベースが・・・。いかん、気持ちいいを結構遣っているような気がする。でも仕方ないよ、素晴らしいだから。リンゴのタム捌き、オープンハイハットの音もいい。

 

「サン・キング」・・・イントロのギターにウットリだ。ベースは相変わらずだ。ジョンのヴォーカルが渋く聴こえる。もしかしたらベースが響き過ぎ?俺結構気に入ってるんだけど。

 

「ミーン・ミスター・マスタード」「ポリシーン・パン」・・・ここでもシンセが使われていたのか。今まで聴こえなかったぞ。最後のギターソロはいい感じである。

 

「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」・・・さっきからの続きでリンゴのフィルインから入る。ドラムもベースに負けず劣らずいい仕事をしているのが分かる。うるさいくらいだ。

 

「ゴールデン・スランバー」「キャリー・ザット・ウェイト」「ジ・エンド」・・・美しいストリングスが更に美しく聴こえてくる。「ジ・エンド」ではリンゴの本領爆発具合が凄いことになっている。聴きどころのギターソロは、ジョンのが少し奥に引っ込んでいるように聴こえた。

 

「ハー・マジェスティ」・・・アコギとベースの音量は5対5だった。これをよしとするかは聴く人次第かな。

 

 

 

今日は、まず今までよく聴こえなかった音を聴くことができたのがよかった。しかし、それは僕の方に原因があるのかもしれない。他のレコードでも試してみたい。あとは、ベースとドラムスかな。下を支える音の存在感が増している。もしかしたら響き過ぎ?くらいにも思う。うーん・・・JUNさんにジャッジしてもらいたいものだ。

 

 

次は何を聴こうかな。

 

 

 

デヴィッド・ボウイのアルバム「レッツ・ダンス」を聴いてみた。これは録音のせいでもあると思うけれど、クッキリハッキリ度合いが高まっていると感じた。それに「モダン・ラヴ」でピアノが鳴っていたなんて知らなかったよ。

 

 

 

いろいろなレコードを聴き直してみる生活が始まりそうだ。