hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

明日もう一度行ってみよう

最近、プリントやテストを配るのに難儀している。手が乾燥して上手く配れないのだ。ちょっと前までは、結構自由自在に発汗させてうまい具合にプリントの枚数を数えることができたのに。今ではプリントを多く配り過ぎて後ろの児童が「余りました」と言って持ってくることが日表茶飯事になった。これはもしかして老化なのか?手がカサカサするって何だか老人になったような気分である。

 

 

さてと、今日は何を書こうかな。まずは散髪のことから始めるか。

 

今朝起きたら、むらむらと散髪がしたくなった。そこで11時に散髪屋に電話したら今から大丈夫だという。早速今日買う食材の紙をシャツのポケットに入れて、レッツゴーだ。今の散髪屋になって1年以上経つが、なかなか喋りやすい店主で、僕はここが人生最後の散髪屋になるだろうな、と思っている。家から20分程の距離なのに、そしてもっと近くにたくさん髪を切るところがあるというのに、僕は自分の野性の勘を信じてこの店に決めた。そしてその店は当たりだった。それ以来2カ月に1回、この店を利用している。散髪の話は以上。

 

 

散髪をしてから僕が向かったところは、「ロッキー」というレコード屋である。先週「六可レコード」の店主から聞いた店だ。グーグルマップで検索してみると、散髪屋から8分のところにあるという。これは行かない手はない。大体の場所は分かっていたが、自力では見つけ出せないところに店はあった。

 

玄関にはいろいろなポスターがベタベタと貼られている。僕の住んでいる町にこんな店があったなんて。と少しワクワクしながら入り口の扉を開けようとした。しかし開かない。鍵が閉まっている。おいおい、と思いながらもう一度ポスターを見てみると、ストーンズの「ヴゥードゥー・ラウンジ」のポスターを発見した。こりゃあ、明日もう一度行かねば気が済まないだろうな、と思いながらもと来た道を戻っていった。

 

さて、次は食材だな、と思った僕だが、いつものように「ふと」「『六可レコード』をのぞいてみるか」と思ってしまった。先週行ったばかりなのに何をするつもりなんだ、と思いつつ、いやいや店長と話をするだけでも楽しいから、と自分の中で言い聞かせて店に向かう。

 

店はちゃんと開いていた。店に入ると客が一人いる。しかし店長がいない。もっと若いお兄ちゃんがいた。仕様がないので、レコードを見ると・・・。やっぱりレコード屋って危険ですなあ。なんやかんやと欲しいレコードがあるではないか。ローリング・ストーンズの「アフターマス」、クラッシュの「サンディニスタ」、ザ・フーの「トミー」、他にもある。僕は毎週この店に通うことになるのだろうか。明日は「ロッキー」に行くつもりなのに、買っちゃったよ。ザ・フーの「トミー」を。2枚組で2500円だったもん、そりゃ買うでしょ。

 

 

僕がなぜ手が乾燥していることや散髪屋のことを書いていたかというと、「トミー」を聴きながら記事を書いているからだ。正直言うと困っちゃってるんだよね。「トミー」といえば、ロック界に燦然と輝く名作だよね?だからそろそろグッとくる曲が現われるはずだと身構えているんだけど、まだ来ないんだよね。弱ったな。これからいかに「トミー」に感動したか書くつもりだったのに。

 

でもピート・タウンゼントのギターは素敵だ。僕はコード一発でガーンと決めて弾くイメージを彼に持っていたから何だか繊細なギターを聴かせてくれるじゃないか、こんなギターも弾くんだ、ピートは、と思った。キース・ムーンのドラムも好調である。でもロジャー・ダルトリーのヴォーカルは今イチなんだよなあ。少年っぽく聴こえるのは、あれか?映画のせいなのか?それに組曲みたいに聴こえるのは気のせいかな。「シー・ミー・フィール・ミー」もピンと来なかったのは俺の耳のせいかな。まあ、まだB面が終わったばかりだし、C面D面でどうなるかは分からない状態である。ちょっと手を休めて聴くことに集中するとしよう。

 

 

そしたら来たよ、C面で「ピンボールの魔術師」が。これだよこれ、僕が待っていたのは。A面B面を聴いてこの曲がくると堪らなく気持ちいいな。すると再び「シー・ミー・フィール・ミー」が来たよ。C面は僕が期待したザ・フーサウンドに近いぞ。

 

D面で再び「ピンボールの魔術師」のリフが出てくるものの、もうひと盛り上がりしてほしいところだ。最後は再び「シー・ミー・フィール・ミー」か・・・。

 

 

これは、あれですな、サントラ盤ですね。と結論づけるのは性急すぎるかな。でもA面からD面まで通して聴いても、アルバムとしては何だか物足りない。映画を観てこそ、このアルバムの魅力がより一層伝わるのではないかなぁ。(←自信がない)僕は強烈に「フーズ・ネクスト」が聴きたくなったぞ。

 

でもロック界初の「ロック・オペラ」として認知されているはずだしな。僕の「ザ・フー耳」が鍛えられたらもっと違う聴こえ方がするのかもしれない。でもでもでも、ああ、こんなことならアップルミュージックでチェックしとけばよかった。もし「四重人格」が欲しくなったらちゃんと全曲をチェックしてから買うことににしよう。

 

というわけで「フーズ・ネクスト」を聴いているが、最の高である。これだよね、やっぱりフーは。2曲目の「バーゲン」なんてすんごくかっこいいぞ。そのまま素晴らしい楽曲が続き、その勢いはB面になっても変わらない。B面1曲目なんか「トミー」に入っているとそれだけでアルバムの評価が変わるのに、と思った。

 

 

 

今日はレコード屋「ロッキー」を見つけただけで良しとしよう。明日また行ってみよう。

 

 

今日は何だか夕食を作る気がしなかったので、ピアノ教室に行く妻に「すき屋」の「鰻牛」を買ってきてくれないかと言ってしまった。今日も先週と同じようにのんびりした土曜日だった。

 

 

おやすみ!