只今4時20分。3時に起きてからしたことといえば、コーヒーを淹れたことと、エリック・クラプトンの「スロウハンド」を聴いたことくらいだ。今はクラプトンのファーストを聴きながら記事を書こうとしている。
雪は積もっていなかった。しかし時折激しい霰の音がする。こりゃあ、確かに寒波は来ているんだろうなあ。今日僕がしたいことはただひとつ、「天下一品」のラーメンを食べることだけだ。何故だか分からないが、時折激しくラーメンが食べたくなる。いろいろな店を冒険するのも楽しいかなとも思うのだが、保守的な僕はつい「テンイチ」（←これでいいのかな？）に走ることになる。一人の時は「尾道ラーメン」じゃないんだよなあ。
今日給食はないし、職員が注文するお弁当も断った。故に13時20分に退勤して、金沢まで行って、無事熱々のラーメンを食べることができたら、僕は満足だ。
しかし油断してはならない。「テンイチ」から車で5分ほどのところに「エブリデイレコード」というお店があるのだ。このお店は満を持して行くと肩透かしを食らう店（連休初日に「臨時休業です」とかいって平気で休んでいる）である。しかし、運よく開店している時に入ると危険である。品揃えがいい。しかも安い。今日僕は「テンイチ」へ行くことができたら「エブリデイレコード」にも行くのだろうか。全ては天候次第である。
とか書いているうちにクラプトンのファーストアルバムが僕の心に忍び込んでいることに気づいた。これは・・・クラプトン・ミーツ・アメリカン南部ミュージックな作品とでも言えばいいのだろうか。悪くない。いやこんな言い方は失礼か。レコードで聴いてみたい作品である。「スロウハンド」ももう一度聴いた方がいいかもしれない。
さてと。只今15時30分。やっと帰宅したよ。何をしていたかって？もちろん「テンイチ」に行ってきたのだ。今日は朝、「もしかしたら・・・積もるかも」というくらいの寒さだったが、結局午前中は風は強いものの雪はちらつく程度だった。
僕は例によって卑屈な態度で教頭に年休届けを出し、12時50分に学校を出た。金沢にレッツゴーだ。途中、風に煽られて車が揺れたが、何とか「テンイチ」に着くことができた。そこでおいしい「こってりチャーシューネギ多目スープ増量」を食べ、何の逡巡もなく「エブリデイレコード」に向かった。店は開いていた。レコ―ドは・・・買った。いかんなあ、今日は少し遅れたけど、テリー・ホールを偲ぶ日にしようと思っていたんだけどなあ（金沢に行く時はカラーフィールド、そして今はファン・ボーイ・スリーを聴いている）。
そこで終わればいいものの、同じ建物にあるアンティークの店をのぞくという暴挙に出たのが今日の大きな反省点だ。この店は夏にエブリデイレコードに行ったあとにフラっと入った店だ。そしたらパッと素敵なカップと目が合ったのだった。結局カップを買い、それ以来ずっと愛用している。その店を再訪したのだ。何かあるかな、と思って。
そしたら再び僕と目が合ったカップがあったんだよね。「あちゃー、俺を呼んでる」と思ったがもう遅い。手にとってしげしげと眺めていると店員がやってきて「これいいですよねー。こちらでじっくり見て下さい」と言ってレジ前に持っていった。僕の心はもう折れかけている。フランス製らしい。値段もこの前とおんなじ3000円だ。お金はある。どうしよう、と思う間もなく気づいたら「決めました。買います」と言っていた。「もしかして以前来られましたか？」「はい」「小松方面の方でしたよね」「そうですそうです。あの時買ったカップは毎日使っています」とかなんとか喋ってから店を出た。
というわけで給料日をいいことに散財をしてしまった僕であった。
おっと忘れちゃいけない。今日ギターを学校に持っていったんだった。僕は授業がないので、教室を整理（と言っても膨大な量のプリントを要るものと要らないものに仕分けしただけだが）して3時間を過ごした。その後、子ども達が帰った後に、他の先生にバレないようにそうっと車から校内にギターを持っていった。そして小１時間ほど練習したんだけど、家より集中して練習できるではないか。これは明日と来週は整理に飽きたらギタ練できる。
本当は明日映画「パーフェクトデイズ」を観に行きたかったんだけど、さすがに雪で無理だろうから、今のところ、出勤するつもりだ。しかし年休は使えるだけ使うことになる。こんなに使ったのは初めてである。来年は繰越なしの20日しか休むことができない。大丈夫だろうか。大丈夫なわけないよな。それでも今年はもういっぱいいっぱいなのだ。病休しなかっただけでもいいじゃないか、来年のことは来年考えればいいじゃないか、と言い聞かせることにしよう。
さてと。今週もあと1日だ。昨日一昨日と日本酒を飲んだから今日は飲まない。あと４時間ほど何かできる。何をしようかな。
それでは、おやすみなさい！
