hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ロックバンドバスドラム対決

只今午前3時30分。部屋の中は寒い。今日の北陸地方の天気は雪らしい。場合によっては大雪になるかもしれない。今日は、実家の裏のブロック塀の様子を見てくるというミッションがある。それ以外はフリーである。よって僕の自慢のスピーカーであるB&WのCM5でバスドラムに注目して聴いてみようと思う。

 

 

というのも昨夜イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」を聴いたらそのバスドラの響きが異様に心地良かったんだよね。鋭いというよりかは、ぼわっとしたふくよかな音なんだけど、輪郭ははっきりしている。いつまででも聴いていたいと思った。でも寝る前にiPhoneで確かめてみたらそんな風には聴こえなかった。よってCM5の力量によるところが大きいと思われる。今のところ「ホテル・カリフォルニア」のバスドラは暫定1位である。

 

 

これに対抗する音はないか探すことが今日の午前中にすることだ。といっても全部のレコードを聴くわけにはいかないので、ノミネート作品を挙げておこう。

 

スティーリー・ダンの「ガウチョ」

レッド・ツェッペリンの「フィジカル・グラフィティ

ピーター・ガブリエルの「Ⅲ」

ザ・ビートルズの「アビイ・ロード

 

 

これくらいでいいかな。あとは順次思い出したら聴いていくことにしよう。妻が起きてくるまでこの作業はできないので、別の話題に移ろう、なんて思っちゃったけど、そんなもんはない。強いて書くなら「TOKYO MER~走る緊急救命室」のことかな。

 

 

「TOKYO MER~走る緊急救命室」は、ドラマがヒットしたので、劇場版が作られた作品である。災害に遭った人たちを現場まで赴き救い出す、というストーリーだ。昨日たまたま予約してあったこの映画を観ていたら、すぐに観ていられなくなった。こういうタイプの映画は今は観ていられない。もしかしたらもう観られないかもしれない。(こんなちっぽけなブログに影響力なんてないけど、具体名を出してネガティヴなことを書いてしまった。ごめんよ)

 

 

東日本大震災後、震災に関係する映画がたくさんつくられたように思うが、実際に被災された方にはどう映ったのだろう。

 

 

2011年から12年経った今、東北はどうなっているのだろう。東北の人たちはどういう心算で生きているのだろう。2024年から12年後の能登や富山や新潟はどうなっているのだろう。そしてどういう心算で生きているのだろう。12年後といったら僕は71歳である。生きているかどうかも分からない。

 

 

 

 

 

遅まきながら只今14時30分。やっとレコードを聴こうという気持ちになった。「ホテル・カリフォルニア」から聴いてみる。やはり、昨夜のようにバスドラが心地良く聴こえる。ふくよかな音なのに弾んで聴こえるのはドラマーがドン・ヘンリーだからだろうか。

 

 

次。「ピーター・ガブリエルⅢ」を聴いてみよう。これはプロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトというかエンジニアのヒュー・パジャムとドラマーのフィル・コリンズがゲート・リバーヴ(←よく分かっていない)なるものを編み出したことでも有名である。1曲目「イントルゥーダー」と2曲目「ノー・セルフ・コントロール」を聴いてみる。

 

 

うーん、バスドラよりもスネアの方に力点を置いて録音されているような気がするな。バスドラは変なエコーがかかっているように聴こえ輪郭がはっきりしない。悪いわけではないのだが。2曲目を聴いてもその印象は変わらない。次。

 

 

レッド・ツェッペリンに行くか。1曲目の「カスタード・パイ」だけ聴いてみよう。ドラムはもちろんジョン・ボーナムだ。

 

 

あれっ?思ってたよりもドラムが前に出てないな。ギターが唸り、ベースがブンブンいってるのはよく分かるんだけど。いやいやそんなことないか。ドラムだけに意識を集中させると手数は多いぞ。このバスドラの音は硬い。硬い板でも蹴ってるんじゃないかというくらいの硬さだ。このバスドラがあってこそスネア・タムやシンバルが生きるのだろう。うん、かっこいい曲である。次。

 

 

スティーリー・ダンの「ガウチョ」にいくか。1曲目の「バビロン・シスターズ」。ドラマーはバーナード・パーディー(かな?)これは全部の楽器が凄すぎてドラムに集中できない。でもバスドラの質感はドン・ヘンリーに似ている。リズムのはね具合はこちらの方が圧倒的である。これはかなりいい。バスドラだけ聴いていても楽しめる(もったいないけど)。

 

 

さあ、最後はザ・ビートルズの「アビイ・ロード」だ。リンゴ・スターのバスドラは今の僕にどう聴こえるだろう。1曲目は「カム・トゥゲザー」。

 

 

あれっ?あんまり迫力を感じないな。タムとハイハットはイケてるのに、スネアとバスドラは何だか控えめだ。これは意外だなあ。ドン・ヘンリーを少し小ぶりにした感じに聴こえる。2曲目の「サムシング」を聴いてもその印象は変わらなかった。

 

 

うーん・・・。もう1枚いくか。ロッド・スチュワートの「エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー」だ。ドラムはミック・ウォ―ラ―。1曲目のタイトル曲を聴いてみよう。

 

 

バスドラがどうとか言うより、このドッスンバッタンとしたドラムが堪らなく好きだ。ベースはロン・ウッドかな。やけにメロディアスなベースだな。そろそろバスドラに注目してみよう。これはジョン・ボーナムっぽい硬さを感じるな。でもスネア・タム・シンバルの存在感の方が大きいな。

 

 

 

さてと。一応6枚のアルバムを聴いてみたぞ。ランキング付けしてみようか。

 

 

1位:イーグルスドン・ヘンリー

2位:スティーリー・ダンバーナード・パーディー)

3位:レッド・ツェッペリンジョン・ボーナム

4位:ザ・ビートルズリンゴ・スター

5位:ロッド・スチュワート(ミック・ウォ―ラー)

6位:ピーター・ガブリエルフィル・コリンズ

 

 

こんな感じになった(別に6位のフィル・コリンズが悪いわけではない)。僕の家のスピーカーの性能と僕の耳だけで付けたランキングなので皆さんにはなんの役にも立たないかもしれない。でも自分の好みは分かった。どうも今の自分はハードなロック!みたいなのよりもウェストコースト寄りのサウンドがお好みらしい。

 

 

 

只今15時30分。1時間かけて聴いたかいがあったというものだ。これでゆっくりイーグルスを聴くことができる。

 

 

 

 

時折霰が降るようになった。天気予報通りだ。今の僕にできることって何だろう。そんなことばかり考えてしまう。いかんいかん。顔を上げて、記事をアップして音楽を聴いて、妻と喋るのだ。

 

 


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