hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ディランの選べま10

以前ストーンズで同企画を行った。その前にはデヴィッド・ボウイのアルバムランキングも行った。「ストーンズ選べま10」では、自分がよく聴いているアルバムの中から10曲を無理矢理選んだ。かなり乱暴な企画だったが楽しかった。今回はボブ・ディランである。これも乱暴な話だが、以前やろうと思うと書いたので、よしっやるぞ、と今日思った。

 

次のようなルールでやろうと思う。まず、アルバム単位でノミネートはしない。曲でノミネートだ。次に「これはどう考えても不滅の名曲だし、順位をつけるのは意味なくない?」と思われる楽曲は「殿堂入り曲」とする。最後に2000年代の名作3作品は結局聴き込むことができなかったので除外させていただくことにする。

 

ノミネート曲は16曲である。選べま10なのに16ってどういうことだ?と言われそうだが、殿堂入り曲も含めて16曲である。予定通りいけば6曲が殿堂入りとなる。しかしいつものように、僕は自分勝手なので、どうなるか分からない。

 

ノミネート曲を書いておこう。

 

 

と思ったが、もう疲れた。今週はあと1日残っているというのに、あと2000字も書けない。というわけで、「殿堂入り曲」を紹介させていただく。今日はこれで勘弁してもらおう。

 

じゃあ発表します。(年代順)

 

「Don’t think twice , it’s all right」(1963)

「It ain’t me babe」(1964)

「love minus zero/No limit」(1965)

「Like a rolling stone」(1965)

「Stuck inside of mobile with the Memphis blues again」(1966)

「Lily , Rosemary and the Jack of hearts」(1975)

 

以上の6曲を「殿堂入り曲」と認定することにする。どうしよう。解説しても曲を聴いてくれとしか言えないところがつらい。せめてタイトルだけは付けようかな。じゃあ順番にタイトルを書いてみよう。

 

「ディランの右手に神が宿る!鬼のようなスリーフィンガーを聴いて痺れろ!」

「伸びやかな歌声を聴きたい?じゃあこの曲のサビを聴け!」

「ディランがヒット曲を作った?こんなにシンプルなのに殿堂入りだよ」

「ディランのラップ、2曲目にして完成形。これに勝るラップはこの世に存在しない!」

「タイトルも長いが、曲も長い。そこがいい。終わらないで欲しい曲」

「同じくタイトルも長いが、曲も長い。なんで終わってしまうんだ!」

 

どうだろう。聴きたくなった?

 

ディランはそんなにメロディの引き出しがあまり無いように思える(そう思うのは僕だけかな?)。だからもしかしたら一聴して「何だ、おんなじじゃん」と思われる方もいらっしゃるかもしれない。でもそれがディランなのだ。そのハードルを飛び越えると至福の時間がやってくる。

 

それに曲の構造がシンプル極まりない。長い曲もおんなじ展開を何回もやっているだけだ。そこがいいんだよ。堪らんのだよ。Jポップとは基本的に考え方が違うのだよ。上記の6曲以外の10曲も基本的には同じ作り方である。ディランはAメロ→Bメロ→サビ→大サビなんて考えないんだよ。気の利いたコード展開?そんなの風に吹かれちまえだ。

 

「殿堂入り曲」なので順位は付けられない。あとの10曲はいつか涙を飲んで「選べま10」として記事に書くことにしよう。今日はこれで終わろうかな。うん、その方がスッキリしていいかもな。

 

 

 

今日はこれでお終い。