今日は計画訪問の指導案の本気の締め切り日である。授業は1限目と6限目だから2限目から５限目までの間に何としてでも仕上げなければいけない。
単元の計画はほとんどできている。しかし肝心の本時の学習の内容をどうするかでまだ悩んでいる。「町人の文化と新しい学問」を学習するのだが、そのまとめが本時である。近松門左衛門、歌川広重、杉田玄白、伊能忠敬、本居宣長がこの単元で学習する人物だ。
この人物あるいは分野（芸術、蘭学、国学）についてどうまとめるか？いろいろな指導案を見たが、推しの人についてのクイズを作ったり表彰状を書いたり、推しの分野についてカードにまとめる、みたいな活動をしていた。僕としてもその路線でいきたいと思っている。要は業績とその後に与えた影響について改めて考えるのが本時の学習になる。
５人全員を１人で振り返るのは困難なので、誰かに絞って何かをすることははっきりしている。まずは手元にある指導案を再読して、自分ならどうするか考えなければいけない。それができたらあとは形式に沿って指導案を書いていく。2，3限目のうちに内容をはっきり決めて4，5限目で完成させる、くらいのつもりでいかなければ今日中には仕上がらない。
ちょっと焦っているんだか力み過ぎているんだか分からないが、昨日は帰宅してからもピリピリしていた。それがウズラの卵事件に繋がった。ああ、思い出したくもない。
昨日の記事の最後に妻が僕のLINEを見るかどうかは神のみぞ知る、と書いた。その後いつまでたっても妻は帰って来ない。業を煮やした僕は、ウズラの卵なしの中華飯を食べた。それだけでは気が済まなかったので、シーチキンマヨを作ってそれでご飯を食べた。
気づくと炬燵で眠っていた。ハッと目覚めた僕は既に帰っていた妻に聞いた。「ウズラの卵は？」「えっ？」と返す妻。そこで僕はぶちキレてしまった。黙って睡眠導入剤を飲み、バンっとドアを閉め寝室で大音量で音楽を鳴らしながら眠ったのであった。
朝は5時に起きた。昨日のことはもちろん覚えている。どうしよう、と思いながらコーヒーを淹れる。結局5時半過ぎにもう一度寝室には行って寝ることにした。
6時半。もういくら何でもリビングに行かねば。意を決してリビングに行った僕は妻と会うなり「昨日はごめんなさい」と謝った。妻は「学校でいろいろあったんやね」とだけ言った。これでごめんなさいの儀式は終了だ。それにしても僕は学校でいろいろあったことを妻に当たり散らしたのだろうか。だったら怖いな。
それにしても今日の１限目と6限目の授業は酷かった。喋れば喋るほど児童の心が離れていくのが分かった。今は自己嫌悪と戦いながらこの記事を書いてる。
指導案は、無事提出することができた。昨年度は「史上最悪の指導案だ・・・」と書いた記憶があるが、新記録だ。今年度の方が酷いぞ。体裁だけ整えたっていうの？そんな感じ。「自由進度学習」「個別最適化」「協働的な学習」など、分からないことだらけの状態で指導案を書くのはツラい。研究主任、管理職のチェックが終わったら赤がいっぱい入っていることだろう。
ツラいので音楽の話に変えよう。BUCK-TICKの櫻井敦司が亡くなった。享年57歳。遂に自分より年下のミュージシャンが亡くなる事態となった。僕は彼らのいいリスナーではなかったけれど、ミチロウのトリビュートアルバムで「お前の犬になる」をやっていたのが印象に残っている。椎名林檎とデュエットした曲も好きだった。今年はさかんにＷＯＷＯＷでBUCK-TICKのライヴが放映されているが、1回くらいは見ておきたいな。合掌。
お次はグッドニュース。なんと、ザ・ルースターズの全アルバム13タイトル118曲が一斉配信される。僕が長年待っていたことがついに実現するのだ。11月1日まで待ちきれない、って言っても聴きたい音源はもうiPhoneの中にあるから絶対聴かねばって感じではないんだが、やはり嬉しいものは嬉しい。
さてもうすぐ19時だ。今日、妻は何時に帰ってくるだろうか。こういう時に限って早く帰ってくるんだよね。とにかく記事をアップしたらモヤシ炒めを作ろう。
バイバイ！
