hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

delete、delete

ザ・フーの新譜が出たよ、とアップルミュージックが教えてくれた。タイトルは「The Who with Orchestra:Live at Wembley」という。もちろん2枚組だ。最近のフーはいつも2枚組だからな。それにしてもフーもオーケストラとやるようになったんだ(もしかしたらもう既にやってるのかな)。先日マリコさんと話していた時もフーの話が出てきたことだし、ここはもう1回ザ・フーの勉強会をやってみるか。

 

1曲目は「Who are you」である。オリジナルメンバー最後の作品のタイトルナンバーである。曲も嫌いじゃないし、ロジャー・ダルトリーの声もOKである。これはもしかしたら大丈夫かもしれない。知ってる曲から攻めていこうかな。

 

2曲目3曲目は知らない曲なのでとばそうと思っていたらイントロがかっこいい。このままいってみよう。と簡単に路線変更する。(2曲目「Eminence Front」3曲目「Imagine a Man」)聴いてる間に調べると「Eminence Front」はアルバム「It’s Hard」(1982)に収録されていて、僕はちゃんとiPhoneに取り込んでいた。「Imagine a Man」はしっとり系のバラードで、オーケストラが効いている(どのアルバムかは分からなかった)。

 

4曲目「Pinball Wizard」。超名曲である。僕でも知っている。それにしても昔と変わらぬテンションで歌い切るロジャーは凄い。こちらもオーケストラがいい味を出しているが、名曲っぷりは全然変わらない。観衆も沸いている。


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5曲目「Hero Ground Zero」も知らない曲だ。これも調べてみると最新作「WHO」(2020)収録の作品だと分かった。それにしても3年前に新作を発表しているって凄いな。ストーンズキンクスもやってないことである。快挙である。フーはロジャーとピートの仲が悪くてもちゃんと仕事ができるコンビなんだ。エライ。大柄な曲というかドラマチックに盛り上がっていく曲だった。

 

6曲目「Join Together」はこんなタイトルのライヴ盤があったはずだ。イントロ短めですぐにロジャーのヴォーカルが入る。これはいい。どのアルバムに入っているのだろうか。前半はヴァイオリンがいい味を出している。これも大柄というか、だんだんと盛り上がる曲である。

 

7曲目の「Substitute」はアコギでイントロを奏でる。いいなあ。もしかしたら今の僕が一番好きな曲かもしれない。今までの僕は、こういうシンプルさをザ・フーに求めていたのだ。今日の勉強会では少しでもその枠を広げたい。

 

8曲目は「The Seeker」。これは勉強しなければいけない曲だ。タイトルだけは覚えているというやつだ。あれっ?イントロがかっこいいぞ。歌詞にボブディランやビートルズという名詞が出てきた。イントロのかっこよさから始まり、もうひと展開ある曲だ。これだよ、僕が苦手としていたのは。でも今日は素直に聴くことができる。とかいううちに終わった。これはオリジナルヴァージョンを聴くのが楽しみになったぞ。

 

9曲目、出た!「Won’t Get Fooled Again」!これもアコギヴァージョンだ。前にも聴いたことがあるが、この曲のアコギヴァージョンがいいのは分かっているので安心だ。オリジナルの怒涛のソロの場面もアコギ1本で弾き切ってしまうピートのギターは素晴らしい。シンプルながらとても雄弁なギターである。

 

1枚目の最終曲が「Behind Blue Eyes」である。出だし、もちろん最高である。この曲はその後コロコロ展開が変わっていくのについていけなかったが、今は楽しむことができる。弦楽器の響きも心地よい。全然違和感なく聴けたのは何でだろ?っていうくらいスッと僕の心に沁みわたった。

 

いやあ、サクッと聞けたな。40分くらいかな。書く時間も40分くらいで書けた。午前5時に始まったザ・フー第2回ザ・フーの勉強会はこうして無事終わった。ここで一旦終了にしよう。分かったことは、僕は自分でも知らないうちに「ザ・フー経験値」を上げていたようだ。どの曲もとても楽しむことができた。これは2枚目も楽しめそうだ。

 

 

 

 

これが、今日の朝に書いた文章である。しか~し、タイトルにもあるように、この文章はできれば全てdeleteしたい(でもセコイからしない)。こんなのがぶっ飛んじゃうくらいのアーティストを見つけたのだ。その名もジェイク・バグ。現在29歳の若者だ。その若者が19歳の時に作ったデビューアルバムを聴いてぶっ飛んだというわけだ。これはお薦めである。もしかして僕だけが知らなかったのかな?それにしても遂に2010年代のアーティストの虜になった、なることができた。僕は嬉しい。

 

ザ・フーについて書いた文章が吹っ飛んじゃうくらいなんだから、期待して聴いてみてよ。まずはこれ。「Seen It All」です。


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これは燃える。燃えるコード進行だ。何を歌っているんだろう?そんなことはどうでもいいくらい疾走している。もう1曲いこうか。「Someone Told Me」だ。これはギター1本である。


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どう?ギター1本でもいいでしょ?何となく初期のスザンヌ・ヴェガを想起させるギターだ。

 

 

ヴァン・モリソンがどうした、ブライアン・フェリーがどうした、ザ・フーがどうした、と書いてきた(全員お年寄りだ)が、今日からはこの20代の青年に入れ込むことにしよう。最新アルバムはダンス・ミュージックになってるっていうしな。じっくり聴いていくぞ。

 

 

 

 

 

今日は午前中、職員会議に出て、その後、ずっと職員室で仕事をして、昼食も職員室で摂った。学校研究の話し合いにも参加した。そこで「ん?」と思ったこともあるが、今日はここまでにしておこう。よく頑張った一日だった。

 

 

チャオ!