パッと目覚めて勢いよく起きたらまだ午前2時だった。夢をたくさん見たような気がするので浅い眠りだったのだと思うが、目はパッチリ開いている。
ちょっとだけ記事を書いてみるか。ロッキングオンの10月号のことだ。8,9月号はそれぞれ60‘s、70’sのロックアルバムだったので今号は80‘sロックアルバムベスト100である。僕がロックを聴き始めた時期とリンクする。心の中でこのアルバムはあるかなあと見当をつけてからページを開いてみた。ベスト10までの結果を書いておこう。
1位:「サイン・オブ・ザ・タイムス」(1987)プリンス
2位:「アペタイト・フォー・ディストラクション」(1987)ガンズ・アンド・ローゼズ
4位:「リメイン・イン・ライト」(1980)トーキング・ヘッズ
5位:「ライセンス・トゥ・イル」(1986)ビースティ・ボーイズ
6位:「ザ・リバー」(1980)ブルース・スプリングスティーン
7位:「スリラー」(1982)マイケル・ジャクソン
8位:「メタル・マスター」(1986)メタリカ
9位:「ザ・クイーン・イズ・デッド」(1986)ザ・スミス
10位:「ダブル・ファンタジー」(1980)ジョン・レノン&ヨーコ・オノ
以上である。6枚が1985年以降の作品である。僕がリアル・タイムではっきり聴いたと言えるのは、トーキング・ヘッズとブルース・スプリングスティーンとマイケル・ジャクソンだけである。また全く聴いてないよというのはメタリカである。
ガンズやU2ってロッキングオンではこんなに評価されていたんだ。
僕が気に入っていたアルバムの順位も調べてみよう。
13位:「レッツ・ダンス」(1983)デヴィッド・ボウイ
24位:「フラワーズ・オブ・ロマンス」(1981)パブリック・イメージ・リミテッド
25位:「刺青の男」(1981)ザ・ローリング・ストーンズ
27位:「クローサー」(1980)ジョイ・ディヴィジョン
35位:「錻力の太鼓」(1981)ジャパン
39位:「タッグ・オブ・ウォ―」(1982)ポール・マッカートニー
40位:「ハウ・マッチ・ロンガー」(1980)ザ・ポップ・グループ
46位:「サンディニスタ!」(1980)ザ・クラッシュ
61位:「フリーダム」(1989)ニール・ヤング
65位:「プライベート・アイズ」(1981)ホール&オーツ
ニール・ヤング以外は1980年初頭である。つまり僕が高校生の時のアルバムだ。多感な頃によく聴いたアルバムは、今聴いても素晴らしい。きっと他の人もそうだろう。僕より少し年下の人はガンズの2位に深く納得するだろう。
しかしながら70‘sロックアルバムベスト150の1位から10位までをもう一度見てみたが、そちらと比べると小粒だと言わざるを得ないのも事実である。1位はツェッペリンで2位はデヴィッド・ボウイで3位はストーンズで4位はピンク・フロイドだよ。これには負けるよな。
ところでロッキングオンはこれを続けるのだろうか。11月号は90‘sの特集だったが、2000年代以降も続けるとなると、どんどん小粒になるんじゃないか。あくまでも50代後半の人間の感想だが。90年代となると僕はホワイト・ストライプスくらいしか思い浮かばない(いや、もしかしたら彼らは2000年代かな?)。
いかん、もう3時になった。少なくともあと2時間は眠りたいところだ。さっさと寝室に戻ろう。
以上が朝の部である。記事を書いた後は5時半まで無事眠ることができた。
さて、夜の部にいこうか。「こよみモード」をのぞいてみると、「首の皮一枚でつながっている」というタイトルを昨年の今日書いている。そうだそうだ、そういえばかなりしんどい時期だったんだ。6年の1クラスの授業を外してもらって3年の書写にしてもらったんだ。
今の心境はというと、「いつまで持つか分からない」だ。結局昨年と同じじゃないか。夏の病休を経て2カ月弱という時期は僕にとってはそういう時期なのだろう。昨年も深刻になっちゃったが、今年も深刻である。何と言っても11月から持ち時数が増えることが僕の気を更に重くさせている。全く冗談じゃないぜ。軽業で22時間なんて考えられない。しかし学校現場はそういうことになっている。どこもかしこも人手不足なのだろう。でも11月からは積極的に補欠は断ろうと思っている。
こんな暗い話ばかりしてもしょうがないのだが、一応来年の為に書き留めておいた。
どうしようかな、シャワーもしたことだし、ラムを飲んじゃおうかな。飲んじゃえ。
うーん、美味い。
昨日、ロッキングオン10月号が届いた。そして今日11月号が届いた。1990年代のベスト150特集である。カタログ的なこの特集記事を僕は気に入っているが、さすがにもうついていけない。それより、この号でストーンズのニューアルバムが絶賛されていたのに驚いた。大鷹俊一(この人の文章は好きだ)がレビューを書いているが、捨て曲なしだって。まあ、そうなんだけどさ。「レット・イット・ブリード」を定期的に聴いている僕としては、前にも書いたがフツーにいいアルバムだ。とか言ったって毎日この「ハックニー・ダイヤモンズ」を聴いているんだけどね。
そしたらいつの間にか1曲目の「アングリー」のイントロが頭の中で鳴りっぱなしになっていた。スティーヴ・ジョーダンのドラムはかっこいいね。グルーヴィーっていえばいいのかな。このドラムはもう完全にストーンズに馴染んでいるな。今年中に全曲紹介に挑戦したいものだ。
あと、3人の近影が載っていたんだけどもこれが味があっていい写真なんだよな。キースは大分痩せたんじゃないか。髪の毛は大分なくなっているかもしれない。それにロニーが持っているギターケースがボロボロなのもかっこいい。しかし何だかんだ言ってミック・ジャガーの恐るべき若々しさだ。ヴォーカルも容姿もどうなってんだ?のレベルである。
僕があと10年生きていられるなら、彼らの終焉をも見届けられるかもしれない。きっと終わりは突然やってくるはずだ。でもこの写真を見ると自信がなくなる。この人達は90歳になっても元気にやってるんじゃないか、と思ってしまうのも事実だ。それにしてもこの特集に松村雄策がいないのは寂しい。彼ならどのアルバムを担当して、何て書くだろうと思わずにはいられない。
今日は鶏ミンチスープ&豚の生姜焼きで妻を喜ばせよう。
僕をすぐにいい気持にさせてくれるラムトニックに乾杯!