hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

入院日記 パート2の②

病院に入ると、途端に時間の流れがゆるやかになる、と昨日書いた。これと矛盾するかもしれないが、気がついたら〇〇をする時間になってたりする。〇〇には「夕食」とか「検査器具を付ける」などという言葉が入る。つまりは病院には病院なりのペースがあるということだ。そのペースに乗れた時にはストレスは軽減される。でも1泊や2泊じゃあ、そんなペースについていけるわけないんだけどね。

 

 

 

只今朝の4時45分。まだ病院である。僕はもう早く家に帰りたいよー状態である。でも病院は許してくれない。僕のストレスは徐々に高まっている。まあ、あと1時間ほどで帰ることができるんだけど。その1時間がもどかしい。

 

 

 

昨夜は「19時薬19時薬」の呪文を唱えていたおかげで薬はちゃんと飲むことができた。その後20時くらいに検査技師が来て、僕の身体に前回同様の電極を付けていったと思われる。「思われる」と書いたのは、その頃には薬が思ったより早く効いて、意識朦朧としていたからである。

 

 

 

最後に何となく覚えているのは「横になって下さい」「目を閉じて眠っていいですよ」という言葉だった。その後、瞬殺で僕は眠りに就いた(と思われる)。

 

 

 

目覚めたのは、いつものようにCPAPをむしり取っている時だ。「いやあ~よく寝たな~」と思い、時計を見ると23時45分くらいだった。僕は「ああ・・・やっぱりこうなるのか・・・」と残念な気持ちになっていた。ぼぅっとしているとすぐに技師がやって来てCPAPを付け直してくれた。

 

 

 

その後は切れ切れに眠ることができた。できたが、いつも通りの眠りであった。あ、でも何となく空気圧は今の僕の状態に合わせて送ってくれているのかも?と思った。もしこんな風に僕仕様の送風の仕方なら、CPAPを付けることに抵抗がなくなるかもしれない。

 

 

 

 

 

というわけで無事家に帰ってきた。妻は何と朝食の用意をしていなかった。「うーん・・・と朝ご飯食べる?」と聞かれたので「もちろん」と力強く頷いた。彼女は仕方なさそうにいつものご飯を作り始めた。

 

 

やっぱり家はいいなあ、と僕が呟くと妻が笑った。「たった1泊やよ?どうするん?大病したら」と言われた。

 

 

 

 

 

そして今は18時。家に帰ってから今の今まで爛れた時間を過ごしていた。メモしておこう。ほな行くで。

 

 

妻が出勤してからはテレビを観たりレコードを聴いたりしてたんや。そんでな、いい加減シャワーせなあかんやろって思ってな、洗面所に行ってん。そしたらたまたま体重計が目についてん。だからのったわ、体重計に。そしたらえらいこっちゃ、の体重になっとってん。せっかく今年の始めっからダイエット始めたんに、ほぼ戻っとるんやし。びっくりしたわ。

 

 

でもここからが爛れの始まりや。昨日からラーメン食べたい病にかかっとったのは分かっとったんやけど、行ってもうたわ。ラーメン屋に。トッピングにチャーシュー頼まんかっただけエライわ。

 

 

 

そんでな、家に帰ってまたテレビとレコードや。昨日書いた「家族だから・・・・」の8話と9話を一気に観たわ。だからこうなってん。さっきから変な関西弁使とるやろ?テレビの影響やねん。もう素敵な番組に出会ったらすぐに影響されるから困るわ。そろそろ元の北陸弁に戻さないかんな。

 

 

 

 

そんで、僕はこの爛れた時間を過ごしている間、「まだ車の修理は終わらんのかい!」って微かにイラついていた。テレビ・レコード→ラーメン→テレビ・レコード。この次に車が来れば何とか事態も収束したんだけども、車屋からは一向に電話がかからない。妻は今日飲み会で遅い。だから今日の夕食はざる蕎麦で済まそうって思ってたのに気がついたらピザ屋に電話してたんだなあ、これが。

 

 

 

そしてピザには酒やろ?ということでちびちびとジンを一口、いや二口、いやグラス半分くらい飲んだ頃かな、車屋から電話がかかってきたのである。参ったね、どうしよう?と一瞬考えたんだけど「取り敢えず明日取りに行きます」って言うしかなかったんだよね。車屋さんまで70mだよ。家を出たら見えるところにあるんだよ。でも肝っ玉の小さい僕は酒気帯び運転を控えたのであった。

 

 

 

もう少し早いタイミングで電話してほしかったわ。そしたらラーメンまでで止まってたかもしれないのに。

 

 

 

と言っても爛れた日だったことには変わりはない。明日、久しぶりにウォーキングして禊をしよう。←使い方合ってる?

 

 

 

   ↓↓↓↓  これは朝、病室から撮ったもの。



 

 

じゃあね!バイバイ!